晴れ。非常にいい天気だ。ただ、明日はまた雨が降るらしい・・・。ところで、今日で2月も終わり。ついこの前、「あけましておめでとうございます!」と言っていたのであるが、とにかく時間の経過があまりに早い。
タイトルは、ニュースで医者が薬物中毒・依存者をたとえた言葉。麻薬や覚せい剤で脳が侵されるということは、「大根がたくあん(普通の脳が薬物を欲する脳になること)」になるのと意味合いが等しいそうだ。つまり、薬物依存から抜け出すということは、「たくあんを大根に戻す(脳を元の状態に戻す)」作業に等しいことになるらしい。要は、かなり困難ということになろう。
一般的に人間も成熟してくると、なかなか行動、性格、考え方は変えられない。研究なども、20代後半から確立して、30代後半から40代前半には固まる。一度、考え方やスタイルが確立すると、そこから抜け出すのは非常に難しい。むろん一度言ったことを修正することは勇気がいるし、場合によっては節操がないと受け取られかねない。日頃から多様な意見が存在し、それらを尊重しながら研究を進める必要があろう。そして、間違っていたら直す、という寛容さが必要だろう。
ところで、研究(私の場合は、みたいなもの)は楽しい。今、あることに関心を持って調べているが、「ああ、こんなことがあったのか」などと考えると時間を忘れる。夢中になる。研究(みたいなもの)の原点は、テーマにかかわりなく、そこにあるのではないだろうか。最近は、「肥溜めの底の戦い」があまりに多すぎる。
無用なことに振り回されるのではなく、素直に歴史を楽しみたいものだ。
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晴れ。今日は好天に恵まれるようだ。
ところで、われわれの業界では、「本離れ」が話題として尽きない。先日、ある出版社の方と話をしていると、最近はスマホが脅威とのこと。スマホで電子書籍を読んでくれたらありがたいのだが、もちろんそうではない(今のところ、電子書籍は商売にならないという)。みんなゲームをしているのだ。昔、ゲームは子供の遊びであったが、今や老若男女を問わず興じている・・・。
かつては、カバンに持ち運びに便利な文庫や新書を忍ばせ、通学・通勤の途中で読んだものだった。ところが、今やスマホでネットの検索かゲームである。むろん個人の志向なので、良いとか悪いとか言わない。
今朝の毎日を読むと、かねてから問題になっていた、本屋さんの消滅が話題となっていた。1日1店舗のペースでなくなっているとのこと。実は、私の近所にも新刊書店はない(1年くらい前はあった)。本八幡駅、市川駅、ニッケコルトン・プラザなどまで行かないとない。
そもそも中小・個人の店舗が店を閉じることが増え、地方には本屋さんがない自治体がかなりの数になるという。また、大型書店であっても、儲けが少ないと判断すると、撤退することがままある(仙台市のような大都市でも撤退が相次いでいるとのこと)。代わりに台頭したのがネット書店で、最近は立ち読み機能もついている。受け取りも自宅ではなく、コンビニでもOKだ。
ついでにいうと、雑誌が厳しい。雑誌はほぼ広告で成り立っている媒体であるが、広告が取れない。もっとも痛いのが、旅行、料理、ファッションなどの雑誌の得意分野の情報が、ほぼネットで無料で提供されていることだ。最近では、月間が隔月間、季刊になることも珍しくない。
実際に本を手に取って選ぶ機会がないと、痛い。私は「自称作家」であるが、私の実家・三木市も本屋さんが乏しく、あっても私の本を置いているところはない。私が「本を出した」と言っても、書店にはないので「その話はウソだ」ということになっているらしい(?)。まあ、プロ野球選手でも、二軍生活でテレビに出ないと、意味ないのと同じだね。
今日は、「小公女セーラ」は休みの日。つーことで。
雨。今日は寒いらしいせい。相変わらずの生き地獄の日々。しかし、それ以上の生き地獄が存在する・・・。
実は、先週からMXで「小公女セーラ」を見ている。いろいろな番組が終わってしまったので、今やほとんど唯一の老後の楽しみと言っても過言ではない。ちなみに原作は、「小公女」。昔はやった少年少女文学全集のようなものには必ず入っていた名作である。ただ、原作とアニメは内容がやや違っている。
ごくかいつまんで言うと、セーラはインドの富豪の娘であり、裕福な生活を送る。そして、セーラはイギリスの学校(金持ちの)に入学する。学校では美しい容姿と心、そして明晰な頭脳も相俟って、非常にちやほやされる。しかし、父が亡くなり、一文なしになると、一転して屋根裏部屋へ追い出され、極貧といじめに耐えることになる。最後は、ハッピーエンドだが。
このアニメのシリーズでは、「フランダースの犬」が悲劇的な最後なので印象深いが、主人公が悲惨な運命に翻弄されるのは、最後のほうに近い一部である。しかし、本作は11回目からほぼ最終回(46回)まで、見るに堪えないほどの悲劇の連続である。最初の10回は、悲劇を強調(金持ち時代の豪華さを描く)するための序章に過ぎない。
登場人物は、普通の人が大半であるが、おおむね以下のように大別できる。
・性根が腐ったクソみたいな連中
ミンチン先生、ラビニア(生徒)、バロー弁護士、使用人の夫妻など
ミンチン先生は、金持ちだからセーラを歓迎しているが、金がなくなると態度を豹変させる。また、セーラの高い能力に異常に嫉妬している。ラビニアも自分が一番と思っていたが、セーラが入って自分の愚かさがばれてしまい、異常な執念深さでセーラをいじめぬく。使用人夫妻などは、典型的な心の醜い貧乏人の哀れな姿である。
・同情心を抱くが何もできない人
残りのほぼすべてはセーラに同情するが、ミンチン先生やラビニアが怖くて、何もできない人々である(ラビニアには、取り巻きのイジメ仲間が二人いる。)。
実は不幸なことに、セーラがあまりに優秀過ぎるので、それが原因でイジメがヒートアップするのだ。皮肉なことだ。まだ続きはこれからだが、とにかく毎回毎回絶えることなく、壮絶なイジメのシーンがこれでもか、これでもかと延々に続く。無理難題を押し付けるのはもちろんのこと、ねちねちとしたイジメが続き、今のパワハラの比ではない。あんなものを公共の電波に乗せて、イジメが助長されないかと心配するほどである。しいて言うならば、誰かがときどき助けてくれるので、それが救いになる・・・。
50歳近くになって、あきれられるかもしれないが、これが私の老後の楽しみである。また、ときどき書くことにしよう。小さいセーラががんばっているのだから、私もがんばらなくては。
↑ 「セーラームーン」じゃないからな。
暖かくなってきた。昨日は、三鷹市で講演をしてまいりました。ご静聴いただき、誠にありがとうございました。
はりきり過ぎたのか、やや体調が不良ですので、今日は自宅で休みます。まあ、できることは少しずつ進めていきますが。皆さんも体調にはお気をつけくださいませ・・・。
今日は暖かいらしく、日中は17~18度くらいになるらしい。
それにしても忙しく、明日は三鷹市で講演会があるので、今日はその最後の準備で忙しくなる。むろん、テーマは「黒田官兵衛」ではなく、「大坂の陣」である。今さら「官兵衛・・・」といっても、残念ながら相手にされない。もうブームは、とっくに終わったので。
周知のとおり、今年は大坂の陣が終結して、500年400年という節目に当たる。ところが残念なことに、地元の大阪市および周辺の自治体を除くと、さほど盛り上がりはない。関東方面では、「そんなの関係ねえ!」という感じである。関ヶ原合戦は、東西両軍のいずれにも勝利の目があったが、大坂の陣は贔屓目に見ても豊臣方の勝利はない。なので、盛り上がりに欠けるのだろうと思う。
また、胡散臭い逸話があまりにも多すぎる。そういう話が検証されないまま、妙な話ばかりが印象深く残っている。明日は、そうした話にも触れて、楽しんでいただこうと思っている。
ご存じかもしれないが、大坂の陣の史料は『大日本史料』『大阪編年史』『大阪市史 第五巻』などにある程度収録されている。これに、さまざまな史料集や未活字化史料(戦功書上などを含む)と膨大な分量になる。でも、個別研究は非常に乏しいのが現状である。一般書(特に戦記ちっくなもの)は多いのだが。
ということなので、大坂の陣で講演会を企画されている自治体さんがおられたら、ぜひ声をかけてくださいませ。という、お願いでございます。
追伸
ところで、先日、版元(出版社)様から、
拙著『こんなに面白いとは思わなかった! 関ヶ原の戦い』光文社・知恵の森文庫
が、「もう一息だ!」とご連絡をいただきました。
引き続き応援をよろしくお願い申し上げます!
雨ときどき曇り。
あっちが終われば、こっちが始まる。この繰り返し。かっこよく言えば、「永久革命」になろう。
ところで、1980年代のアイドル全盛期には、ファンクラブが各地に乱立した。ファンクラブのメンバーは、コンサート会場でペンライトを振り、懸命に声を出して応援するのだ。もちろん、一人のアイドルに一つのファンクラブではなく、公認・非公認を含めて乱立していた(私は入っていない)。しかし、私からすれば、かなり異常だった印象を受ける。
たとえば、身分秩序は入った順番であった。18・19歳の男性が設立しリーダーになると、あとから入った人はその配下になった。たとえ年上の人であっても、身分は下なのである。当時、テレビで見ていると、30歳くらいのオッサンが、18・19歳のリーダーから名前を呼び捨てにされ、「もっと声を出せ!」と怒鳴られていた。私だったら、入らないけどな。
もちろんプライベートはアイドルのことで忙殺され、全国各地のコンサート会場を飛び回り、CDはもちろんのこと、グッズなどにカネがつぎ込まれた。おそろしいことだが、たぶんどこかで止めているのだろう。それは、人気の凋落がきっかけになっているのだろうか?
そう考えると、今のアイドルはどうなのだろうか?握手券付CDなんて、究極の金づると思うのは私だけなのだろうか?おばあさんが、「孫が同じCDを何十枚も買っている」と泣いていたな。
ところで、前にも申しましたが、専門書受難の時代です。握手券もポスターも付いていませんが、下記の書籍の在庫がございますので、お小遣いに余裕があれば、ぜひお願い申し上げます。公共図書館、大学図書館での購入も大歓迎です(リクエストしてください)。よろしくお願い申し上げます。なくなったら重版しないと思います。
『戦国・織豊期 赤松氏の権力構造』岩田書院(2014) ※2015年1月末日現在で、残り360冊です。
『戦国期浦上氏・宇喜多氏と地域権力』岩田書院(2011) ※2015年1月末日現在で、残り86冊です。
『中世後期の赤松氏―政治・史料・文化の視点から―』日本史史料研究会(2011)
『戦国期赤松氏の研究』岩田書院(2010) ※2015年1月末日現在で、残り161冊です。
『中世後期山名氏の研究』日本史史料研究会(2009)
※『戦国期浦上氏・宇喜多氏と地域権力』は在庫が少なく、年内になくなりそうです。
もう土曜日かと思う。日付の感覚がほとんどなく、たまに打ち合わせで日程を調整するとき、土日や祝日を候補に上げてしまうことがある。でも、悪気はないんです・・・。バカなんです・・・。
小さい頃は、別の意味で時間の感覚がなかった。放課後、小学校の校庭でドッヂ・ボールをしていると、瞬く間に時間が経っていった。中学校のときはサッカーをしていたが、夢中になってボールを追いかけていると、あっという間に時間が過ぎていった。でも、全体としては、時間の流れが遅かったように思う。
ところが、今は時間の経過があまりに早い。仕事をしている時間より、ボーっとしている時間が明らかに長いのであるが、どんどん時間が経っていく。かつて、ジャン・ポール・サルトルが「時間が砂のように指の間から零れ落ちていくようだ」と述べたが、まったく同じ感じだ。そういえば、マルティン・ハイデッガーが現象学的な時間について述べてましたな。
大学生の頃、西宮市に住んでいた。西宮市の広報誌は4月になると、「西宮市民感謝デー」として、西宮市民球場の阪急ブレーブスの試合の無料招待券が入っていた。当時、在阪のパ・リーグ球団は、鉄道会社が運営する阪急、南海、近鉄が存在した。阪急電車をよく利用したが、ブーマーやアニマルと会ったことがある。デカかった。ブライアントの巨大なホームランも西宮市民球場で見た。今では懐かしい思い出である。
1980年代後半、阪急と近鉄は比較的強かったが、南海は非常に弱く、ほぼ万年最下位であった。南海にはバナザードという選手がいたが、いつも喧嘩ばかりしていた。門田ががんばってホームランを打っていたが、ほかは全然ダメだった。
そんな中、南海がダイエーに身売りすると、堰を切ったように阪急がオリックスになり、やがて近鉄も消滅した。「マルハ」の大洋も知らないうちに変わってしまった。クラウンが西武になったのは、いつのことなのだろうか。
今は野球を見ない。どうなっているのか、選手もわからない。
それにしても、歴史は無常であり、無情でもある。今、大騒ぎしていることも、やがては忘れ去られるのだ。
別にどうでもいい話だが・・・。
晴れ。今日は暖かい。起床後すぐに校正に取り掛かり、その後諸連絡。相変わらず忙しい。午後からは、講演資料の作成の最後のツメをする。夕方までには、何とか送付したい。
ところで、もうアマゾンに出ているので、ご存知の方もいるかもしれませんが、・・・
拙著『宮本武蔵 謎多き生涯を解く(仮)』(平凡社新書)が
2015年4月17日に
刊行予定です。予価:800円(税別)。
アマゾンからの
予約は、
こちら。
これまでの武蔵の本とは違って、
「あっ」と驚く視点から論じています。乞うご期待!
ということで、再び作業にかかるのであった・・・。
今日は暖かかった。
ここ数日は大変で疲れた。今日は、論文投稿を済ませて安堵した。しかし、まだまだ忙しい日々は続く・・・。
追伸1
テレ東の「午後のロードショー」が3月の番組を公表。ここ。4日の「スリーデイズ」は、この前見ちゃったよな。残念。木曜日の特集は、「ワニ」がテーマであるが、内容の想像がつくので、どうなることやら・・・。
一人暮らしをしていると、頭がボケる確率が高いそうだ。開けても暮れても、本や原稿を書くか、本を読んでいるか、映画を見るかのどれかである。しいていうならば、たまに論文みたいなものを書くが、似たようなものである。趣味らしい趣味もなく、独り言も多くなった。寂しい人生だった。
追伸2
さきほど、もう一つの論文のようなものを書き上げ、添付書類などを添えて、発送の準備を終えた。中身は相変わらず大したことがないが、論文のようなものを書くことは、いちおう世間に対しての存在証明になるのだろう。知らんけど。
追伸3
拙著『戦国・織豊期 赤松氏の権力構造』岩田書院(2014)の「あとがき」が変だといわれた。マジで変である。普通は「私の勉強の場は、●●研究会だった」とか、「この場を借りて、●●●●氏、~~~らにお礼を申し上げたい」とか書くのだが、そういうことを書くと研究会や個人に迷惑がかかるのでやめた。版元さんも、それでいいと言ってくれた。次の準備も進んでいるので、もっと変なことを書いてやろうと計画中だ。
雨と聞いていたが、雪が降ってきた。昨日に比べると格段に寒い。
ところで、「玉に瑕」という言葉がある。意味は、「ほとんど完全である中に、たまたま一つだけあるわずかな欠点」ということだ。たとえば「彼女は美人なのに、口が悪いのが玉に瑕だ」ならば、意訳すると「彼女は美人ですばらしい女性なのに、口が悪いのが唯一の欠点だ」ということになろう。
しかし、私は勘違いしていた。
さっきの「彼女は美人なのに、口が悪いのが玉に瑕だ」の例でいえば、意訳すると「彼女は美人ですばらしい女性なのに、たまに口が悪いので残念だ」と思っていた。つまり、「玉に」を「たまに(ときどき、とかの意)」と思っていたのだ! 実は恥ずかしいことだが、こういう誤用はよくしてしまう・・・。
ところで、私の実家は三木市にあり、大村のイオン(昔のジャスコ)の近くにある。イオンのフードコートには、昔から「すがきや」というラーメン屋さんがある。名古屋市に本部があり、中部圏から関西圏に出店している。ここのラーメンは理由がよくわからないが、とにかく安いことで有名だ。今、調べてみると、1杯300円(一番安いので)。昔は、もっと安かった。中学生や高校生の小遣いでも買える。
うまいのかといわれると疑問符がつく。麺はふにゃふにゃでコシがなく、スープもしょうゆ、トンコツ、味噌のいずれでもない不思議な味だ。必ず五目御飯(210円)をセットにするが、ご飯に具材を混ぜ込んだ安直な品である。でもなぜか食べたくなる味で、帰省するとつい一度は食べに行ってしまう。
頭がボケて忘れないうちに書いておこうと思っただけで、別に大した意味はない。
追伸1
平昌オリンピックの開催が危ぶまれているらしい。理由を平たく言えば財政難。かつてオリンピックの開催は国家の高いステイタスや経済発展を内外にアピールする絶好の機会であった。しかし、世界的な不況で、その意味は薄れたように思う。わざわざ新築したスポーツ施設は、わずか数週間使っただけで、あとは廃墟である。なぜ、既存の施設ではダメなのか?東京では、既存施設を使う方向で進んでいるらしいが。
昔、国体開催県は、男女ともが優勝しなくてはならないという不文律があった。それゆえ、各都道府県は開催県になると、無理をして体育教員やスポーツ施設の職員(正教員・正職員だよ)を大量に採用し優勝し続けた。経済不況の進展とともに苦しくなったが、バカバカしいと思いつつもこの行為は繰り返された。これを止めたのは高知県である。当時の橋本知事はエライと言える。しかし、不の遺産は大きく、アンバランスなまでに体育教員などが増え、その後は採用を控えたという・・・。
スポーツはすばらしいものだが、カネがないのに無理してまでする必要はないだろう。私でも高い居酒屋に行きたいが、安いところで我慢している。無理をして高い居酒屋に行けば、破たんするのは目に見えている(レベルの低い話で申し訳ないが)。オリンピックで誰が金メダルを取るかよりも、年金、保険、介護のことが心配だ。
晴れ。今日は暖かいらしい。
以前にも書いたが、今のテレビは自主規制をしているので、昔のような芸能人水泳大会での「ポロリ」とか、ドラマのお色気シーンも放映されなくなった(私も用語については自主規制している!?)。再放送する場合は、カットかモザイクだ。昔のドラマは、問題ある用語も使用されていたので、その部分はあえて音声をカットする(「ぶつっ」と音がする)。たとえば、一昨年MXで再放送された「タイガーマスク」はぶつぶつ音声が途切れていた(最初のテロップで、当時のまま放送すると断っていたが)。それゆえ、そういう箇所が多いドラマは、今後放送が難しくなる。
個人的に懐かしいのは、心霊、UFO、ノストラダムスの大予言、川口浩の探検隊などだ。
①心霊
昔、サンテレビ(兵庫県のローカル局)で「ビックリ大集合!」という番組が放映されていた。司会は、ロボコンのお父さん役の大野しげひささんだった。この番組は心霊やオカルトを取り上げており、翌日には子供たちの間で話題になった。特に、心霊写真では、わざわざ日光華厳の滝に行って写真を取り、人の顔のようなもやっとした部分を見せ、「これは自殺した人の怨念です」と盛んに言っていた。まだ子供だったので、正直言って怖かった。
ほかにも類した特集番組はたくさんあった。死んだ人の霊が乗り移って、イタコのフリをするだとか、それで話題になった人もおり、真偽をめぐって論争になった。
②UFO
これもかつては、盛んに放映されていた。朝起きたら、勝手にキレイに草が刈られていたとか(何とかサークル)、牛が血を流さずに殺されていたとか、宇宙人にさらわれエッチなことをされたとか、などなど。UFOの写真は、いつも腐るほど取り上げられていた。このときの殺し文句は、「NASAに真相を確かめるべく問い合わせたが、回答はなかった」というもので、UFOはアメリカのトップシークレットということになっていた。とにかく子供だったので怖かった。
今考えてみると、NASAも忙しいので、いちいちばかばかしい質問に答える必要もなく、さぞかし迷惑だっただろうな、ということだ。陰謀説とやらは、絶対に信用できない。
③ノストラダムスの大予言
これも盛んに放映されていた。フランスの詩人・ノストラダムの詩を翻訳し、1999年に地球が滅亡すると予言したもの。この予言詩は、ほかにも数多くの予言を的中させていると話題になった。先輩によると、この本を書いた著者は関連本を出版するたびに売れに売れ、百何十刷にまでなったそうだ(そういうのがシリーズとしてたくさん出た)。ときに「惑星直列」とか専門用語も飛び出し、あたかも学問的な裏付けがある印象を受けた。
1999年に巨大な隕石降ってくるとか、宇宙人が攻めてくるとか、原子力発電所が大爆発するとか、やれ大地震か、米ソの戦争か、などと、大人が真剣に(?)議論していた。
でも、1999年には何も起こらず、みんなこのことを忘れてしまった。
④川口浩の探検隊
この頃にはもう少し大人になっていたので、周囲も含めて「これが本当だ」と思って見ている人は皆無であったように思う。むしろ「真剣なギャグ番組」と思っていたようだ。コミックソングで馬鹿にされていたくらいである。挙句の果ては、番組スタッフがムチャクチャしていたことが露見し、番組は終わった。このあたりから、テレビの「やらせ」が問題になったように思う。
比較的許せないのが、糸井重里が出ていた「徳川埋蔵金」だ。1回だけかと思ったのだが、「今回はダメでしたが、次回は・・・」ということで、ありもしないものを長く引きずって、視聴者の怒りを買った。
要するに、
①テレビは公共性が強いので、ウソか本当かわからないいいかげんなものを放映できない、
②心霊などは、心霊商法につながるなど犯罪を助長する可能性がある、
ということになろう。番組でやたらと「個人の感想です」とテロップが流れるのもその一つだ(健康関係が多い)。ただ、逆にテレビがおもしろくなくなったのも事実である。
補足
では、学者などがなぜ「そうしたウソ」に反論しないのかであるが、NASAと同じく「そんなウソ・デタラメに付き合う暇はない。研究の時間が惜しい」というのが本音であろう。反論すれば、違う問題が生じることもあるし(誹謗中傷、いやがらせとか)。
A.それは酒を止めることだ。
それにしても忙しい。
※とりあえず17日までが山場。この間、いといろとあるががんばろう!
ところで、フジで「老後破綻」の特集をしていた。会社などを退職してから、住宅ローンが払えなくなり、生活が成り立たなくなるという話であるが、まったく他人事ではない。老人は金持ちがいる一方、貧乏な人もたくさんいるのだ。長年続く経済不況を少子高齢が後押しして、これからの日本はますます衰退していく。その要点は、次のようになろう。
・正規と非正規の格差の増大化。同一労働、同一賃金は無理だろう。
・地方の人口減と自治体の消滅。将来は行政の効率化を優先し、特定地域への移住を強制されるだろう。
・住宅の不良債権化(資産にならない)。
・全体的な購買力の低下。たとえば、高額な車や住宅などは、これからますます売れなくなる。
・労働人口減に伴う生産力の低下。購買力の低下に伴いますます悲惨になり、日本の産業は全体的に厳しくなる。
若い人の生活も厳しい。最近、奨学金の返済問題が話題になっているが、とうとう自己破産する人も出た(実際は、前からたくさんいたのだろう)。払えないと(自己破産しても)、返済の矛先は保証人へと行く。場合によっては、自己破産の連鎖となる。おそらく奨学金なので、軽い気持ちで保証人になったのであろうが、今はガチである。こうなると、大学進学者も減り、2018年問題が話題になっているが、情況はさらに悪化するのだろう。
円楽さん曰く「身の丈にあった生活をする」とのことであるが、至言である。カッコをつける必要はない。
たとえば、
・飲むのは自宅か、激安店でガマンする。
・大学は激安の通信制でがんばる。
・高価な論文集、史料集は買わずに、5円コピーで辛抱する。
・あまり外に出ずに、家でじっとする。
とか。意外であるが、老後の趣味は旅行とかカネの掛かるものではなく、郷土史なんて良いかもしれない。地元を歩いて健康になるし、図書館に行けば、参考文献や史料集もヤマのようにある(特に、市川市の図書館は充実している)。借りてくるとか、必要な部分をコピーすれば、カネもそんなに掛からない。朝から晩まで頭を使っていれば、ボケることもないだろう。最高の趣味かもしれない。
A.それは酒を止めることだ。
それにしても忙しい。
※今日はバレンタインデーとのことだが関係ない。今日も殺人スケジュール。
追伸1
昼食は、自家製のニンニクたっぷり「特製麻婆豆腐丼」。おいしゅうございました。市販のルー(辛口)に、タマネギ、ニンニク、ひき肉を入れたもの。
ところで、最近はときどきチバテレビを見る。チバテレビは、やたらとカラオケと通販の番組が多い。しかし、「熱血!房総TV」は数少ない千葉の情報番組として重要である(あとは、市川市のケーブルテレビか)。残りは、昔のテレビの再放送か。今は「太陽にほえろ」を録画して見ている。画面は古色蒼然とした感じ。容疑者を殴るは、ピストルをぱんぱん撃つは、結構派手であるが、ストーリーはかなり地味である。
可能であれば、「部長刑事」「特捜最前線」「Gメン75」「はぐれ刑事」あたりも再放送してほしいものである。今の刑事ドラマは、しょうもない推理ばかりが先だって、人情味に欠けるようだ。
追伸2
メール便がなくなる理由については、テレビでもありきたりの理由を述べていた。まあそれも一因だが、ほかに理由がある。コンビニでメール便をお願いすると、露骨なまでに嫌な顔をされる。82円(あるいは162円)と安いわりに、結構手間が掛かるからだ。伝票に記入したり、厚さを測ったり、はんこを押したり、結構面倒なのである。単純に「ピッピ」というわけにはいかないのだ。おそらく、全国のコンビニから苦情が殺到したのだろう。
追伸3
ちょっぴり楽になったが、酸素不足の鯉が水面でパクパク口を開けているようなもので、すぐに地獄に逆戻り。最近は録画したテレビを見る時間がなく溜まる一方。今日のうちにできるものはやり終え、明日の朝からは急ぎの仕事に取り掛かる。
A.それは酒を止めることだ。
それにしても忙しい。
※今日から数日間、殺人的な忙しさ。ありがたいことだ。
追伸1
TBS「爆報! THE フライデー」を見る。この番組は元芸能人を取り扱った番組で、大成功した人も登場するが、どちらかというと転落人生を歩んだ人を取り上げることが多い。
今回も後者。私が若い頃、お色気ムンjムンのお姉さま方も、今や老境に差し掛かっている。まだ、人並みの生活を送っていればよいのだが、今回は病気であったり(自分だけでなく近親者のケースも)、経済的に苦境に喘いでいる人が登場していた。いやいや泣けてくる。まあ、私なんかは3食いただいて、たまに安酒を飲むこともできるのだから、こんなにありがたいことはない。
ちなみにであるが、私が知るシングルマザーで、ほぼ毎日、1日16時間くらい働いている人がいる。朝、子供を学校に送り出すと、そのまま午前・午後とスーパーで働き、夜は居酒屋勤務である(いずれもバイト)。土日も仕事を変えて、朝から深夜まで働く。それでも正規の社員の年収の半分くらいにしかならない。
そんな人に勇気を与えるような本を書けたらいいのだが・・・。
四の五の言わずにがんばろう。
A.それは酒を止めることだ。
それにしても忙しい。
追伸1
昼食を本八幡駅近くの「ロマン亭」でいただく。メニューは、カレー限定20食のみ(470円+大盛50円)。野菜ゴロゴロの家庭的なカレーでおいしかった。ちなみに夜は居酒屋に変身するが、メニューを見る限り、値段はかなりリーズナブル。また、行くことにしよう。
追伸2
いろいろとあって、猛烈に忙しくなる。ありがたいことだ。とりあえず、ここ1週間くらいがヤマ場。
追伸3
実は、今書いている論文は戦国・織豊期における兵庫津に関するもの。もうすぐ完成。これが済んだら、近世初期についても考えてみる予定。予定は未定というが・・・。
A.それは酒を止めることだ。
それにしても忙しい。
※今日が休みとは知らなかった。オイラには関係ないが。
A.それは酒を止めることだ。
それにしても忙しい。
追伸1
今朝、別の校正が届いたので、2百数十頁の校正を同時に見ることになった。なかかオツなもので、ありがたくもある。
追伸2
「北の国から」の続き(単発もの)を借りてきた。保証人になって700万円の借金を背負うは、家は燃えるはと散々であるが、今回は友達の家の畑が土砂で流されるは、大豆畑がダメになって、そのうえ一家離散になるはと悲惨極まりないが、何事もなかったかのように、ドラマは淡々と進む。美保純にも会った。また、今は亡き古尾谷雅人、レオナルド熊、地井武男らと久々に対面。合掌。
追伸3
最近、「和風総本家」を録画して見るようになったが、これはおもしろい。
追伸4
論文ももう一歩のところまで漕ぎ付けたので、今晩中に何とかしたい。「最後のツメが・・・」などといっているのは三流の証であるが、本当だから仕方がない・・・。
追伸5
田中邦衛といえば、昔はみんなモノマネをしたものだった。演技がうまいか下手かはわからないが、味わい深い怪演が魅力である。最近のドラマはイケメンと美女ばかりであるが、こうした個性派俳優の出現を願うばかりだ。ただ、田中邦衛は引き籠り状態にあり、もはや俳優業は事実上の引退らしい。残念。
A.それは酒を止めることだ。
それにしても忙しい。
追伸1
大坂の陣は、大阪市もしくは合戦があった周辺自治体で盛り上がっているが、それ以外はそうでもなく、全国的にも関心が薄いとのこと。残念!
追伸2
書くべきものは、いちおう完成したので(時間を置いてから加筆修正の予定)、ここから別の校正に入る。
追伸3
拙稿「天正年間における蜂須賀氏の阿波支配」『皇學館論叢』278号(2014)に関しては、メールが2件のみ。あまり関心がないか? 残念!
追伸4
拙稿「天正年間における蜂須賀氏の阿波支配」『皇學館論叢』278号(2014)に関しては、追加でメールが2件。あまり関心がないか? 残念!
A.それは酒を止めることだ。
それにしても忙しい。
追伸1
拙稿「天正年間における蜂須賀氏の阿波支配」『皇學館論叢』278号(2014)の抜き刷りが余っています。雑誌そのものがなかなか各地の図書館に所蔵されていないので、入手し難いとうかがいました。そこで、手元にある抜き刷りの残部を謹呈したいと存じます。
ただし、数が少ないので、蜂須賀氏あるいは四国の中近世史の著作・論文がある研究者の方に限定して、謹呈申し上げたいと存じます(前者を優先します)。希望する方は、watanabe.daimon(アットマーク)peach.plala.or.jpまで送付先を明記し、ご連絡ください(早い者勝ちです)。ご希望に添えない場合は、お許しくださいませ。
なお、中身は大したことはありませんので、読後に腹を立てないようにご注意ください。
追伸2
中村師童・・・
伊藤英明・・・
西島秀俊・・・
加藤茶・・・
ラ・サール石井・・・
何で若い女性と結婚できるのか。
その秘訣を知りたい。
別に若くなくてもいい・・・。
A.それは酒を止めることだ。
それにしても忙しい。
追伸1
大好きな「木曜8時のコンサート」の悲しいところ。
・新曲が少ない。知らない歌が多いので、視聴率の問題もあり難しいのだろう。
・ベテランは、かつての名曲を歌わされる。理由は、上記と同じ。
・無名の歌手は、往年の他人の名曲を歌わされる。理由は、上記と同じ。
追伸2
「徹子の部屋」に永六輔さんが出ていたが、あまりの衰えぶりに驚愕した。
追伸3
新鎌ヶ谷にあった「くるまやラーメン」が閉店していてがっかりした。
追伸4
マンションの住人の方のご友人と飲みに行って楽しかった。本八幡の「四季よし」の「あごだしラーメン」は最高にうまい。
追伸5
この間、忙しくなった。
追伸6
4月に選書と新書が出ます。詳しくはまた。
追伸7
遠方の友人から、お酒などを送っていただいた。感謝。
追伸8
もうすぐ論文が完成しそうだ。
もう2月ですな。相変わらず寒い・・・。
私は時計をしておらず、ふだんは携帯電話を持ち歩かないので、時間がわからなくなることが往々にしてある。過日、某量販店で時間がわからなくなり、時計コーナーに行くと、見事なまでに時間がずれていた。「大丈夫かな。ここの時計」と思ってしまった。仕方がないので、コンビニに行って時間を確認した。