快晴。日ごとに暑さが増してきた。朝は涼しいのだが、そのうち暑くなるのだろう。ただ、今年は冷夏という予報が出ているが・・・。冷夏なら冷夏でいろいろと困るのかもしれないが。
今日は明日の準備、そして来週以降の準備もする。なかなか大変じゃ。
すでにお気付きの方もいらっしゃると思うが、最近は文庫や新書でさほど分厚くないのに、1,000円を超えるものが珍しくなくなってきた。私が学生の頃(1980年代後半)は、薄い文庫ならまだ200円前後の時代で、いわゆる選書(角川選書とか)でも1,000円を切るものが珍しくなかった(900円前後)。本が売れていたのだろう。300ページ前後の専門書でも、5,000円前後で買えた。
前にも申し上げたとおり、経済不況により本の売れ行きが悪くなり、値段が高い単行本は敬遠されている。代わりに文庫や新書のレーベルが増えたのであるが、もう飽和状態である。老舗が有利であるのは間違いないが、数が増えたので、本の寿命が短くなっている。そして、本を書くこと自体のハードルがかなり低くなった(私もその一人)。
ありていに言えば、①写真や図版の多いもの(文章は添え物)、②難しくなく「さくっ」と読めるもの、③値段の安いものが歓迎されている。考えて見ると、読者すべてが特定の事項について(歴史だけでなく)、専門的に知りたいわけではない。あまり労力を使わずに、すぐに理解できるわかりやすいものが喜ばれる(歴史に限らず)。かといって、読者に何が歓迎されるのかは、誰にも予測できない。
私の場合、一ついえることは、マジメにコツコツやるしかないという一言に尽きる。
シコシコと講演の準備中。実は、講演については、いくつかの鉄則がある。
その1 あまりに難しい話をしない。
→ 史料を掲出するのは結構であるが、できるだけ噛み砕いて説明をする。
その2 時間を守る
→ 時間超過は、来ている人の都合もあるので絶対に避ける。サービスなどと思ってはいけない。迷惑になる。
その3 悪口を言わない
→ 歴史上の人物や研究者の悪口を言わない。不快な思いをさせる。少なくとも自己主張の場でないことを自覚する。
今なら「軍師官兵衛」をご覧になって、講演を聞きに来てくださる方がいるので、ドラマの悪口を言ってはいけない。むしろ、ドラマをおもしろく見るために参考になる話をしなくては。話を聞きに来てくださった方が、「関係する本を読んでみよう!」と思っていただけたら、それで成功である。
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曇りときどき晴れ。梅雨に向かってまっしぐらというところか。
昨日の鎌倉の講演会は、100名余の方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。また、会場で本を購入いただいた皆様には、厚くお礼を申し上げます。
ところで、一昨日の記事で「拙著『人身売買・奴隷・拉致の日本史』が完売したことが判明した!」と書きましたが、これは私の壮大な勘違いでした。深くお詫び申し上げます。ただ、在庫が僅少になっているのはたしかなので、お早めにお求めくださいとのことでした。引き続きよろしくお願い申し上げます。
ここで一句。
勘違い とらぬタヌキの 皮算用
お粗末でした。
やや雨模様。最近は、朝から気温が高くなっている様子がよくわかる。
今日は鎌倉へ行って参ります。ここ数年では、2回ほど行ってきました。1回はある研究会の面々と、もう1回はある方とタダ券を使って、3つの博物館を回りました。果たして、今日は何人くらいお見えなのでしょうか???
ここで一句。
鎌倉で 握手会なし 当たり前
お粗末でした。
やや曇りっぽい。午後からは、雨らしい。傘の準備が必要だ。
昨日は、長浜市で官兵衛の話をしてきた。会場には、約120名の皆様。当地は、黒田家発祥の地ということもあって、非常に関心が高い。拙い話をご静聴いただき、誠にありがとうございました。また、館長先生からは御本を頂戴し、黒田家由緒の史跡をご案内いただきました。厚く感謝を申し上げます。
ところで、帰りの新幹線が問題であった。名古屋駅付近でワゴン販売が来たので(午後6時前)、
「弁当とビールありますか?」 と尋ねたところ、
「今、弁当を切らしていまして・・・」 とのこと。そこで、
「ビールを」 と頼んだところ、
「チューハイとハイボールしかなくて・・・」
とのこと。
「旅といえば、弁当とビールだろ。何で切らしているんだ!」 と叫びそうになったが、そこはぐっとガマンの子。これが始発列車や最終列車なら、弁当とビールがないのは理解できるが、午後6時前という絶好の時間帯になぜ弁当とビールがないのか??? 「たくさん頼んどけよ」と思った。やはり、読みが甘いのか、親方日の丸的な体質があるのか??? 「しまった。ホームで買っておくべきだった」と思ったが、すでに後の祭り。名古屋から新横浜までノンストップだ・・・。
とはいいながらも、終わったことなので、もうグチャグチャ言うのは止めよう。今日は江戸博の官兵衛展示のお披露目会に出席。こんなことも今年限りだろう。そして、明日は鎌倉へ行く。ちーと、遠いな。長浜も遠かったけど。
ここで、一句。
弁当を 切らして悲し 陸の旅 新幹線 ビールは 補充しておけよ 長浜へ 行って市川 大返し 鎌倉へ 行って市川 大返し お粗末でした。
大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を更新しました。こちら。 今日は江戸博で内覧会に参加した。なんとそのオープニングに中谷美紀さんが登場! しかし、老眼なのかはっきりと見えず、非常に残念でごじゃった。肝心の展示は、黒田家の名宝はもとより、兵庫県を中心に各地の珍しい資料が展示されているので、ぜひお訪ねくだされ。図録もなかなか充実しておりまする。
弁当の件は、みなみさんご指摘のとおり、車内や駅の弁当屋で買うのはブルジョア。コンビニは普通。ボンビーはスーパーでというのが鉄則である。たぶん、倍くらいは値段が違うだろう。でも車内酒盛りは、ときに隣の人に迷惑を帰ることがあるので要注意(酒や弁当のにおいとか)。
ところで、今日、柏書房さんから通知が来て、拙著『人身売買・奴隷・拉致の日本史』が完売したことが判明した! 重版になるかどうかは不明。あまり売れているという実感がなく、編集や営業担当の方が「売れています」とおっしゃるものの、それは著者を悲しませないための配慮と思っていた。値段が高い本は売れにくいのであるが、本当に読者の皆様、柏書房の編集、営業のご担当者様に大感謝です。誠にありがとうございました。
ここで一句。
品切れや われの生活 変わりなく
お粗末でした。
快晴であるが、部屋に吹き込む風は冷たい。明日は長浜市へ。最後のツメだ。
今年限りであるが、あっちこっちにお邪魔をしている。誠にありがたいことだ。しょせん、物書きは人気商売なので、今年限りということになろう。まあ、でも今後のことがあるので、がんばらなくては。最近は、監修の仕事も少しある。誠にありがたい。ということなので、
原稿執筆でも講演でも監修でも、何でもやりますので、ご連絡をお願い申し上げます。 どの世界でも人気を保っていくことは、非常に難しい。ある元トレンディー俳優などは結婚と離婚を繰り返し、今の嫁ハンだけでなく、前妻や前々妻との子供も含めて、プライバシーを切り売りしながらテレビに出ている。子供たちも、その恩恵を受けているようだ。最初は、なんと浅ましいことかと思っていたが、彼らも必死なのだろうと思うようになった。でも、彼ら一族がテレビの画面に写ると、ついチャンネルを変えてしまう。
一頃、子沢山で話題をさらった●●●・●●●も同じかもしれない。やはり結婚と離婚を繰り返し、どんどん子供を生んで、ついには本を書いたりテレビに出たりして、それなりの売れっ子になった。元妻も子供もグラビアだの本の執筆で話題になったようだ。それで生活が成り立つなら、結構なことではある。ただ、世間は冷たいもので、彼らはプライバシーがおもしろいのであって、「芸」を評価されているわけではない。あまり長続きしなさそうだ。
などと言いながらも、しょせんは他人のことなので、どうでもいいことだ。
疲れたと 小言言う間に 一仕事 今日の一句でした。
☆「北播磨官兵衛フォーラム」西脇市「官兵衛の里」推進協議会主催 6月29日(日)。申込等は、
こちらから。
しつこいようですが、『年報赤松氏研究』と『十六世紀史論叢』をよろしくお願い申し上げます。 準備もろもろでヘロヘロだ。明日のために、次に一句。
長浜へ 行けば黒田家 近江説
お粗末でした。
快晴。外は日差しがきついが、中は寒い。なんとも奇妙な天気。今日は、13時30分から近所の大野公民館で講座。大いに楽しみである・・・。
ところで、2011年8月に洋泉社・歴史新書yから『戦国の交渉人 ―外交僧安国寺恵瓊の知られざる生涯―』を刊行した。副題のとおり、安国寺恵瓊の生涯をたどった迷著(?)である。以前、アマゾンを見たとき、中古品しかなかったので、編集者の方に尋ねると「社内在庫なし」ということであった。洋泉社のHPからも消えていた。つまり、いわゆる書店の店頭在庫か中古品しか世に出回っていないことになる。品切れは残念であるが、在庫がなくなったことで一安心した。
どこの出版社でもそうであるが、やはり発売して一ヵ月せめて二ヵ月以内が重版のギリギリのタイミングであろう。というのも、一ヵ月経つと新しい新書が刊行され、棚に並ぶからだ。古い本は下手をすれば返品される。なので、よほどの勢いで売れていないと重版しない。倉庫に在庫がたまるので(不良在庫で課税対象。倉庫代もかかる)。ましてや1・2年後に品切れになっても・・・、ということなのだ。でも、品切れになったことは、よいことだ。持っている方は、大事にしてください。
ちなみに、アマゾンを見ていると、『奪われた「三種の神器」―皇位継承の中世史―』講談社現代新書も在庫がなくて、kindleしかない。こちらも品切れなのか? でも中古品がでていないな??? こちらが仮に品切れであっても、重版は難しい。その理由は、先述のとおりである。
しかし、いずれにしても、いろいろな出版社から、いろいろな本を刊行していただいた私は、大変幸せな人間なのだ。もちろん、いろいろな人の助けがあってのこと。その幸運をかみ締めつつ、次回作にトライする。がんばろう! ブクブクブク・・・。
快晴。またもや暑いくらい。それにしても、世の中にはいろいろな事件があまりに多く、何とも暗くなってしまう。明るい世相になってほしいものだ。そのためには、ワールドカップで日本が優勝することであろう。経済効果もすごいはずだ。
ところで、この前、晩御飯を食べながら、テレビを見ているとお隣の船橋市の特集を組んでいた。まず、船橋市は便利なところだといって、東京ベイあたりの商業地域(南船橋)や百貨店などが取り上げられていた。実は私も承知していなかったのであるが、驚いたのがB級グルメの存在だった。次のものである。
・ソースラーメン
・すずきめし
・小松菜ラーメン
ソースラーメンは、ダシにソースを用いているもの。すずきめしは、魚のすずきの炊き込みご飯をライスコロッケ風にしたもの。小松菜ラーメンは、船橋の名産・小松菜をミキサーにかけて、スープに用いたもの。どれもおいしそうだった。
市川市にB級グルメがあるのかなあと思ってネットで検索すると、特段見つからなかった。いろいろな意味で、お隣の船橋市に負けている市川市。せめてB級グルメを開発して、勝ってほしいものだ。ちなみに市川市の名産は梨であるが、船橋、松戸、鎌ヶ谷、白井でも栽培が盛んである。ピーナッツは八街市が名産である。八街産のピーナッツは、値段が高い。
さて、先日、赤松氏の論文集の原稿を提出したが、来年は山名氏の論文集の刊行をを計画している。生きている内に刊行できたらよいが。とにかく、がんばるしかない。
そういえば、ゆるキャラでいえば、千葉県は「チーバ君」、船橋市(非公認だが)はすっかり全国区になった「ふなっしー」が存在するが、市川市は・・・ない。実はいるのだが、「マナーマン」「まなリン」「てこなちゃん」と知名度はかなり低い。ほとんど聞いたことがない・・・。がんばってほしいものである。
今日の昼食は、豚のしょうが焼き。豚(50g)+にんにく少々+タマネギにしょうが焼きのタレをかけるだけ。これに、キャベツの千切りと味噌汁。夜は、アジフライ(1つ)にキャベツの千切りと味噌汁。チープなもの食っているなあ、と。
それにしても天候不順というべきか、日中は暑く、夜は冷え込む。気をつけてくだされ。
『十六世紀史論叢』と『年報赤松氏研究』の在庫があるので、どうかよろしくお願い申し上げます。ただし、『年報赤松氏研究』3・4号は、在庫僅少です。お急ぎください!
図録への投稿依頼が到来。誠にありがとうございました。がんばります!
雨。気温も低い。夕方になれば、雨も止みそうだ。
いつも気にしているのだが、ブログの内容が似たようなものになっている。理由は簡単だ。人に会わないので、話題がないからなのだ。ほとんど引き籠り状態なので、会話がない。せいぜいマンションのエレベーターで「今日は良い天気ですね」などと話しかけるくらいだ。つまり、「壊れたカセットテープ状態」といえよう。人との交流が必要である。
ところで、先日、奨学金問題対策全国会議編『日本の奨学金はこれでいいのか! ―奨学金という名の貧困ビジネス―』(あけび書房)を読んだ。NHKでも特集をしていたが、実に深刻な問題である。
奨学金というのは、給付型を除くと借金(教育ローン)である。借りたものは、返さなくてはならない。しかし、今や日本人のライフサイクルは狂っているので、返したくても返せない現状にある。
昔ならば20代で結婚し、子供をもうけ、マイホームを建てながら、奨学金を返済するというモデルがあった。もちろん、年功序列型の賃金なので、ベースアップも含め、毎年給与が右肩上がりという構造である(もちろん例外もある)。親も家族のために必死に働き、やや大袈裟かもしれないが、それがやりがいという時代でもあった。そして、老後は年金をもらいながら、悠々自適という生活である・・・。
しかし、今はそういうモデルは成り立たない。つまり、
・高卒では就職が難しい。
・仕方がないから大学へいくが、やはり就職は難しい。
・正社員になれたらラッキーであるが、最初からアルバイト、派遣社員といった非正規も珍しくない。
・せっかく正社員になっても、すぐやめる(やめざるを得ない。ブラック企業問題など)ことも多い。
・金がないので、結婚もできず、子供もおらず、マイホームもない(生活だけで苦しい)。
・以上の結果、奨学金を返す余裕はない。
ということになろう。
公表される大学生の就職率は、ほとんどあてにならない。卒業生全員が分母になるのではなく、就職希望者が分母になる。もちろん進学者は除くべきであるが、最終的に内定届(あるいは就職が決まらなかったという届)を出した人数が分母になる。就職が決まらなかった多くの人は、決まらなかったという届けを出さない。そうなると、どんどん分母が小さくなるというしくみだ。ついでにいうと、就職した人に含める人数は、正社員も非正規もゴチャゴチャのところが多い。実感としては、60%くらいの就職率(正社員)ではないか。せっかく就職しても、短期間で辞める人も多い。
実は奨学金の返済が滞ると、かなり高額な延滞遅延金などが課せられる。また、そうした状態になると、返済しても返済しても、返済金は利息に充当されて、元金に充当されない。いつまで経っても、元金は減らないのだ。「勉強もできないのに大学に必要もない」とか「金もないのに大学に行く必要はない」などと言う人もいるが、先述のとおり、大学に行かないと就職が厳しいという現実がある(行ってもあるという保証がないジレンマ)。
今や金融業に特化した奨学金事業。回収には、専門の会社に業務委託を行なっている。せめて、高額な延滞遅延金だけでも何とかならないかと思った次第。困った人は、すぐに相談窓口へ。
快晴。朝から日差しはきつい。日増しに強くなっていくような・・・。
今日はテレビの話題。
市川市には、ケーブルテレビがある。というよりも、詳しく承知していないが、千葉県内の各市にはそれぞれのケーブルテレビがあるようだ。市川市のケーブルテレビは、やはり通販が主体(特に深夜の時間帯)。そのほか、地元のローカルニュース、飲食店の案内や史跡紹介の番組がある。私が定期的に見ているものはない。でも、貴重な存在かもしれない。
千葉県全体では、チバテレビというローカル局がある。昔のドラマの再放送、韓国ドラマもろもろが主体で、自主制作の番組は少ない。それは、ほかのローカル局と同じだ。未だに古いアニメや「太陽にほえろ」(ほかに時代劇)を流していて、オールドファンにとっては、ありがたい存在かもしれない。また、地元千葉ロッテ・マリーンズの試合も流れている。ただ、よくわからないのが、カラオケの番組が多いこと。しかも朝からやっているようだ。
そして、首都圏をカバーしているのが、テレビ東京とTOKYO-MX。私は普通の民放よりも、この二つのほうが好きだ。テレ東は、最近収益が上がっているようだが、番組作りに特色がある。また、TOKYO-MXは、古いアニメがよい。昨日も「北斗の拳」を堪能したが、ちょうどジュウザが出てくるシーンであった。これからも期待したい。
ということで、今日も突貫工事である。
遅々として進まず。情けない。
gooに「あなたが「割高だと思う料理(外食など)」は?」という質問があった。貧乏くさいが、私見を述べると次のとおりである。
関西の人が大好きな、
・お好み焼き
・たこ焼
・やきそば
については、割高感がある。たしかに人件費だとか、高熱水費、家賃が含まれているのは承知しているが、家で作ればたぶん1人前で200円程度のものであろう。やきそばに至っては、100円前後ではないだろうか?とにかく安く作れる。関東では、お好み焼きがおおむね1,000円前後するのではないだろうか???
次に、駅弁。安くても1,000円前後はする。スーパー、コンビニ、弁当屋の弁当が、300円から500円くらいなので、高いなと思う。テレビで特集が組まれるように、「うまい!」と思う弁当に出会うことは、そんなにない。以前書いたとおり、崎陽軒のシュウマイ弁当をいつも食べているが、今やシュウマイも12個入りで100円くらいの時代なので、750円の弁当は高いといえば高い(シュウマイの材料が違うのだろうが)。
値ごろ感でいえば、うどん、そばなどは安いように思うが、3玉100円のうどんに150円の掻き揚げを買ってくれば、1人前で200円くらいか? そう考えると、金町うどんの激安そば(ぶっかけの掻き揚げ乗せ)が食べたくなってきた(今なら300円くらいだろうか?)。
まあ、手間さえ惜しまなければ、自分で作るのが安い。ただ、最近は激安弁当が激化しており、金町でも200円弁当が売られており、30円のコロッケ(ほかの惣菜もめちゃくちゃ安い)などどともに、飛ぶように売れていた。材料は何を使っているか不安であるが、漫画「おいしんぼ」に出てくるような高級食材でないことは、容易に想像される。
快晴。夜に窓を開けて寝ると、死んでしまうので注意せよとのことでした。気をつけましょう。
今日は道の話。
概して千葉県は道が細い。最悪である。歩道がないところも珍しくない。市川大野駅から拙宅までは、片側に歩道があるだけ。しかも、二人並べる程度なので、その狭さがわかるだろう。したがって、歩道ではなく、車道を歩いたりする人も珍しくないのだ。ついでにうと、車道も法律ギリギリの狭さではないだろうか?とにかく歩道も車道も狭い。周辺の船橋、松戸も同じ状況である。
ただ、柏市や千葉市は都市計画が行き届いているのか、道は広い。習志野市から千葉市に入ると、道は一気に広くなる。その代わり、千葉市内は幕張駅も千葉駅もほとんど人が歩いていない。かなり人工的な印象がある。柏市も大津が丘辺りは交通量が多く、かなり道が広い。森田健作知事に道の拡張工事をお願いしたい。危ないので。
今日はとりあえず、大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を書いた。レジュメの準備など、突貫工事は続く。
大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を更新しました。こちら。
快晴。もう初夏の陽気だ。でも、部屋にいると、冷たい風が入ってくる・・・。
閑話休題。
今日は、ラーメン屋さん「大草原」のこと。「大草原」は、厳密に言うと松戸市に所在する。特長は、とにかくボリュームがあること。平日のランチは、味噌ラーメン+小ライスで630円というコスパの良さ(ほかに、しょうゆ、塩がある)。毎回、サービス券をくれるのだが、これで味付け卵かライスのサイズアップをお願いできる。また、10枚貯めると、ギョウザが1人前サービスとなる。スープが濃厚で実にうまい。味を変えるときは、すりおろしたニンニクをたっぷり入れる(どうせ自宅で仕事してるし)。また、たくあんも食べ放題(?)。
750円の鳥のから揚げ定食もうまい。量がかなり多く、普通の人ならば、定食を1つ注文して、別にライスを頼み二人でシェアするのがいいのかも。ほかの定食類も充実しているが、鳥のから揚げが一番人気のようだ。
などと暢気なことも言っておられず、昨日の作戦会議を踏まえて、今日も執筆に励むのみ。
産経新聞に拙著『人身売買・奴隷・拉致の日本史』柏書房の書評が掲載されました。こちら。
朝から日差しがきつい。今日は講座。がんばろう。
毎日、毎日が拷問のようなものであるが、助けてくれる人がいるのはうれしい。先日も某雑誌に執筆を頼まれた。早速、関連資料となる書籍を図書館から借り出すよう手配した。
ニュースによると、カツオが高いらしい。しかし、安くなったり、高くなったりなので、またいつかは安くなることがあろう。「高いなら 値下げを待とう 初ガツオ」ということになる。
ところで、このブログ。息抜きとボケ封じを兼ねて書いているのであるが、変換ミスによる誤字脱字があったり、文意がよくわからなかったりと、誠に情けない限りである。気にしない人だけ読んでください。そもそも他愛ないことを書いており、厳密に校正する気持ちはないので(催しの告知は別)。
快晴。もう日差しは暑いくらいで、ほとんど初夏の趣き。でも、窓を開けると、冷たい風が入ってくる。これが不思議。夜に窓を開けて、風邪をひかないようにしてください。
昨日の続き。
近所にラーメンショップなるチェーン店がある。たしかに、千葉県内でたまに見かけることがある。wikiで調べてみると、チェーン店でありながらも縛りがゆるく、メニューや味は店長に任されているようだ。
私の近所の店は、中国人の方が店主なのだろうか。店名にラーメンとありながらも、ラーメンは少し私の口にあわない。食べるのは「豚キムチ丼」600円。本体にスープ(たぶんラーメンスープ)、ミニサラダ、ミニ冷奴がつく。とにかく量が多い。豚もたっぷり入っている。丼ものは、ほかに「豚のしょうが焼き」などがある。カレーは食べたことがないが、別の人が食べているのを見ると、なかなかのボリュームだ。やはり600円。
店には、工事関係者が多いせいか、定食のボリュームがすさまじい。定食も「豚キムチ」「豚のしょうが焼き」などがあるのだが、これにラーメンがついて900円。なくても800円くらい。初めて頼んだとき、目の前にラーメンがドンと置かれたので、非常に驚いてしまった。全部食べると、ゲロを吐きそうになる。マジで。ちなみに、昼からギョウザなどをつまみにして、飲みまくっているおじいさんもよく見かける。
ところで、明日は下記のとおり講座があります。ご都合がつくようでしたら、ぜひご参加ください。
☆講座「戦国時代の史料を読んでみよう―『黒田家譜』から官兵衛の生涯を探る―」 ①講 師:渡邊 大門(わたなべ だいもん)
②内 容
2014年の大河ドラマは、黒田官兵衛孝高を主人公にした「軍師官兵衛」が放映されます。官兵衛にはユニークなエピソードが数多くありますが、あまり研究されていない人物でもあります。この講座では、官兵衛の伝記史料である『黒田家譜』を読み、その生涯をたどりたいと思います。しかし、17世紀に成立した『黒田家譜』は、後世に編纂された史料であり、誤りがあるのも事実です。そうした不備を補うべく、『黒田家譜』のほかに当該期に発給された史料用いて、官兵衛の生涯を探ります。
『黒田家譜』は比較的読みやすい史料です。言葉の意味を記したプリントを配布し、解説をいたしますので、古文などが苦手な方でも大丈夫です。奮って参加してください。また、参加者の皆さんも積極的に意見を述べていただき、実りある講座にしたいと思います。
③日 時:2014年5月17日(土)14時30分~16時40分(途中10分休憩)
④場 所:日本史史料研究会石神井公園研究センター(西武池袋線石神井公園駅より徒歩約8分)
⑤定 員:25名
⑥参加費:2,000円(会場費・資料代)
⑦参考文献:渡邊大門著『誰も書かなかった 黒田官兵衛の謎』(中経の文庫)、渡邊大門著『黒田官兵衛・長政父子の野望―もう一つの関ヶ原―』(角川選書)、『黒田官兵衛 作られた軍師像』(講談社現代新書) ※なくても大丈夫です。
⑧申込先:
日本史史料研究会※当日参加でも結構ですが、資料準備の都合上、できるだけ前日までにメールで参加申し込みをしていただけると助かります。
追加情報☆上総大多喜城立葵の会主催歴史研究講座「黒田官兵衛そして本多忠勝」上総大多喜城立葵の会主催 6月14日(土)。申込等は、
こちらから。
曇り。昨晩遅くは雨が降ったようで、路面が濡れている。夕方まで雨の予報であったが、今は止んでいるようだ。昼は暑く、夜は寒いが、今日は全般的に気温が低めとのこと。
昨日の続き。
今や、日本全国どこに行っても、いわゆる外食のチェーン店が乱立状態になっている。それゆえ幸か不幸か、町並みはどこも似たような感じで、道路に外食チェーン店の看板がずらりと並んでいることも珍しくない。チェーン店の場合は、「安い(高いところもある)」「味がわかっている」などの理由から、せっかく旅行に行っても、利用することが少なくない。逆に、個人経営の店は、それなりに特色がなければ、厳しいのかもしれない。
私も近所の店ならば、バーミヤン(下貝塚店)をよく利用する。とはいっても、ほとんどがランチなのだが。バーミヤンに行ってありがたいのは、読売新聞をくれること。それを読みがら料理を待つ。ところが、バーミヤンは中華料理なのであるが、ランチ・メニューは洋風にちょっぴり中華チックな装いをしているという特色がある。スープはお代わりし放題。ライス大盛は無料である。実は、1,699円(税抜)で「しゃぶしゃぶ食べ放題」というのがあり、一度、朝、昼を抜いてさらに運動をして、究極の空腹状態でチャレンジしたいと思っているが、未だ実現していない。
今日もいろいろと突貫工事。
今月下旬から、怒涛の講演ラッシュが続く。今年だけだが。参加者の方は、圧倒的にご年配の方が多い。平日の昼間の講演となると、ほぼ100%が60歳以上の方になる。
いつも準備をしていて気になるのが、「どんな話を楽しみにされているのだろうか?」ということに尽きる。たくさん史料を配布して、学会さながらに解説を加えるということは、いまさらではないがNGだ。そういうことを期待しているのは、ほぼ皆無である。かといって、ムチャクチャでも何でもいいから、聴衆者が喜べばよいのかといえばそうでもない。そこが難しい。
今年は明らかに大河ドラマの影響が大きいので、ドラマと対比させながら、「本当はこうだったんだよ」というのは理解を得やすいようだ。笑いを誘うように、努力も惜しまないことだ。あからさまに「あの説はデタラメ」だとか、「ドラマはムチャクチャだ」とかいうのもNG。不愉快である。ほかの研究者を罵倒して、自説を滔々と述べる人もいると聞くが、それは真似したくない。聴衆は自慢話や人の悪口を聞きに来ているわけではないので。とにかく楽しんでいただいて、歴史を好きになっていただくことが肝要に思えるのであるが、いかがであろうか。
先日、引き出しをゴソゴソ探っていると、ウォーターマンの万年筆が出てきた。これは、●●旅行に行ったときに、本場のフランスで購ったものだ。もう1121年前の話。非常に懐かしかった。カートリッジ・インクも出てきた。当然、今のままの状態では使えないので、水に一晩漬けておいて、固まったインクを溶かした。書いてみると、書き心地が滑らかだ。また使うことにしよう。字はへたくその極致であるが。
万年筆も出てきたし、サインしますよ!
今日は、下手をすれば真夏日になるらしい。死なないように気をつけましょう。
今日は、近所で食事ができるところを。
住宅街なので、さほど食べるところが多くないと思っていたら、これが以外に多かった。
・中華料理屋・・・8軒。
・すし屋・・・3軒。
・蕎麦屋・・・3軒。
・ファミレス・・・2軒。
・焼肉屋・・・3軒。
・焼き鳥屋・・・2軒。
・居酒屋・・・4軒。
これは思いついたところを勘定しただけなので、正しい数字と言えないかもしれない。分類も必ずしも正確とは言えない。一つ言えることは、私の行く範囲が極めて狭いということになろう。それにしても、日本人は中華料理が好きだ。最近は、いわゆる定食屋が減ったような感がある。気のせいだろうか??? 私は別に外食が好きなわけではない。やはり、家族で食卓を囲み、手作りを味わうのが一番だろう。
前にも書いたとおり、ランチを外食でいただく場合は、自分で簡単に作れるものは極力避けている。たとえば、定食ならば「さばの塩焼き」「豚のしょうが焼」「焼肉」などなど。そんなのは、簡単に作れてしまう。逆に、揚げ物は作るのが面倒で(油が余ったり)、中華も材料を揃えると余ってしまう。麺類はうどんよりも蕎麦を優先する。ラーメンは別格だ。
外食で問題なのは、量を食べ過ぎることだ。もともと卑しいのか、「ご飯大盛無料」とあれば「大盛」をお願いし、「ご飯お代わり無料」とあれば、お代わりをしてしまう。「麺増量無料」も同じ。また、サイドメニューも無料ならば、ついつい食べてしまう。もう行かなくなったが、バイキングなどは最悪だろう。これが悲劇へとつながっていく・・・。高血圧とか、太るとか。
一度、そうしたサービスをしている店に行ったとき、ご年配の紳士が「ご飯は小で」とオーダーしていた。そして、ささっと昼食を済ますと、さっさと出て行った。あんなオシャレなオヤジになりたいものだ。
「終わった」というのは、「はじまり」でもある。また、別のことをはじめる。この繰り返し。
これは、その世界でも同じかもしれないが、「忙しい」というのはありがたいことなのだ。経験的にいえることは、暇な人間ほど時間を持て余し、余計なことをするものだ。屁の役にも立たないし、当然、業績も上がらない。しかし、人の成果には難癖を付けるという、典型的な悪循環となる。
忙しい人間は、そうはいかない。手際よく仕事を済ませ、どんどんこなしていかなくてはならない。もちろん、つまらない輩など相手にする暇はない。よくいわれるとおり、忙しい人には仕事が集まる。それだけ評価されているからだ。私もそうなりたいものである(ということは、まだ私は有能な人間ではない)。
雨。しかし、午後から徐々に晴れていくらしい・・・。
あまり深く考えていなかったのであるが、今年6月はサッカーのワールドカップが開催される。昨日は日本代表が決定したが、選手の名前はほとんど知らない。私がサッカーをしていたのは、中学生のときなので、今から30年以上も前になる。当時の日本代表はほとんどがアマチュア選手で、韓国や北朝鮮、中国、アラブ諸国にはまったく歯が立たなかった。たまに予選で惜しいところまで行くのであるが、いつも代表を逃す。
ヨーロッパのチームと戦うときは、Bチームしか相手をしてくれなかった(それでも強いが)。一度、マラドーナがボカ・ジュニアーズを率いて、キリンカップで日本代表と戦うことになったが、やってきたのは2軍だったこともある。それでも日本代表は、こてんぱんにやられていて、見るに耐えなかった。もう最晩年に差し掛かっていた釜本が、代表に復帰するとかしないとかいわれていたほどだ。今回は優勝して欲しい。
ところで、今朝も地震があった。関東では、たびたび震度4・5クラスの大きな地震が起こる。私はたぶん『日本国語大辞典』や『国史大辞典』に埋もれて死んでしまうのであろう。
大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を更新しました。こちら。 どうも疲れが抜けきらず、情けない限り。こればかりだなあ。昨晩、「北斗の拳」を見ていたが、ラオウ、ケンシロウ、ジュウザの闘気は凄まじい限り。私も何とかならないだろうかと思うばかり。もう少し、もう少し・・・。ゴールは、もうそこまで来た、と思う・・・。 大変遅くなりましたが、ただいま脱稿いたしました。脱腸ではありません。
今日も晴れ。良い天気だ。それにしても忙しさが激烈で、気が狂いそうであり(すでに狂っている)、連日の突貫工事が続く。このあとも、本の執筆や講演も控えているので、ここががんばりどころ。
10日の史跡見学会では、大失態を演じてしまった。以下、列挙。
・11時頃にJR柏駅に到着し、食事を済ませて増尾駅まで歩いていったが、途中で迷子になり、30分も遅刻してしまった。まことに申し訳ございませんでした。
・今回の経路では、城のほかに見るべき史跡が乏しく。ひたすら歩く「死の行軍」になってしまった。千葉独特の細い道が続いたため、隣の人との雑談も難しく(1列になるので)、いつもより疲労感が大きかった。
・4つの城をめぐり、うち一つは公有地にあるため、内部での見学が不可能であることは承知をしていたが、もう一つの城も私有地にあるため、見学が叶わなかった。残念無念。
6月は忙しくなるので、どうなるか思案中です。さあ、「軍師官兵衛」の原稿を見直そう・・・。
外は風が強く、それはまるで私に対するもののようだ。昼食を済ませると、いつもながらの睡魔との闘いである。誠に情けないが・・・。そして、執筆は牛歩のごとし。
歴史の本を読まれる方には、いくつかのタイプがあることがわかった。
(1)大河ドラマなどでブームになった人物などについて、いちおうは知識を得たい。がっつり分厚い本よりも、図版が多かったり、文庫などで簡便に読めるものを優先。
(2)歴史に詳しいのであるが、自分の知識を再確認したい方。
(3)同じく歴史に詳しいのであるが、さらに新しい知識を得たいという方。
(2)の場合、本を読んでいて自分の知っていることが書いていなかったりすると、本の著者が無知なのではないかと手厳しい。(3)については、記述が平板でこれまでのものと内容が変わらないと、同じく本の著者が無知なのではないかと手厳しい。ただ、(2)については、紙幅の関係もあって、すべて触れることが不可能である点を考慮いただきたいものだ。
結論からいえば、読者すべてが歴史に詳しいわけではない。私の感覚からすれば、新書、選書クラスで骨のあるものは、それなりに売り上げに限界がある。むしろ、Q&A方式のものや漫画になっているものや図版の多いものが人気があるようだ。できれば安くて、ささっと読めるやつ。別に歴史の素人が書いても構わない。
研究者の人は「あんな歴史も知らないような素人が書いて」と怒るが、読む人は玄人が書こうが素人が書こうが知ったことではない。読みやすくておもしろければよいのだ(おもしろさのグレードは別)。たしかに文章の達人は、史料や先行研究を深く詮索することがなくても(歴史研究のトレーニングをしていないので)、読みやすく面白いのは事実である。それが良いのか悪いのか、私にはわからない。
ただ、「日本人であるならば、学界の最先端の研究を知っておく必要がある」だとか、「歴史の専門的トレーニングを受けていない素人が歴史の本を書くべきではない」とか、そういうのは極端すぎて同意できない。だいたい、そんなことが実現したら、気持ち悪くて仕方がないだろう。
晴れ。今日は史跡見学会。11名の参加。楽しみである。
表題の暗い世相。現代社会は、何かにつけ「減点主義」である。できて当たり前で、仮にできたとしても、褒められることはない。1990年代から企業に導入された成果主義も同じであり、方法はいろいろらしいが、減点主義でないと成り立たないのは確かだ(総人件費が上昇するので)。結局は、「人の好き嫌い」で判断される傾向にある。こういうことが徹底されると、仕事の中身が評価されているとはいいながらも、結局は人格否定につながり、精神が病んでいく。誠に恐ろしい時代になったものだ。
仕事でも何でもそうであるが、「褒め7割・8割に対して、助言3割・2割」でいきたいものだ。褒めることによって、人はやる気を出し、有益な助言を与えることで成長するものである。
ところが、現実はいささか違うようだ。
私が知ったある若い研究者は、ある先輩に強い嫌悪感を抱いていた。理由を尋ねると、ろくに論文を書いたこともないのに、がんばって論文を書き、実績を挙げた後輩をいじめるというのだ。「この程度でつけあがるなよ」とか。また、論文をほとんど書かないのに、論文の書き方と称して、後輩に「論文指導」をするとのこと。そのくせ、偉い先生や先輩にはペコペコしているらしい。唯一の誇りは人脈があるとかで、たくさんの著名な研究者を知っているだけ。誠にミジメとしかいいようがない。
以前、かくなる私も、陰で悲惨な目に遭ったことがある。私が「物書き」で「歴史で汚い金儲け」をしていることが気に入らず、私を排除しようとあっちこっちに私の悪口を言う人がいた。「物書き」であるのは事実であるが、「歴史で汚い金儲け」をしているというのは事実無根である。儲けたいのはやまやまだが、そうは簡単にいかないし、法に触れるような悪いことをしているわけではない。
実際は「歴史の本を書いて辛うじて生活している」というのが正しい。私はその人と1回しか会ったことがなく、私が何か不快な思いをさせた記憶はないのであるが、何の根拠もなく、そのように一方的な嘘を撒き散らしていたのである。その話をある方から聞いたとき、非常に驚いた。歴史の研究をしているのなら、ちゃんと根拠を示して欲しいものである。
世の中には偏見も多いが、少なからず助けてくれる人がいる。それが唯一の救いである。私自身も楽して本を書けるとは思っていない。編集者の方と企画を相談し、執筆テーマを決めるのであるが、これが第一関門である。そのために資料(著書、論文、史料)集めをし、できるだけ良いテーマをということになる。人に「本を買ってください」とお願いしているのだから、できるだけ新本、古本問わず買うように心掛けている。
ただ、残念なことに、自分がテーマとしている赤松氏などが本になることはまずない(売れ行きが期待できないので)。必然的に話題性のあるテーマになる。出版社も慈善事業でやっていないので、それは当然のことだ。書き出すと、朝から晩までかかりきりである。編集者の方もそれが仕事の業績になるので、私も暢気なことはいってられない。まさしく一蓮托生である。
別に「同情してください」とはいわないが、妙な偏見を持って、あっちこっちに根拠のない悪口を言いふらすのは止めてほしいものだ。特に、一般の人よりも、研究をしている人のほうがその傾向が強いように思う。ホセ・オルテガ・イ・ガセトの指摘していることは、どうやら正しいようだ。
晴れ。今日は近所の大野公民館で講演。近いのが一番だ。
STAP細胞にしても、韓国の沈没した船にしても、相変わらず釈然としないことが多い。とにかく、すっきりとしてほしいものだ。
先日、『日本の奨学金はこれでいいのか! 奨学金という名の貧困ビジネス』(あけび書房)という本を読んだ。以前、NHKでも特集を組んでいたので、この問題は多くの人の関心をよんでいる。
私は奨学金を借りていなかったのだが、これは身につまされる問題である。一文無しの若者に対して、延滞金を含めた高額な支払いを強要し、なお一歩も引かないというのには驚いてしまった。サラ金も闇金もビックリということらしい。私が働いていたときは、旧日本育英会のずさんな奨学金の回収システムに驚いたが、こうも正反対に振り子が振れてしまうのか。困った人は、とにかく相談窓口に飛び込んで欲しいということだった(特に、支援団体の窓口)。
そして、今朝の新聞では「消滅可能性のある自治体」が話題になっていた。「子どもを産む人の大多数を占める「20~39歳の女性人口」が2010年からの30年間で5割以上減ること」が指標になっており、896自治体が該当する。これは深刻な問題である。千葉県でいうならば、千葉市より東の地域がかなり該当する。そうなると地方自治も成り立たなくなり、大都市に人口が集中することが懸念されるとのこと。特に、地方都市が深刻だ。
「消滅可能性」といえば、自分自身のことが一番心配だ。消滅しないように、今日もがんばらなくてはいけない。
昼のニュースを見ていると、レツゴー三匹のじゅんさんが亡くなったと報道されていた。レツゴー三匹といっても、子供の頃の漫才番組で見た記憶があるくらいで、ほどんど忘れていた存在であった。意外と若いと思ったので(68歳)、大変驚いた。今や漫才は芸として成り立たず、漫才師はMCと称する司会や内輪の暴露話か、はたまた高学歴の者はクイズ番組の解答者になるしかない。食うためには仕方がないので、理解はできる。こうなると、漫才師といえないかもしれない。
父は漫才や落語が好きであったが、晩年は「漫才がおもしろくない」とこぼしていた(漫才の番組も少なくなっていた)。お正月にいっしょに漫才番組を見たが、父も母も笑うことなく憮然として、「おもしろくない」という(私も同感だった)。笑いのツボが違うといえばそれまでだが、もはや伝統文化として成り立たないのか。サクラの笑いが悲しく響いた。昔の漫才ブームのような、おもしろい漫才を期待したいものである。
笑いは大切である。かつては、学校でも職場でも笑いがあった。いやなことがあっても、笑い飛ばす勢いがあった。しかし、世相が暗くなるにつれ、笑いがなくなり、すべてがマイナス方向に傾きつつある。成功者を妬み、人の失敗をあざけるなどは、その典型例であろう。そういえば、最近笑わなくなったな。笑われることがあっても。とにかく、世の中が明るい笑いで包まれることを願うばかり。
大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を更新しました。こちら。拙著『人身売買・奴隷・拉致の日本史』柏書房が日刊ゲンダイに紹介されました。こちら。微妙な笑顔ですな・・・。 夜は週1回のラーメン・デーで楽しみにしていたが、入った店が大失敗で落胆した。あまりのショックに死にそうになった。人生の残り少なさを考えると、これは大きな痛手である。まあ、仕方がない。諦めよう。最近は映画館に足を運ぶこともなくなり、もっぱらテレ東などの録画に頼っているが、これが失敗作が多い。受身はいかんなあ、と思いつつも受身のままである。
明後日は、史跡見学会「柏市の中世城郭を巡る」の日。参加希望者は、明後日の朝までに連絡をいただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。
ところで、5月5日の図書館の記事の意味がわかりにくいと連絡をいただきました。読んでみると、たしかに意味がわかりません。船橋と市川と相互利用の話がごちゃごちゃになっております。でも、私はわかっているので書きなおしませんし、時間もありません。要は、千葉県内の公共図書館の本は、市川市立図書館を通して借りればよく、周辺自治体の利用カードを無理に作る必要はないということ。気にしないでください。そんなに気になるなら、市川市の住民になって体験してください。
曇り。せっかくのこどもの日であったが・・・。外では、お祭りっぽいのをやっている。とにかく鯉のぼりがすごい。今朝は大きな地震があり驚いたが、特段被害はなかった。誰も私のことなど心配していないだろうが。
今日は図書館について書いておこう。
千葉県の図書館の蔵書数は、次のようになっている(2012年度)。
・千葉市立図書館 約210万冊
・船橋市立図書館 約135万冊
・千葉県立図書館 約131万冊
・市川市立図書館 約125万冊
ちなみに千葉大学付属図書館は、139万冊。2012年度のデータなので、今はもっと増えているはずだ(もっともパソコンの本など陳腐化するものや重複本など捨てられるものも多いが)。松戸市や柏市も人口は多いが、そんなに蔵書数は多くない。ほかの人口が少ない市町村については、いうまでもないであろう。
市川市民がみんな歴史好きではないとはいえ、とにかく郷土資料が充実している。『遺文』はすべて常備し、史料大成もある。同様に歴史資料が充実しているのは、千葉市と船橋市である。『大日本史料』や『大日本古文書』があるし、『史料纂集』も揃っている。市川市の蔵書がこれだけあると、正直言ってありがたい。地方などでは、地名辞典が当該市町村の県の巻だけしかないこともあるが、そんなこともない。
ただ、千葉県内の市町村図書館は、排他的である。たとえば、船橋市の図書館は利用カードを作ってくれるが、その図書館にある本しか貸してくれない。たとえば、西図書館に中央図書館の本を取り寄せるなどしてくれない。なので、利用カードは作ってもほとんど意味をなさない。ほかの市町村の図書館も似たようなものである。
県立図書館は3つあるのであるが、これがまた不便である。歴史の本は旭市の東部図書館に集中しているが、すべてあるわけではない。結局は資料が分散しているので、一つの図書館で用事がすべて済むわけではない。なので、県立図書館に足を運ぶよりも、国会図書館か都立図書館(雑誌は多摩へ行ったが)に行ったほうが早い。
先に千葉県の排他的であると書いたが、相互利用は充実している。どの市町村の図書館に本があっても、相互利用で取り寄せは可能である(館内閲覧のみのこともあるが)。ただ、西国の歴史の本は少ない。また、雑誌はコピーできないので、取り寄せても意味がない。まあ、できるだけ買うようにしているが。
市川市の図書館も問題がないわけではない。公民館に付設されている図書室では、相互利用の本やDVDを受け取ることができない。週に3日程度しか開館しないところもある。私も相互利用の本を借りるときは、自転車に乗って中央図書館まで行く。まあ、気分転換になっていいが、分館の充実をお願いしたいところだ。
↓ よかったらご参加ください。
☆史跡見学会「柏市の中世城郭を巡る」
①日 時:2014年5月10日(土) 13:00集合
②集合場所:東武野田線 増尾駅改札口
③コース(予定)
増尾城、戸張城、根戸城、松ヶ崎城、ほかに寺社など(約7~8km)。懇親会は、JR常磐線柏駅を予定。
④参加資格:なし(歴史に興味がある人ならどなたでも)。歩くので健康な方。
⑤参加費:無料(資料がある場合は、コピー代の実費)。
⑥参加申込:watanabe.daimon■peach.plala.or.jpまでお願いします(■を@に直してください)。
⑦その他
・歩きますので運動靴を履いてきてください。
・終了後、懇親会があります(参加自由)。懇親会は、コース・飲み放題で3,500円程度を予定。
昨晩、大河ドラマ『軍師官兵衛』批評の原稿を送ったのですが、出版社はお休みなので、掲載は7日(水)以降になるかもしれません。がびーん。
晴れ。日中は暑いくらいであるが、夜は寒い。
今日は新駅構想について。
私の自宅の最寄駅は、JR武蔵野線「市川大野駅」である。駅から自宅まで、約1kmで徒歩15分くらいかかる。近いといえば近いが、遠いといえば遠い。感じ方は人それぞれである。
いつぞやマンションの茶飲み話の会に出ると、市川大野駅誕生の経緯を教えてくれた。本当は別のところに設置される予定が、某国会議員の力によって、今の場所に設置されたそうだ。ただ、周囲は山深いところで、ちょっと開発の見込みがないところである。ただ、前の駅の船橋法典駅から3kmほどで、間隔的にはよいのであろう。
ところで、当初は都営新宿線の延伸計画もあったという。今、都営新宿線の終点は本八幡であるが、そこから今の大野町から鎌ヶ谷に延びる予定だったらしい。ただ、都営線自体が赤字であり、また都営線が隣接県に延伸する場合は一駅しか認められていないため、計画は頓挫してしまったようだ。昔は、都営線を当てにして住宅などを購入した人もいたらしい。
昨年、市川市長選があり、当選した市長は「仮称・南大野駅」の設置を公約に掲げて当選した。これが実現すると、新駅から自宅まで約400mの距離になり、徒歩7・8分で駅まで行ける。実現すると、大変ありがたい話である。ただ、問題も山積みのようだ。以下、列挙しておこう。
・新駅は市川大野と船橋法典の中間くらいになるため、乗降客が分散するだけで、JRのメリットはあまりない。
・新駅を設置するには、住宅地の開発(人口増による乗客者増)、ショッピングモールなどの誘致(来客者増による乗客者増)が見込めるかが鍵になるそうだ。
・一方、新駅設置付近では、空き地や放棄された耕作地が多いものの、地権者がたくさんおり、上記の計画を進めるのには困難がある。
いろいろと問題はあるものの、新駅設置の早期実現をお願いしたいところだ。
今日も大変な好天。暑くなりそうだ。
今日はスーパーについて少し書いておこう。市川市は広いといえば広く、私は行徳あたりには行ったことがないが、それを含めるとスーパーはかなりの数になりそうだ。
私の近所には、マルエツ、Ysマート、アコレの3つがあり、たいていのことはこの3つで事足りる。あと、インスタント食品的なものであれば、マツモト・キヨシやくすりの福太郎もある。そして、激安の八百屋さんが元気だ。
私は、基本的にマルエツとアコレを利用する。前者はTポイントがたまるのでオトクだ。生鮮食料品も、それなりに充実している。後者は、以前「つるかめランド」であったが、すっかり変わってしまった。イオン系なので、トップバリュー商品を増やし、生鮮食料品が減った。肉や野菜はいいとしても、魚はチープすぎて買う気がしない。お弁当やお惣菜もイマイチ。なので、両者を使い分けているのが現状だ。
たまにそれらに飽きると、ちーと遠いがベルクやベルクス(店名が似ているが別物)まで足を伸ばす。ただ、マルエツとはほとんど大差がない。あとは、マミーマートくらいだろうか。
本八幡周辺に行くと、数がかなり増える。ニッケ・コルトンプラザ内には、ピーコックとダイエーが入っている。本八幡役の周りには、西友、ドンキホーテ、オーケーストア、ABSが乱立している。菅野へ行けば、業務スーパーもある。貧乏な人は、激安を求めてチャリンコで移動するらしい。私も図書館に行った帰りは、これらの店を利用する。多少リッチな人は、駅にあるクイーンス伊勢丹やシャポーの専門店を利用するのだろう。
最近は主夫業にも力を入れているので、大切な情報だ。
世界卓球がなかなかおもしろい(全部見ているわけではない)。迫力もある。ユニークなのがカットマンの存在。野球やアメフトのように攻撃と守備が明確に分かれる競技は別として、平等に攻守の機会がある競技でこうしたスタイルはないのでないか。とにかくカットマンは、後ろに下がってひたすら守るだけ、一瞬の隙を突いて攻撃に転じる。でも、あの小さな卓にうまく打ち込むもんだなと思った。
前回のロンドン・オリピックでは、出場選手のほとんどが中国選手という事態に陥ったが、あれは解消されたのだろうか?世界ランクの上位のほとんどを中国勢が占めていて、オリンピック代表になれないので、ほかの国の国籍を取ったという次第らしい(当時のルールでは問題なし)。別にいいじゃない、と思うのだが。
ちなみに、同じように問題視されるのがラグビー。日本代表も外国人選手が非常に多い。ルール上は国籍変更を伴わなくてもよいそうだ。これも、別にいいじゃないと思う次第。
大相撲は、一部屋一外国人に決まったらしい。なんとみみっちいいことであろうか。別にいいじゃない。高校駅伝も箱根駅伝もいいじゃない。その分、日本人ががんばったらいいのだ。くやしかったら。
晴れ。今日は夏日になるらしく、また日差しもなかなかきつくなったように感じる。ここ数日は天気が悪かったが、暑くなりそうなので要注意。朝から洗濯をする。洗濯日和なので。
市川市の人口は約46.9万人(全国33位)であるが、面積が狭いので人口密度は高い(全国28位)。江戸川をはさんで東京に接しているが、地味な街である。京成の本社があるくらいだろうか。一帯は隣接する市も含めて、梨畑が広がっている。千葉県内では、千葉市(約96万人)、船橋市(約61万人)、松戸市(約48万人)についで人口が多い。ちなみに市川市の次は、柏市(約40万人)である。
今日から「市川市つれづれ」と題して、思いついたことを書いておこう。
地味であるといったのはほかでもない。これだけ人口がいるのだが、百貨店がない。千葉市、船橋市、松戸市、柏市には百貨店がある。あっても、私が利用することは少ないと思うのだが、実に寂しいところである。大きなショッピング・モールも少ない。船橋や柏のほうが、はるかに栄えている。また、巨大なアウトレットモールは、郊外に多いようだ(木更津、酒々井)。私の住んでいる周辺は、空き地が広がっているので、何とか一つくらい作ってほしいものだ。
市川市内唯一のショッピングモールが「ニッケ・コルトンプラザ」。ニッケは「日本毛織」の略称で、かつては工場があったらしい。ただ、JR本八幡と下総中山の間という不便な場所にある(本八幡から無料送迎バスあり)。近くには、中央図書館がある。ここにくれば、たいていのことは事足りる。中にはスーパーも2つある。行ったことはないのだが、行徳にはイオンがあるらしい。ほかにも、中小のショッピングゾーンが存在する。
市川の人に話を聞くと、「ニッケ・コルトンプラザ」以外に行くとしたら、南船橋、津田沼、幕張、錦糸町などらしい。大きなショッピングモールのあるところだ。
追加です。☆飯山満寿大学文学講座「黒田官兵衛の生き様」船橋市飯山満公民館主催 10月15日(水)。申込等は、
こちらから。
曇りときどき晴れ。せっかくいい陽気になったのであるが、お天気がイマイチである。もう5月になってしまった。1年のうちの約40%くらいが終わってしまった。
ところで、ここ最近は「老化現象」と題して、暗い自虐ネタに終始しており、いささかマイナス思考を前面に押し出していたが、先日の会合で良いことがあり、少しは前向きに行きたいところである。チャンスは後から追いかけていくと、するりと逃げていくという。前からがっちりいきたいところだ。
それにしても休まる暇がない。もう私の残りの人生は、「罰ゲーム」というか「天罰」としかいいようがないが、それはそれで真摯に受け止めて、ひたすら前進するしかないようだ。
『十六世紀史論叢』は相変わらずで、売り上げの厳しさも相俟って、編集上での苦労も絶えず、ご迷惑をかけることもあり、誠に申し訳ない次第。ぱらぱらと購読者の方がおられるので、誠に力強い反面、もっと読む人がいたらなあというのが正直な感想。それは『年報赤松氏研究』もいっしょ。何とかならないのかと頭を抱える。
ちなみに、『年報赤松氏研究』3・4号の在庫は、少しずつではあるが、尽きかけているのが現状。再販することはないので、売り切れたらそれでおしまい。これから赤松氏を研究しようと思っている人は、今の内にご購入ください。よろしくお願いします。
論文集の原稿を提出。ほっとするが、追われるようにまた続きの原稿執筆。