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2014年9月30日 時代劇は生き残れるか???

 いい天気。今日で9月も終わり。人生が終わらないようにしなくては・・・。

 ところで、今朝の朝日新聞は、「時代劇は生き残れるか」という特集をしていた。周知のとおり、今や時代劇がテレビで放映されることは少なく、連続ドラマに至っては、NHKの大河ドラマだけだ。この特集では、俳優、評論家など3人の人に意見を聞いているが、個人的には評論家・縄田一男さんの意見に賛意を示したい。

 もはや、時代劇を演じられる俳優は皆無に等しく、歌手でも、アイドルでも、お笑いでも誰でも演じるようになった(むろん、うまい人もいるだろうが)。内容も幼稚極まりないものが多く、人物の描き方なども弱いので、感情移入ができない。ホームドラマ化というのもいただけない。妙な違和感を感じる。骨太、重厚なドラマが見たい。

 縄田氏がいうパロディ化も考えものだ。信長が女だったとか、超高速参勤交代とか、時代がタイムスリップしたとか、正直げんなりする。正統派の時代劇をみたい。もはや、時代劇は演歌と並ぶ、「絶滅危惧種」なのかもしれない。ただ、縄田氏のいうように、歌舞伎なみに保護が必要かといえば、そうでもない。

 ちなみに研究者の中には、最新の研究を反映させるべき、という人がいるが、私はそうは思わない。一言でいえば、おもしろければそれでよいのだ。

 以前、韓国のテレビ局から取材を受けたとき、韓国では時代劇は盛んですかとうかがったところ、大変人気があるとのことだった。たしかに、日本でも韓国の時代劇は人気があるな。

 亡くなった父も時代劇が好きだったが、それは昭和30~40年代の映画を指しているようだった。昭和の後半から平成にかけての時代劇は、ほとんどまったく見る価値がなかったようだ。それは、現代劇(というのか?)のテレビドラマでも一緒で、あまりに軽佻浮薄でバカバカしいから、テレビ離れが進んでいるのではないか???

 「絶滅危惧種」の私が勝手に意見しているだけですので、そうは思わない方は怒らないでくださいね。

 大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を更新しました。こちら

 アジア大会を録画して見ているのであるが、やはり世界大会のレベルと比較すると、見劣りする競技があるのも事実だ。そりゃ、しょうがないね。でも、卓球女子は惜しかった。中国は強い。2年前だったか、オリンピックの卓球は出場選手のほとんどが中国選手だった。中国代表になれなかった選手が、外国籍を取得して、よその国で代表として出場するのだ。

 ラグビーの日本代表は、外国人ばかり(ルール上構わないらしい)。大相撲も上位陣はモンゴル人ばかり(一部屋一人に変更)。別にいいんじゃないの。ワールドワイドで・・・。
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2014年9月29日 うなってしまったこと

 晴れ。秋らしい良い天気だ。

 最近、NHKの特集番組を見て、思わずうなってしまった。

 一つは、子供の貧困。

 母子家庭などの理由で貧困に陥っており、食事代に事欠く家庭が多いようだ。気の毒なのが、子供。一日中腹をすかせているという。考えてみると子供の頃は、食事時になると腹が減るということはあったが、常時腹が減っているということは無かった。親に感謝しなくては・・・。とにかく、一日3食の食事を摂ることが困難で、給食頼みだという。

 家でもカップラーメンなどが多く、野菜や肉などでバランスよく食事を摂るのが難しいらしい。生活保護をということになっても、地方だと車を手放す必要があるなど(先祖伝来の家なども)、そうは簡単にいかないようだ。また、多感な年頃なので、食事に加えてゲーム、スマホなどの話題についていけず、登校拒否になることもあるとか。

 もう一つは、老人の貧困。

 年金月6万数千円では、暮せないので、誠に生活が苦しい。食事はもちろんのこと、病院にもかかれない。電気・ガスが止められたりすることもある。それゆえ、近くの公民館で過ごす老人もいた。そもそも国民年金は親子の同居を前提にしており、その小遣い程度の位置付けではじまったらしい(要は同居の子が親を助ける)。それにしても、ゴミ屋敷で得体の知れないものを食っている老人を見て、思わず落涙した。

 しかし、他人事ではない。

 最近、「『軍師官兵衛』が終わったらどうするのですか?」とよく聞かれる。裏返しに言えば、「『軍師官兵衛』が終わったら、生活が破綻するのではないですか?」と聞いているのである。

 そのようなことなので、来年も引き続き書籍でも、雑誌原稿でも、講演でも何でもしますので、ぜひお仕事をお願いします。少々無理そうでも、いちおう聞いてください。ただ、法律に触れることは、ご遠慮ください。

 ところで、昨日の読売新聞の読書面に拙著『謎とき東北の関ヶ原 上杉景勝と伊達政宗』光文社新書が紹介されたらしいのですが、誰かご覧になりましたか?

2014年9月28日 昔はめちゃくちゃだった⑧

 穏やかな天気が続く。

 昨日は、盛況のうちに史跡見学会を終えました。次回は、来月を予定しています。初めての方もすぐに周囲に打ち解けられるので、時間がございましたら参加してください。

 ただ、私は運悪くデング熱のウイルスを持った蚊に刺され、セアカゴケグモにも刺されたので、今日あたりは急に発熱し、悶絶死するかもしれませぬ。

 昔はめちゃくちゃだったの⑧である。

 外食などでは、いつの頃からか食品の衛生管理がやかましくいわれるようになった。過日も書いたとおり、世間では賞味期限や消費期限にかなり敏感である。私の親にいわせれば、そんなものは一切関係なく、「鼻センサー」や「味覚センサー」を駆使して「大丈夫」と判定されれば、OKなのだと主張する。私はまったく同意できないが・・・。老人は味覚が狂っているので、注意されたい。

 考えてみると、最近でもいろいろと食品をめぐっては多くの問題があった。過去には、カネミ油とか砒素ミルクとか、人体に影響を及ぼす重大な問題もあった。

・某乳飲料会社が、賞味期限のミルクを廃棄せず、混ぜ込んで出荷していた。
・某食肉会社が腐ったようなめちゃくちゃな肉をパック詰めして販売。
・某料亭が客の食べ残しを廃棄せず、別の客に提供。

などなど。外国産を国産と偽るとか、ノンブランドの肉をブランド牛と偽るなど、まだ序の口だ。でも考えてみると、安いところだったら、サクランボやパセリは洗って使いまわしだとか、客の食べ残した白米でチャーハンを作るとか、実しやかに言われてきた。ネコ(イヌ)肉バーガーとか、ミミズ肉の餃子とか本当なのかなあ???

 私が若い頃は、弁当屋も素手で食材を扱っており、ご飯を平にならすときは、指に付いたご飯を口に入れながら、ならし続けたという。きたねえな。また、結婚式の披露宴では、ホールスタッフがステーキを落としてしまい、思案した挙句、肉についたホコリ(ゴミ)を手で払って、皿に乗せて運んだという。これもきたねえな。ラーメンの丼に親指が突っ込んであるのは、まだご愛嬌。指からダシが出ておいしいんだよ。

 まあ、昔はむちゃくちゃだんだ。

 考えてみると、ファミレスのハンバーグは肉がほとんど入っておらす、大豆の粉が練りこんである。100円回転寿司は、深海魚のオンパレードだ。ほかにも、妙な食材はたくさんあるらしい。

 そんなに心配だったら、自分で動物や野菜を育てるしかないな???

2014年9月27日 本当にこれでよいのか?

 今朝、ニュースを見ていると、「ドカベン」こと香川伸行氏が亡くなったことを知った。晩年は病との闘いであり、経済的にも厳しかったとのことで、若くしての死であった。合掌。

 昨日、中華料理屋でチャーハンと餃子を頼んだら、案の定、チャーハンが先に出てきた。私は、餃子をおかずにして、チャーハンを食べたかったのだが、このパターンは実に多い。下手をすると、チャーハンを食べたあとに、餃子が出てくることもある。同時に出てくるように、お願いをしたいものである。

 今日は史跡見学会。よろしくお願い申し上げます。

 ところで、最近、本当にこれでよいのかと感じることが多い。たとえば、宇宙に行く必要があるのかということだ。10年くらい前だろうか、種子島からロケットを発射すると失敗し、空中で大爆発した。何百億円もの損失であった。これが税収が多く、潤っていた時代なら笑って済ませるが、いまやそうはいかない。その金を生活苦に喘ぐ人や、貧しい子供に分け与えれば、どれだけ助かることか。

 そもそも宇宙飛行士には、エリート大学院の出身者しかなれない。庶民には無縁だ。仮に地球が滅亡するならば、政治指導者、財界人、科学者など一部の人しか、宇宙に脱出できない。われわれ庶民は見殺しだ。もう宇宙に行こうと考えるのは止めて欲しい。それは、アメリカに任せよう。

 もう一つは、オリンピックだ。今、アジア大会か開催されているが、費用をケチったので、多くの問題が生じているという。とにかく設備を含めて、運営費にも多大な金が掛かる。これが税収が多く、潤っていた時代なら笑って済ませるが、いまやそうはいかない。その金を生活苦に喘ぐ人や、貧しい子供に分け与えれば、どれだけ助かることか。

 東京でもオリンピックが開催されるが、今の段階で「金が掛かりすぎる」と大騒ぎである。世界的に経済情勢が厳しいのだから、もうスポーツもほどほどでよいのではないか? 豪華な競技場や体育館は、庶民には無縁だ。速く走るために施設を作り、そのために税金を投入するのは止めて欲しい。そんなに速く走りたければ、自分のお金でやったらどうなのだろうか。もう金メダルなんか、どうでもいいじゃないか。

 もしかしたら、この先は図書館なんかもなくなって、「本を読みたい人は、自分で買ってください」ということになるのだろうか? まあ、生きている人間のほうが大事だからね。

 コラム「黒田官兵衛の虚実に迫る!」を更新しました。こちら

2014年9月26日 史跡見学会「谷根千〜上野を歩く」のご案内

 明日、史跡見学会「谷根千〜上野を歩く」を開催します。参加希望の方は、可能でしたら今晩中にご連絡いただけると幸いです。今のところ、約14名が参加予定です。初めての方も、すぐに友達ができますので、奮ってご参加くださいませ。大歓迎です。

☆史跡見学会「谷根千〜上野を歩く」

 涼しくなったので、久々に史跡見学会の開催です。ふるってご参加ください。あらかじめ参加予定をご連絡ください(天候悪化などで中止になる可能性もあるので)。参加資格はありません。歴史好きなら、誰でも参加OKです。

1.日   時:2014年9月27日(土) 13:00集合
2.集合場所:JR西日暮里駅 改札前(1ヵ所しかありません)
3.連 絡 先:watanabe.daimon@peach.plala.or.jp(@を小文字にしてください)
4.見学予定地
⚫︎道灌山城(太田道灌の出城説あり)
⚫︎富士見坂
⚫︎本行寺(太田道灌の孫太田資高が建立、小林一茶の句碑、永井尚志などの墓)
⚫︎延命院(江戸時代のイケメン寺)
⚫︎谷中銀座〜谷中ネコ・ストリート
⚫︎永久寺(仮名垣魯文の墓、山猫めおと塚)
⚫︎大円寺(笠森お仙・鈴木春信の碑)
⚫︎西光寺(藤堂家、佐竹家ゆかりの寺)
⚫︎区立須藤公園(加賀 大聖寺藩屋敷跡〜品川弥二郎邸)
⚫︎根津神社
⚫︎谷中霊園〜徳川家墓所
⚫︎寛永寺
⚫︎旧東京音楽学校奏楽堂
⚫︎旧因州池田屋敷表門(黒門)
⚫︎上野公園(上野東照宮)

※時間の都合で一部変更になる場合があります。
※参加費無料です。また、上野周辺で懇親会を催しますので、ぜひご参加ください。

 拙著『戦国・織豊期 赤松氏の権力構造』(岩田書院)の刊行は、エイプリル・フールではありません。本当です。日本史研究会が初売りだそうです。よろしくお願い申し上げます。ちなみに、来年、再来年と論文集を刊行する予定です。本当かな???

 さっきは大人気なかったな、と猛反省する。

2014年9月25日 昔はむちゃくちゃだった⑦

 雨模様。名古屋は大変だったようだ。昨日は張り切りすぎたのか(過去の仕事)、それが裏目に出たことが判明した。誠に情けないことだった。

 昔はむちゃくちゃだったの⑦である。食堂の話題だ。

 小中学校は、給食ではなかった(横浜の小学校だけ)。高校になると、食堂を利用するようになった。とにかくよく食った。焼きそばがおいしかったが、ほかに変わったことはなかった。

 大学に入学すると、生協が運営する食堂を利用した。ここも特段思い出はないが、「カレーがまずい」との意見をよく見た。たぶん、味が多少独特で、家で食べるハウスバーモント・カレーなどと違っているので、苦情が出たのか? ほかに三田屋(ステーキ)などがあったが、ボンビー学生には高嶺の花であった。今は、どうなっているのかわからない。

 働き出すと生協はなく、個人商店などが運営していた。むしろ、こっちのほうが記憶に残っている。

 ある食堂の「てんぷらうどん」は、エビが小指の先ほどの大きさで、衣で大きくふくらましていた。「衣うどん」だった。ある意味で、職人芸だったといえる。ここの卵は、SSサイズとウズラ卵の中間くらいの大きさだった。たぶん、規格外のものを安く仕入れていたのだろう。また、「焼肉どんぶり」は、玉ねぎがたくさん入っていて、くず肉が混じっている程度だった(焼肉のタレはたくさんかかっていた)。「焼肉のたれどんぶり」だった。「カツ」は「トンカツ」ではなく、「チキンカツ」だったが、たしか混同してメニュー表示していたような気がする(カツカレーとは、正確にいえばチキンカツカレーのことだろう)。「酢豚」も「酢鳥」だった。豚は鳥よりも高い。

 あるとき「うな丼」がメニューになっていたが、いざ食べてみると、塩昆布みたいな大きさのうなぎが入っており、うな丼のタレが大量にかかっていた。「うなぎのタレどんぶり」。サービスが裏目に出た感じ。ある食堂の親子丼は、あらかじめだしと卵を溶いたものをご飯にかけ、味のついた鶏肉をぱらぱらと振っていた。学生曰く「ゲロ丼」。すべてインスタント食品という食堂もあった。できあがると「チーン」とレンジの音がした。

 でも安かったので、仕方がない。今はどうなっているのかわからないが、食堂の味も重要なので、少しは変わっているかもしれない。まあ、どっちでもいいが。

 その後、別の職場に移ったが、そこはおばちゃんが「男の人はたくさん食べんといけん」と言って、頼みもしないのにいつも超大盛りだった。なので、品切れになる時間が早かったようだ(在庫を残さないため?)。

 いずれにしても、安くするために、羊頭狗肉というか、反則すれすれだったのが懐かしい。まあ、むちゃくちゃだった。また、食べてみたいものだ。たぶん、もう2度と行くことはないと思うが。

 拙著『戦国・織豊期 赤松氏の権力構造』(岩田書院)が10月に刊行されます。予価2,900円(税別)です。買ってください! それしか言いようがございません・・・。

 ↑ ちなみに、この本で「戦国史研究叢書」「中世史研究叢書」「岩田選書◎地域の中世」の三冠王を達成(史上二人目)。次は、「近世史研究叢書」でグランドスラムを目指す。

2014年9月24日 昔はむちゃくちゃだった⑥

 もうすっかり秋だ。寒い。

 昔はむちゃくちゃだったの⑥である。

 昔の商店は、むちゃくちゃだったところが多い。実家近くの商店は、賞味期限や消費期限が切れているのが当たり前だった。パンなんかカビが生えていた。言わないと分からないのである。今なら、大問題だ。なので、行かなくなった(近所にジャスコがあったしね)。そのうち商店はつぶれ、跡地は更地になっていた(駐車場???)。

 小学校近くの商店は、猫がたくさん飼われており、老婆が店番をしていた。小さな店であったが、中に入ると獣臭が漂っており、今では考えられない状況であった。みんな「猫屋敷」と呼んでいた。必ず買うのは、ピンクレディーの写真がパッケージになっていた、1つ30円のソーダ味のアイスクリームである(真ん中で二つに割れるやつ)。その商店も、いつの間にやら消滅した。

 大学生になると、大学の西門付近に名物の商店があった。居酒屋みたいなのも、併設されていた。カップラーメンを買って、お湯がほしければ、10円が加算された(普通サービスだよな)。何かしらセコイので、「ボッタ商店」と呼んでいた。あるとき友人がヨーグルトを買うと、賞味期限が切れていた。そのことを店主に言うと、「ヨーグルトはもともと腐っているから大丈夫だよ」といわれたという。並の科学者より、見識があったのだ(苦笑)!

 それだけでない。神戸に親戚がいたので、頻繁に行っていたが、ある個人商店のたこ焼き屋は、タコが高いという理由で、竹輪か蒲鉾をタコの代用品にしていた! 家で食っていて気付いた。みんな怒っていたが、文句は言いにいかなかった。そのうち、そのたこ焼き屋は事が露見してつぶれた。苦情を言わない客ほど怖いものはない。

 などと、いろいろと文句を言いながらも、みんなヘンテコな店に行っていたのだ! とにかく昔はむちゃくちゃだ。なお、誤解のないように申しますと、すべての店が上記のような店ではなかったのであしからず。

 今は、やれ店員の対応が悪いだの、賞味(消費)期限がどうのこうのと、非常に世知辛くなってしまった。あまり細かいことをとやかく言わず、おおらかにいきたいものだ。

 拙稿「10の論点で読み解く 検証! 大坂の陣」『歴史読本』59巻11号(中経出版)が刊行されました。


 午後からいそいそと仕事をしていたが、へこむことが多い。とにかく校正が苦手です。本当に申し訳ございません・・・。

 ところで、用事があって郵便局に行くと、狂ったオヤジが窓口でもめていた。年賀はがきを交換するのに、1枚5円の手数料がかかるのであるが、なぜかもめていた(はがきに交換するとか、切手に交換するとか???)。おれも、やがてはこんな狂ったオヤジになるのかと思うと、ぞっとする(というか、もうなっているのかもしれない)。

 公の場所に行くと、おかしな言動をする老人をよく見かける。図書館に行くと、窓口でレファレンスの相談ではなく、自説を滔々と述べる迷惑ジジイがいた。たぶん、職員の方も断れないのだろう。また、コピー機のコーナーでは、「コピーが壊れている(本当は壊れていない)」と狂ったオヤジが叫んでいた。壊れているのは、オヤジの頭である。

 さあ、がんばろう・・・。

2014年9月23日 昔はめちゃくちゃだった⑤

 今日は休みらしいが、そんなことは関係がない。今日も作業が続く・・・。

 以前(数年前)ある方から「渡邊さん、あの人たちは異常な狂った集団ですよ」と相談を受けたことがある(犯罪行為ではない)。そこで、「そういう方は徹底的に無視して、以後、そういう連中のことは考えないようにしてください」と申し上げた。その後、私もその「異常な狂った集団」から嫌な思いをさせられたので、同じ手法をとることにした。別に困ることはない。お困りの方は、そうするようにしてください。

 昔はめちゃくちゃだったの⑤である。

 今、市川市に住んでいるが、公務員の方の対応は実にすばらしく、嫌な思いをしたことはない。市庁に行くと、「親切・丁寧な対応を心掛けます」との趣旨の掲示がしてある。おそらく、ほとんどの自治体がそうだと思う。私のようにロクに税金を払っていない(というか払えない? ちゃんと払ってますよ。額は少ないですが)者にも、「お客様」と読んでくださる・・・(泣)。罪滅ぼしに、自分の書いた本を「市民文庫」に寄贈している(不要かもしれない)。

 昔(2005年まで住んでいた)、京都市に住んでいたが、対応はむちゃくちゃだった。●●したとき、大型ゴミを捨てようとして、関係する部署に電話をすると、女性(中年のおばはん)が電話に出た。そもそも丁寧語をしゃべる習慣がないようで、友達にでも話しているようである。しかも、こっちが若いせいか、偉そうに指示を出していた。あまりいい気持ちがしなかった。

 北区の庁舎に行ったときは、信号みたいな頭をしたおばはんが、なぜか怒鳴りまくっていた。服装は普段着である(しかも相当センスが悪い)。「納税者をなんと思っているのか(当時は、今よりも納税していた)」と感じたものである。一般的には、男性よりも女性のほうがひどいように感じた。いずれにしても、民間だったら通用しない。「クビ」ですな。やはり、むちゃくちゃである。

 津山市に転居したとき、何かの手続きで印鑑を忘れた。すると、若い兄ちゃんから「拇印を押してくれ」と指示された。「犯罪者じゃあるまいし、今どき拇印ですか?」と拒否すると、「とにかく押してくれ」の一点張り。面倒くさくなったので、押してしまった。でも、これは最近の話か。ひどいものである。

 とにかく、誰も注意しないという体質になっていて、当人もそれが特権であると勘違いしているのであろう。考えてみると、公務員が病気休暇と職場復帰を繰り返して、ほとんど働かなくても給料がもらえる事件があったが、それなども一つの例であるといえよう。

 ところが、だ。

 今度は公務員が下手に出ると、ここぞとばかりに市民の逆襲がはじまる。窓口で「税金払っているんだぞ!」といわんばかりに、あまりに理不尽な要求をするのはいかがと思う。

 大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を更新しました。こちら

2014年9月20~22日 昔はめちゃくちゃだった④

 あっちこっちに行っていたら、メールがたくさん溜まっており、また宿題もたくさんあったので往生した。忙しいということは、誠にすばらしいことである。

 昔はめちゃくちゃだったの④である。

 今でこそ、どこの高校(小中も)も学校評価だの教員評価だので忙殺されている。先生は大変かもしれないが、一定の歯止めをかけることにより、教育の質は担保されているのだろう。

 でも、昔はむちゃくちゃだった。

 だいたい精神的な疾患を抱えていると思しき教員が複数おり、すでにその時点で授業の内容がおかしかった(崩壊していた)。私はロクに勉強していなかったのであるが、友人とともに担任の先生に「あの先生はおかしいよ」と苦情だけは言っていた。担任も当然ながら知っているはずなのであるが、それは「もみ消し」された。昔は、「臭いものに蓋をする」ような「もみ消し体質」だったのだ。今なら、そんなことが発覚すれば、たちまち父兄の苦情が殺到し、何らかの対処をしなくてはならないのであろう。

 中でも「現代社会」の授業は最低最悪で、担当教員ははなから教科書を用いて、授業をする意志がまったくなかった。授業の中身は「政治漫談」そのもので、今度の選挙はどこの政党が有利だとか、●●党の△△は離党したが、非常に苦戦しているとか、デタラメ極まりないものであった。そして、試験範囲は3学期制に合わせて、教科書の3分の一を適当に指示するというシロモノ。よくあんなことが通用したものだと、今になってあきれかえる。

 今や気の毒なことに、先生も尊敬されることが少なく、少しでもヘマをすれば、批判の対象にさらされる。親も「言わなきゃ損だ」と思っている。ただ、学校の先生が痴漢・強姦・盗撮を繰り返している(ほぼ毎日報道される)のは、信用を失墜させる要因だ(おそらく、もみ消しや発覚時点で退職をうながすこともあるのか?)。

 とにかく昔はむちゃくちゃだったのだ。

2014年9月19日 昔はめちゃくちゃだった③

 もう朝は寒い。朝から失態が判明し、慌ててメールを送った。ごめんなさい。

 世間では、スコットランド独立やiphoneの話題で持ちきりであるが、「そんなの関係ねえ」。当方、未だに「ガラケー」を使っており、小学生よりもひどい。しかし、買い換える予定はない。さほどスマホに魅力はない。ニュースによると、銀座で2週間も並んでいる若者がいた。働いていないのかなあ???

 ところでニュースを見ていると、わけのわからん人がスコットランドの独立について、あーだこーだと論評していた。申し訳ないが、あまり知識がなさそうだった。スコットランドが独立しようがしまいが、それはスコットランドの勝手なので、ほっといてやれよ、と思った。分別ある、いい大人が決めているんだからな。

 昨日の続き。

 昔の選挙はむちゃくちゃだった。私が子供の頃(30~40年位前)は、あらゆる手段で票を獲得しようとするのがあたりまえだった。たとえば、選挙事務所では有権者が来ると、必ず「ビール(または日本酒)」と「弁当」であった。居酒屋さながら、有権者は「ビール(または日本酒)」と「弁当」に舌鼓を打ち、「必ず入れますから」といい加減なことを言って、事務所をあとにする。

 有権者が行くのは、一つの選挙事務所だけではない。複数行くのだ。昔の中選挙区制では、保守系でも同一選挙区内で2・3人立候補することは珍しくない(革新系は接待していなかったと思う)。そこで、「選挙事務所のはしご」をするのだ。そして、同じように「必ず入れますから」といい加減なことを言って、事務所をあとにする。そして、帰り道で「あそこの弁当まずかったな」という話になる。それが選挙期間の間続く。

 たぶん、今はほとんどのところがやっていないと思う(田舎はやっているかもしれない)。まあ、昔はむちゃくちゃだったのだ。

 土下座も当たり前であった。候補者が会場で演説したあと、夫婦揃って土下座というのは、今も珍しくない。今や花形のあの人も、選挙対策の後見人から土下座を促されたが、プライドが許さず拒否した。しかし、「土下座しないと落選しますよ」の一言で、やむなく土下座したという。外国人が見たら、えらく驚くそうだ(そもそも選挙は政策を主張し票を得るもので、土下座で同情を誘うものではないので)。

 私も昔、神戸で「土下座の●●●●」が商店街で土下座しているのを見たことがある。歩いているより、土下座している時間が長かったように思う。とにかく、そこらじゅうの人に土下座しまくるからだ。

 まあ、今なら大問題になることも、昔はむちゃくちゃだったので、許されることが多かったのだ(この場合、土下座は問題ありません。念のため)。

2014年9月18日 昔はめちゃくちゃだった②

 曇り。昨日は遅れてしまったが、いちおう校正を終え、ほっとしたところ。しかし、仕事は山のようにあり、、それを何とかしなければならない。「線路は続くよ・・・」ではなく、「仕事は続くよ・・・」ということになろう。

 ところで、今朝のニュースによると、例の「号泣元兵庫県議」がほとんど出張に行っていないと白状したという。由々しき問題だ。カネのこともさることながら、「裏切られた」という気持ちはいかんともしがたい。たしかに出張の多いサラリーマンはいるものの、年間200回はほとんど不可能に近い。

 私は引き籠り生活が長いので、遠距離の移動は大変な苦痛だ。東京から新神戸まで新幹線に乗ると、ヘトヘトになる。いや、死にそうになる。だから、実家には帰省したくない。オウチ好き好きだ。年間200回といえば、週の半分は出張なのだから、とても信じがたい。体力的にまず不可能なのだ。

 何でこんなことが起こるのかといえば、行政のチェックは基本的に「書面主義」なので、規程どおりに書類が整っていれば問題なく、中身にまで踏み込んだチェックをしないからだ。すなわち、チェック機能は、ほぼ「ゼロ」ということになる。なので、実際には「市民オンブズマン」がチェック役を担うことになる。ところが、市民オンブズマンのチェックが有効かといえば必ずしもそうでもなく、申し立てをしても「書類が整っていれば問題なし」ということで不問になることが多い。

 したがって、問題にしようとすれば、マスコミが騒ぎ立てなくてはならない。どなたか言っていたが、税金の無駄遣いは看過できないので、全国の都道府県で一斉に調査をお願いしたいところだ。

 ところで、昨日の続き。

 十数年前のことであるが、元公立高校の校長先生で、研究をしている人がいた。あるとき話をしていて、私が「資料のコピー代だけでも結構大変なんですよね」と漏らすと、キョトンとしていた。

 そして、口を開くと、

 「私は退職した勤務先でタダでコピーできるから、コピー代がかからないんですよ」

 とのたまった。

 おそらく昔のことなので、誰も注意できなかったのだろう。この元校長は、それが当然の権利であると、何ら疑問を持たなかったと考えられる。今なら問題になったのだろうが、昔はいい加減だったのだ。


 午後は新幹線の切符を買いに、本八幡へ行った。その帰りは、ガストのランチをいただいた。実は、ワンコインで食べ放題の「一品香」や「さくら水産」に行かなくなった。ボンビー症のせいか、「お代わりし放題」になると、食べないと損だという意識が働き、つい食べ過ぎてしまう。そこが「ダメ人間」なのだ。なので、大盛はギリギリ許すとして、食べ放題は避けることにした。「一品香」のマスター、ごめんなさい。ディナーには、また行きますから・・・。

 ところで、今日気付いたのであるが、値段は違うものの、「一品香」に近い感じの「お代わりし放題」の中華料理屋が本八幡駅の周囲に何軒かあるのを知った。今日覗いたところは650円。ランチのメニューが何種類かあるので、値が少し張るのだろう(とはいっても、そんなに高くないが)。一つに絞ったほうが安いからね。また、行ってみよう。

 家に帰ると、ダメ人間の面目躍如たるところで、情けないことになっていた。昨晩見た「真夜中のカウボーイ」の「ネズ公=リコ(ダスティン・ホフマン)」のような気持ちになった。明日は、新幹線の中でおしっこをちびって、そのまま死んでしまうのだろうか。とにかく、すぐに調べてメールを返信した。しばらくして下の階に行くと、郵便物が来ていた。論文の校正だった。

 論文の内容は、

 阿波の蜂須賀氏

 を取り上げたもの。

 お楽しみに・・・。

2014年9月17日 昔はめちゃくちゃだった①

 寒い。もうすっかり秋だ。ちなみに、まだ夏物衣料の投売りをやっているところもあるので、ボンビーな人は急いで買いに行くとよいだろう。余計なお世話であるが。

 ところで、最近ではちょっとしたことが問題となることが多い。しかし、昔ならば、その程度のことならごく当たり前で、何の疑問が持たれなかったことも多い。

 小学校の頃、宿題(あるいは持ち物)などを忘れると、必ずといっていいほど正座をさせられた。放課後、そうしたボンクラどもは居残りを命じられ、正座をするのだ。むろん、私も正座の常連であった・・・。しかし、誰もそれを咎めることなく、むしろ当然であるかのように受け取られていた。今、正座の強制(?)は体罰に位置付けられ、教師は釣る仕上げを食らう。

 いうまでもないが、正座によって、生徒の素行が改まることはない。断言できる。正座をする人は、いつも決まっている。つまり、その人の素行や生活環境などに問題があるのであって、正座によって宿題をするようになるとかは、ほぼありえない。ようやく、学校もそうした基本的な認識に達したのであろう。個人の資質や生活環境などを見極め、指導する必要があるのだ(と偉そうに言う権利は私にはない)。

 中学になると、もっとひどくなる。

 前にも書いたが、中学になると男は「丸坊主」であった。なぜ、丸坊主にしなくてはならないかは、誰にも合理的な説明はできないだろう。私が聞いた範囲では、「ヘアースタイルに気がそれて勉強に集中できない」「異性を意識して勉強に集中できない」「ヘアースタイルに凝ることが不良の温床になる」など納得できる説明はなかった。

 丸坊主にしようがしまいが、勉強するするものはするし、しないものはしない。丸坊主にしても女性と付き合うものもいれば、そうでないものもいるし、不良になることの関連性もない(丸坊主になっても、剃り込みを入れるなど、不良は工夫を凝らしていた)。いいかげんで合理的な説明がまったくない(たとえば、統計で裏付けるとか)。今は、私の出身中学でも丸坊主は強制されないようだ。

 要するに、昔は理不尽なことが何の根拠もなく実行され、そのことについて一切の疑問を持つことが禁止されていたのだ。今なら、大問題になるのだろうか??? つづく・・・。 

2014年9月16日 疲労蓄積

 晴れ。すっかり秋めいてきた。朝夕は寒いくらいで、日中も暑くない。

 ここ数日、ぐっすりと眠れず、相変わらず疲れが蓄積した状態。誠に情けない限り。理由はよくわからないが、これも日頃言うような「ダメ人間」の象徴というべきか。とにかくがんばるしかない。

 それはそうと、『十六世紀史論叢』と『年報赤松氏研究』の売り上げが芳しくありません。こうなったら、なりふり構わずですが、どうか買ってください。同情でも何でも構いません。よろしくお願い申し上げます。


 今朝から2回目の校正の続きを行っているが、われながら情けなくなるばかりで、毎度のことながら編集者・校正者の方にお詫びするしかない。とにかく今日中に終わらせて、返送する予定。ごめんなさい・・・。

 とにかく頭がボケてきたのか、添付ファイルの付け忘れはもちろんのこと、情けないヘマが多い。本人は必死なのであるが、頭がついていかないのか!? こうした対策のために秘書でもほしいのだが、それは難しい・・・。誰か、ボランティアでもおらんかなと思うが、いないだろう。


 大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を更新しました。こちら

2014年9月15日 まだまだ疲労困憊

 もう完全に寒い。夏はどこかに行ってしまった。ところで、相変わらず体調は優れず、今日も疲れが残り気味。これが、残暑に持ち越された疲労というべきものなのか。皆さんもお気をつけくださいませ。

 昨日は「軍師官兵衛」を見たので、その批評を書いた。そして、短い原稿を5つ書いた。さらに校正を済ませた。私はまたまた気付かなかったのだが、世間は3連休だったらしい(今日でオシマイ)。私の場合は「一人ブラック起業」なので、毎度のことながら連休もへったくれもまったく関係ない・・・。


 相変わらず疲労が蓄積しており、午前中の作業は遅々として進まず。私が「鬼上司」であれば、「この月給泥棒!」「働けバカ!」「疲れているのは、精神がたるんでいる証拠!」などと、「超ブラック企業」なみの暴言と罵倒を繰り返すだろう。考えてみると、病院に行かないといけないのだが、ここ最近は行く時間がなかった。明日、行くことにしよう。

 ところが、いくら働かなくても腹は減り、昼ご飯は自家製カレーをいただいた。しかも、昨日は調子が悪いと言いながら、夜に作って一晩寝かせた本格的なもの。感想は「超うまかった」。ニンジン、タマネギ、ジャガイモと牛肉がたっぷり入った、おふくろの味だ。ただ、たくさん作りすぎたので、残りは冷凍保存ですな。

 労働時間の割に働きが少なく、ここは何とかしたいところだ(ただ座っているだけ・・・)。


 お昼にカレーを食べすぎたのか満腹になり、午後から運動と称して、自転車で船橋に行った。まずは駅前で久々に献血。高血圧の数値をクリアして、無事に400mlの献血ができた(シャープペンをもらった)。もはや社会貢献といえば、肉体を用いるしかないので、ほっとしたところか。ちなみに、今の献血の可否は高血圧だけでなく、肝臓機能の数値も対象になっており、その数値が高いと献血ができない。中高年の2・3人が看護師さんから、その旨の説明(数値が高いので献血不可)を受けていた。

 献血後、南船橋に行った。ララポートやイケアなどがあるので、大変にぎやかなところだ。ブックオフで新書2冊をゲット(いつものように、1冊税込みで108円)。ぶらぶら自転車に乗って、西船橋のラーメン屋に久しぶりに行った。ところが、久しぶりに食べた味噌ラーメンはあまりにしょっぱく、もう2度と行くまいと思った。

 そんな暇があったら、本書けよということですな。軽い逃避行でした・・・。

2014年9月14日 続々・疲労困憊

 朝起きるととても寒く、もはや初冬の趣である。

 どうも体調がすぐれず、疲れが抜けない。いわゆる慢性疲労であろうか? とはいえ、やるべきことは実に多く、大いに奮闘しなくてはならない。精神がたるんでいるのは明らか。こういう仕事は走り続けるしかなく、止まった瞬間に死が訪れる。と言ったら大袈裟であるが、本当なんだよねー。と、ふざけている場合ではない。今日も頑張ろう。

 毎度の格言であるが、

 「カネは溜まらないが、疲労は溜まる」

 「カネは溜まらないが、仕事は溜まる」


 ということだ。この悪循環を断たねば・・・。今日も校正もろもろ・・・。

 もう少し続きを書いておこう。某人気作家の本の売れ行きがイマイチと報じていた。私も読んだ私小説だ。1万刷ったけど厳しいらしい。普通の小説は1冊1,500円~1,800円程度の46版と呼ばれる体裁の本で、おおむね3,500~4,500冊くらいしか刷らない(状況によって上下がある)。だから、1万冊は破格だ。

 小説に限らず、どの分野の本でも怖いのは、「マンネリ」。うまくいけば、コアなファンをつかめるが、うまくいかないと「また同じこと書いているよ」ということになりかねない。ただ、あっちこっちで違うことを書いていると、それはそれで変なので非常に難しいところ。たとえば、仮に私が「本能寺の変の黒幕は足利義昭だ」と書いたとしよう。ところが、別の本で「朝廷だ」と書けば、読者は「はあ!?」と思うだろうし、また別の本で「よく考えたらイエズス会だった」と書くと、呆れられるだろう。

 なので、「新味を出しながら書き続ける」ということは、非常に難しいのだ。

 結局、件の私小説も半分くらいはすでに知っている話で(これまでの小説で繰り返し書かれている)、ストーリーも(顛末も)だいたい想像がつくので、どうしても今後の展開が難しいようだ。

 しかし、それはまったく他人事ではなく、私自身の問題でもあるのだ。

 意味もなく猛烈に疲れ、つい寝込んでしまった!

2014年9月13日 続・疲労困憊

 曇り。あまり天気が良くない。

 ここ数日の疲れが蓄積し、抜けることがないことを実感する。もう年ですな。ホテルでは小さな机に座って、しょぼしょぼと作業を行なう。慣れないせいか、余計に疲れた。どこかの元県議会議員が兵庫~東京間の出張を年間約200回こなしたというが、それがウソであることは明白だと思う。たぶん死ぬぞ、ということ。

 今日も都内へ出かけ、慌しい一日になる。

 このままだと、即身成仏しそうだ。


 いい言葉を聞いた。

 「弱きを助け、強きを敬う」

 ところが今や、

 「弱きをイジメ、強きにこびへつらう」

 ではないだろうか。

 私も弱いので、イジメないでね。

2014年9月11・12日 疲労困憊

「ヒーハー!」とパクリのギャグを書いたので、読者の方が気が狂ったのではと心配してくださった。

同時に、2日間書き込みがなかったので、「ついに・・・」と思われた方がいるかもしれない。

実は、10日の夕方から12日の午前中まで岡山市におりました。

9月13日(土)からはじまる秋季特別展「黒田官兵衛の奇策―備中高松城水攻め」の手伝いをしておりました。

ぜひ行ってください。

ちなみに「渡邊大門のブログを見た!」と窓口で言っても、一円もまけてくれません・・・。

そして、本日の夕方はJ:COM市川の生放送に出演。

拙著『謎とき東北の関ヶ原 上杉景勝と伊達政宗』光文社新書の宣伝をしてまいりました。

今日は猛烈に疲れたので、このまま寝ます。


 疲れてヘロヘロなので、何か忘れておりましたら、遠慮なくご連絡ください。

 どうも寝付けず、起きて録画した「同窓生」を見た。誠に身勝手で自業自得みたいな話であるが、話は訳が分からない顛末で終わってしまった。それにしても、稲森いずみを見ることができないので、また老後の楽しみが一つ減ってしまった。

2014年9月10日 ヒーハー!

ヒーハー!

2014年9月9日 あと少し

 朝から曇っていたが、徐々に晴れてきた。でも、気温は30度を越えないので涼しい。

 9月12日(金)17:00から放映される「デイリー市川」(J:COM市川・11ch)に出演します(生放送)。拙著『謎とき東北の関ヶ原 上杉景勝と伊達政宗』(光文社新書)を紹介させていただくことになりました。些少ですが、プレゼントの企画もありますので、ちょっぴり楽しみにしてください。ただ、市川市内の方しか見ることができないと思いますが。詳細は、こちら

 それにしても多忙でもあり、午前中に一つやっておきたいところ。


 午前中の仕事は終えたものの、今度は夕方までに済ませなくてはならない仕事がある。それが済んだら、今晩中に済ませなくてはならない仕事がある。要は、ずっと何かしなくてはならないのである。

 私の生涯は、終わりなきマラソンなのだ!

2014年9月8日 生き地獄

夜は寒いですな。

終わったと思ったら、次々といろいろな仕事がやってくる。

ありがたいことだ。

まるで生き地獄だが、自分で選んだ道なので、しょうがない。

とにかく、優先順位の高いところからやっていかないと・・・。

決して御社の優先順位が低いのではなく、締め切りが早いのが優先順位の高いものなので・・・。

要するに、言ったもんがちです。

でも、今日は友人に良いことがあったので、うれしかった。


★大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を更新しました。こちら

2014年9月6・7日 今日は冬ですな

 今日は、昨日と打って変わって冬のような状態。寒さで打ち震える。懐も寒い・・・。

 毎度のことであるが、何かと立て込んでおり、さまざまな作業でアップアップである。朝、メールを開くと、連日のように作業の指示がある。逆説的であるが、誠にありがたいことだ。何かと企画ものも多く、ある方から「DIY(Do It yourself)研究者」という称号を頂戴したが、実際は「一人芝居」とか「自作自演」といったほうがぴったりする。まあ、たしかにいろいろとしていますな。

 先日、某アイドルのその後を追ったテレビを見た。要は、かつてはそこそこのアイドルであったが、やがて人気が凋落しテレビから消え、病気になってカネがなくなり、一家は崩壊し、今や一人で家業を手伝いながら、極貧生活を送っているという話である。非常に身につまされる。一ついえることは、生活を支えるために一生懸命働くことは、どんな仕事であっても、別に恥ずかしいことでも何でもないということである。それは、一つ180円のおにぎり弁当を食べることも同じだ。他人からとやかく言われる筋合いはない。

 私もつまんない本を書いているが、いつも心に留め置いていることは、

 「人は紙の上で生きている存在ではない」

 ということだ。

 生身の人間に思いを馳せないと、紙の上で史料操作された、貧しい人間像しか描けないのではないかなと思う。私の場合は、まだ成功していませんがね。もっと生き生きとしたものを書いてみたい。


 で「一人芝居」「自作自演」って書いたけど、実際は「一人SM」ですな。SよりもMだろうか??? いつかは、Sのほうに回りたいものだ。

2014年9月5日 ちょっと暑め

 今朝は曇り。少し蒸すというところか。でも、冷房はまったく必要なし。まあ、快適な部類であろう。

 安倍新内閣も決まり、女性5人が閣僚に選出された。これは、いいことだと思う。乏しい人生経験ながら、研究者でも女性のほうがマジメでコツコツやるし、キチンとしている人が多い。男の研究報告や論文は、下手をすればとんでもないものもあるが(オイラもその部類だな)、女性の場合は聞いたことがない。それで、もう少しいうと、女性のほうが「根性」というか「ガッツ」があり、積極的でなよなよしていない。相対的に女性のほうが優秀と感じることが多い。

 むろん男もしっかりしているのであるが、ダメな部類になると(オイラもその部類だな)、ろくに論文も書きもしないのに文句や人の悪口ばかり垂れて、出来のよい後輩をいじめたり、言い訳ばかりする。よく「女の腐ったの」というが、あれは「男の腐ったの」というのが正しいようだ。もはや私も完全に「男の腐ったの」に成り下がりつつあるが、ここは女性閣僚を見習い、復活したいものだ。

 最近は昨日書いたように「ゆるい就職」なども選択肢の一つに入り、死に物狂いで何かに取り組むという意識が希薄になっているようだ(これを多様性と表現しているが)。やはり、人並みに何かをしようとすれば、「根性」と「ガッツ」が必要なのはたしかである。繰り返しになるが「楽して成果は得られませんよ」ということになろう。

 われわれの物書きの世界でも、「こういう企画(構想)がある」「こういう内容の本を書いたら売れるに違いない」「あんなやつに書かせるならおれに書かせろ」的な人は多い。以前「口論文(口先だけで活字化されていない論文)」と言ったことがあるが、こういう場合は「口書籍(口新書とか口文庫?)」とでもいうのだろうか??? いずれにしても書かないと話にならない。

☆史跡見学会「谷根千〜上野を歩く」

 涼しくなったので、久々に史跡見学会の開催です。ふるってご参加ください。あらかじめ参加予定をご連絡ください(天候悪化などで中止になる可能性もあるので)。参加資格はありません。歴史好きなら、誰でも参加OKです。

1.日   時:2014年9月27日(土) 13:00集合
2.集合場所:JR西日暮里駅 改札前(1ヵ所しかありません)
3.連 絡 先:watanabe.daimon@peach.plala.or.jp(@を小文字にしてください)
4.見学予定地
⚫︎道灌山城(太田道灌の出城説あり)
⚫︎富士見坂
⚫︎本行寺(太田道灌の孫太田資高が建立、小林一茶の句碑、永井尚志などの墓)
⚫︎延命院(江戸時代のイケメン寺)
⚫︎谷中銀座〜谷中ネコ・ストリート
⚫︎永久寺(仮名垣魯文の墓、山猫めおと塚)
⚫︎大円寺(笠森お仙・鈴木春信の碑)
⚫︎西光寺(藤堂家、佐竹家ゆかりの寺)
⚫︎区立須藤公園(加賀 大聖寺藩屋敷跡〜品川弥二郎邸)
⚫︎根津神社
⚫︎谷中霊園〜徳川家墓所
⚫︎寛永寺
⚫︎旧東京音楽学校奏楽堂
⚫︎旧因州池田屋敷表門(黒門)
⚫︎上野公園(上野東照宮)

※時間の都合で一部変更になる場合があります。
※参加費無料です。また、上野周辺で懇親会を催しますので、ぜひご参加ください。

2014年9月4日 ゆるい就職

 今日は少し暑めかな。でも、かなり涼しい。昨晩は、いちおう原稿を書上げたので、「一人祝杯」。でも、この土日にもう一度見直してから、再度提出する。もう一息だ。そして、今日はこれまで少しずつ行なっていたが、懸案となっていた校正に取り組む。そして、午前中には、注文していた中古DVDとノートパソコン(こちらは新品)が届く予定。

 今朝、MXを見ていると(堀さんが司会)、「ゆるい就職」というのを取り上げていた。主に若者が対象で、「週3日働いて、月15万円の収入」(週休4日制)というヤツだ(社会保険なし)。働き方を変えて、やりたいことをするのが主眼らしい(町おこし、ボランティアやゼニになりにくい副業など)。ただし、いうまでもないが、仕事そのものは「ゆるくない」とのこと。

 ちなみに当方は、週休4日どころか、ほぼ毎日働いている。

 どう働こうが、人の自由だ。

 そろそろ株式会社化しようかな。

 ところで、校正といえば、以前おもしろい話を聞いた(事例は多数あり)。つまり、初校を出すと、考えられないくらい赤字が入り、余白に書き込めないので、紙を貼り付ける著者がいたそうだ。しかし、再校になると、また同じ事態が発生し、止む無く(心配なので)三校を出すと、また真っ赤になって戻ってくるという。当人によると、校正が来ると直さなくてはいけないと思うそうだ。たぶん修正しないと、さぼっていると思われてしまうからだろうか? よくある話なのだが、出版社にとっては、大いに迷惑な話である(無駄な時間や経費が発生する)。「最初に出した原稿は、一体なんだったの???」ということだ。

 午前中にパソコンとDVDが届いた。午後は設定に少し時間がかかったが、まあうまくいった。これで仕事ができるようになるか否かは別問題。まあ、がんばるしかない。今は録画をした「同窓会」を見る。繰り返すように、稲森いずみ以外に見どころはない。登場人物全員が浮気をしており、友人同士が浮気を奨励する異様なドラマだ。そして、浮気をしても開き直っている。まあ、ええわ。

2014年9月3日 今日で絶対に終わる

 相変わらず気温が低い。何でクーラーなんか買ったのかと後悔する。今年の夏は、去年と比べて涼しかったな、と。でも来年のこともあるし、冬は暖房として使えるからね・・・。

 昨日は、もう一歩のところまで追い詰めながら、敵を逃した感があり、今日は延長戦というところか。やはり、途中でいろいろと入ってくることもあり、それはそれでありがたいこと。世の中の仕事で、「これ一つしかやっていません」なんて話は聞いたことがない。複数の仕事を抱えながら、優先順位を考えつつ進めているのだ。

 もし、今「完成しましたか?」と問い合わせがあったら、「デング熱とエボラ出血熱を併発しました」とウソをつくかもしれない・・・。

 それにしても、野菜が高い。豚肉も乳製品も高い。コーヒーも。そこで、生活防衛隊の出番だ(金持ちは関係ない)。ちなみに、某定食屋チェーンでは、豚肉の高騰で「トンカツ定食」がしばらくメニューから消えたとのこと。

・生野菜は袋入りを活用せよ。
・もやしを有効活用せよ。
・それでもどうしても普通の野菜が食べたかったら、農家の前の無人野菜売り場を活用せよ。
・鶏肉を活用せよ(ブラジル産は安い)。
・あまりこだわりがなければ、「業務スーパー」を活用せよ。

 酒については、今や「プリン体0」「カロリー0」の発泡酒が健康のためもあって、非常に売れ行きが伸びているらしい。しかし、当方は「収入0」なので、いつもの「6本で698円」(なんと500ml缶)の激安の第3のビールでじっと我慢の子。高血圧なので、アテは46円の豆腐にカラシを塗ったもの(本当は厚揚げを食べたいが、カロリーが)。

 加えて、袋入りキャベツ少々に魚肉ソーセージを混ぜ、ドレッシングをかけたものも胃への負担が少ない。あとは、野菜(大根、ニンジン、じゃがいも、カブ、シイタケなどからチョイス)の煮物だろうか。こちらは、市販のダシをさっと入れて煮るだけ。それも、さっぱりして体によろしい。もうトシだね・・・。

 「いちおう」終わった(完全に終わっていない)!

 でも、「終わり」は「はじまり」なのだ。

 今日くらいビール(第3の)を飲もう。

 明日はまた、別の作業だ!

2014年9月2日 本当に今日こそ

 寒い。しかし、日中は30度近くになるそうだ。朝晩は冷え込むようになり、体調管理は要注意。

 大河ドラマ『軍師官兵衛』批評を更新しました。こちら

 昨日で「北斗の拳」(MX。再放送)が終わりかと思いきや、実は来週が本当の最終回らしい。続きはどうなるのだろうか? 「北斗の拳2」をお願いしたいところであるが、もし変更するならば「銀河鉄道999」や古いほうの「宇宙戦艦ヤマト」をリクエストしたい。楽しみのない老人の心境。

 グダグダとしていたが、何とか今日でケリをつけたいところ。あと少しだ(毎度こればかり)。


 朝からの作業もほぼ順調に進み、あと一歩のところに漕ぎ付けた。まるで解放される寸前の奴隷のような心境だ。しかし、世の中はそんなに甘くはなく、このあとも延々とやることが待ち受けている。それどころか、こうしている間にも「あれもしなさい」「こっちもやっておきなさい」「早くやれ」とメールが送られている。

 誠にありがたいことだ。

 とにもかくにも生きていくために仕事をすることが肝要ですので、仕事の依頼は大歓迎いたします。講演でも書籍や雑誌の執筆でも、何でも大歓迎です。そういえば雑誌の連載は、まだやったことがないなあ(と、独り言のように催促する)。せいぜい死ぬまでこき使ってやってくだせえ・・・。

2014年9月1日 寒い

 とにかくめっちゃ寒い。雨も降っているし。何とか、今日・明日中に終えたいことがある。がんばらなくては。

 ロクに働いていないのに、午後から力尽きたような状態になり、不覚にもついウトウトしてしまった。もし、ブラックな上司がいたならば、顔が腫れあがるほど、ブン殴られるであろう。ともかく済んでしまったことは仕方がないので、巻き返しを図るべく、遅まきながら全力投球。この作業が完成したら、自分へのご褒美で軽く祝杯を挙げたいところだ。

 ちなみに先日、『謎とき東北の関ヶ原』の「一人出版祝い」を行なった。毎度のことだ(ほとんどの場合、誰もやってくれないので)。基本的には自分で料理を作り、酒を用意し(いつもの第三のビールなど)、「出版おめでとう! 早く重版になったらイイネ」などと一人でほざき、一人寂しく祝杯を挙げる。たいていの場合は、「泣けるDVD」を見ながら行なうので、いつものように大号泣だ。
プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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