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2015年6月29日 250,000,000,000円

 晴れ。雨なんか全然降らない・・・。大河ドラマが3度目の視聴率1ケタ台ということで、またまた話題になっている。何とか盛り上がってくれと願うばかり。それはなぜか。そこには、大人の事情がある・・・。

 それにしても、お金の話題に事欠かない。私は市川市のプレミアム商品券を買おうと思ったが、あまりの行列に恐れをなして、ついに買う意欲をなくしてしまった。自分では「筋金入りのボンビー」と思っていたが、並ぶことを拒否するなど、ただ「根性なし」といわざるをえないところだ。徹夜するくらいの根性がないと・・・。

 とはいいながらも、新国立競技場の建設費用の250,000,000,000円には、驚いて言葉が出ない。こっちは、1万円使うのに右往左往しているのに、250,000,000,000円とはあまりに桁が違いすぎて、もはや価値すらわからない。ちなみに、これまでのオリンピックの競技場の建設費は、50,000,000,000円程度という。250,000,000,000円もかけて、新しい競技場を建設する必要があるのだろうか。

 世間的には、保育所の問題がクローズアップされている。ある自治体では二人目が生まれた場合、一人目は保育所を退所する規定があるらしい。しかし、産休が終わって保育所に入ろうとしたら、その保証はないというのだ。バカげた話である。というのも250,000,000,000円もあるのなら、200,000,000,000円を保育所の整備に充てたらいいじゃないかということになる。本末転倒じゃないの?ということになろう。これでは、少子化は解消されない。100mを9秒台で走ることも重要だが、物事には優先順位がある。

 ついでにいうと、ギリシャも債務不履行で終焉を迎えるとのことであるが、それが世界経済にいかなる影響を与えるのか不安でもある。プレミアム商品券どころか、パン一つ買うのに徹夜を余儀なくされるのかもしれない。

 ギリシャといえば、大変な公務員天国らしく、新政権になるまで財政破綻に気付かなかったという、超がつくお気楽な国とのこと。おまけに、EUから資金融資との交換条件に、財政再建(要は緊縮財政。給与削減とか国民の負担を強いる)を求められると拒否したとか。じゃあ、国民投票しようということだが(EUの提案を受け入れるか)、周囲から見たら「オマエはもう死んでいる!」ということだ。何か超然とした国だなあ、と。

 優先順位といえば、現在、頭を抱えていることがあり、もはや袋小路に入ったといわざるをえない。苦しいときは前に出るしかないのであるが、前に出すぎてコケてしまったというところか・・・。
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2015年6月28日 あまりの快晴ぶりに・・・

 快晴快晴。えっ、雨が降る予定だったのでは! と愕然とせざるを得ない・・・。実は、昨日も朝こそ雨が降っていたものの、午後からは曇りになったので、行ったほうがよかったのか! と少しばかり後悔している面もある。まあ、済んだことなので、もう仕方がないのであるが。天気予報を恨んでも仕方がない。またの機会を設けるので、ぜひよろしくお願い申し上げまする。

追伸 最近の映画

 忙しいと言いながらも、映画を見るのが息抜きだ。繰り返し書いたように、テレビ東京の「午後のロードショー」は面白い作品とそうでない作品との差が実に激しい。何月だったか、「ワニ・シリーズ」は大変悲惨な内容で驚愕した。巨大昆虫の映画も、開いた口が塞がらなかった。また、SFでいえば「アルマゲドン・・・」とか、「デイ・アフター・・・」といった、タイトルをぱくった映画(原題は違うようだ)もとんでもないものが多い。「プテラノドン」なんか3回くらい見たぞ! ってな感じでしょうか。

 最近はDVDで邦画を借りてきたのであるが、宮澤りえが主演の「紙の月」は、原作やNHKのテレビドラマはかなり良かったのだが、あまりに原作やテレビを圧縮しすぎたのか、非常にわかりづらい(理解しにくい)内容になっていた。あるいは、役所広司が主演を務めた「蜩ノ記」は「紙の月」以上に悲惨な内容で、原作を読んでいないとストーリーを理解できないという代物であった。やはり、原作を圧縮しすぎて説明不足が目立ったし、話が淡々としすぎて、まったく盛り上がりに欠けてしまった。

 おもしろいなあと思ったのが、唐沢寿明が主演を務める「イン・ザ・ヒーロー」だった。かつての名作「蒲田行進曲」を彷彿とさせる内容だ。ラストは監督の要求に応えて、悲壮な覚悟で主人公がスタントに臨む。話の内容はめちゃくちゃだが、おもしろかった。まあ、映画は好みがあるので、何が面白くて面白くないかは見た人が決めることになろう。本も同じ。


追伸の追伸 悲しき「アベンジャーズ」

 先日、テレビで放映されていて見た。「これが映画だ!」がキャッチ・フレーズだったようだが、この映画が面白くなかったのは映画自体のせいでなく、不幸な事情によるものだったことが判明した。この映画は2時間24分あるのだが、テレビでの放送枠は1時間54分であった。しかし、CMの時間を除くと、正味で1時間30~40分くらいだったと思う。要するに、ストーリーがわかりにくかったということになろう。私も事情がよくわからず、頭の中身を「?」が走りまくった。せめてDVDじゃないとダメですな、と思った次第。

2015年6月27日 本日27日(土)の史跡見学会は中止です(念のため)

 朝から雨。

 念のためですが、

 本日27日(土)の史跡見学会は中止です

 のでご注意ください。また、改めまして開催の機会を持ちたいと存じまする。

 ところで、本日ですが、

 拙稿「戦国・織豊期における兵庫津について」『政治経済史学』582号

 が届きました。主に「棰井文書」を用いて(ほかにも使っているよ)、天文年間から慶長3年頃(秀吉が死ぬまで)の期間を取り扱ったものです。いつもの・・・ってヤツです。続きも用意しているので、またどこかに投稿できたらいいなと思っています。それにしても、同時期に刊行された拙稿「津山藩成立期の基礎的研究」『皇學館論叢』283号も抜き刷りがあるのだが、読みたい人はいるのだろうか? という疑問が残る。

 論文(私の場合は「のようなもの」)というのは、「読まれてナンボ」「引用されてナンボ」の世界である。読んだ人から褒めてもらえたら、なお良い(けなされたらガッカリするが)。このままだと、いつもの「放置プレイ」で、そのままお蔵入りする可能性が非常に高いなあ、と。送るのがすっかり億劫なのだ。自らの怠惰に一人嘆く日々。

追伸 真鍋かをりさんが結婚する

 真鍋かをりさんが13歳年上の「イエモン」という人と結婚したと聞いた。もう妊娠もされているとか・・・。ちなみに、私は「ダイモン」である。「真鍋さん、「ダイモン」ではだめだったのですか!」という悲痛な声が届くわけもなく、ただ幸福を祈るのみ。それにしても、最近の男性(特にオジン)は一回り下の女性と結婚するケースが多く、「おれにもチャンスがあるかも」と思っているが、それは妄想らしい・・・。

2015年6月26日 明日の27日(土)の史跡見学会は中止とします(残念!)

 曇り。午後から「アメダス」(という、おやじギャグ・・・)。

 さて、今朝から天気予報を中止しておりましたが、今日の午後から雨が降り始め、明日は午前中が雨で、午後から曇りとの予報になっております。さんざん悩んだのですが、ベストの状態で臨みたいと思いますので(地面がぬかるんでいると歩きにくいとか)、大変残念なのですが、

 明日の27日(土)の史跡見学会は中止とします

 ということで、お願いを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。なお、次回の日程は、調整のうえお知らせしたいと存じます。今後ともお引き立てのほど、お願い申し上げまする。

毎度ながら、お願いがございまする。

 『年報赤松氏研究』『十六世紀史論叢』

 の売れ行きが予想外の厳しさです。マジで困っています。冊子の入ったダンボールを見ると悲しくなります。これでは、せっかくご執筆くださった方が浮かばれません。お願いします。お願いします。ご関心がありましたら、ぜひ上記の2誌をご購読くださいませ。何卒よろしくお願いします。

2015年6月25日 27日(土)の史跡見学会につきまして(雨による開催の有無について)

 晴れ。朝から日差しが強く暑い。でも、明日の午後からは天気は下り坂で、日曜日まで雨の予報になっている・・・。

 さて、27日(土)に開催予定の史跡見学会ですが、当日は90%の確率で雨の予報となっています(泣)。おそらくですが、このままでは中止となる可能性が大きいです。いずれにいたしましても、必ず明日の午前中には、このブログに開催の有無をお知らせしますので、ご確認をお願いいたします。

 万が一、中止になった場合ですが、ぜひ7月以降に実施したいと考えております。しかし、今年はマンションの自治会の役員を引き受けたので、7月はことごとく土日がふさがっている状態です。4日(土)は公園の掃除と自治会の会合、11日(土)は理事会との懇談会、18日(土)~20日(月)はサマーフェスティバル(準備、後片付け含む)、25日(土)は城西大学で講演会です(泣)。もしかしたら、8月あるいは9月になるやもしれません。また、連絡をさせていただきまする・・・。

毎度ながら、お願いがございまする。

 『年報赤松氏研究』『十六世紀史論叢』

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2015年6月24日 『真実の戦国時代』(柏書房)を読んでみる

 晴れ。暑い。昨晩は雨が降っていたが、今日はどうなるのだろうか?もう6月も終わりに近づいてきたね。

 ともあれ、昨日は改めて『真実の戦国時代』(柏書房)を読んで見た。いちおう編者なので全原稿を3~4回は読んでいるのであるが、あまり読んだ気がしなかった。というのも、細かいところに目がいって(あら探し???)、楽しむ余裕がなかったといえるからである。いうならば、「編者はつらいよ」ということになろう。

 この本のコンセプトは、おおむね次のようになろう。

・戦国時代の重要なテーマについて、最新の成果に基づいて平易に解説する(個人の新説を展開する場ではない)。

 戦国時代といえば、通史や主に合戦を中心にした本が多いものの、それ以外のテーマについて解説したものは乏しい。乏しいというよりも、あるのだが目立たないのかもしれない。また、いうまでもなく専門書では、一般の人にはハードルが高く、研究者向けの『~辞典』というのも敷居が高そうだ(一定の専門知識を前提とする)。つまり、本書の類書は乏しいといえる。

 そのために、次の点に留意して編集を行った。

・あくまで一般向けなので、歴史(戦国時代)の知識が乏しい人にもわかりやすく執筆する。
・史料は原文でなく、現代語訳(あるいは意訳)する。
・難解な用語などには、簡単な解説をつける。
・文中に研究者名や論文名が頻出すると読みづらいので、できるかぎり主要参考文献の欄にまとめた。

 戦国時代に限らず、多くの学問は日進月歩の世界である。歴史の教科書でさえ、最新の成果が反映されるのにはかなりの時間を要する。惣無事令のように、いったん教科書に掲載されながらも、微妙になってきたものもある。何より歴史小説、映画、ドラマなどの俗説が蔓延している感がある(もちろんエンタメ性は否定しない)。

 本書を読めば、最新の研究に基づいて、それらの誤謬を正しているので、大変参考になる。参考文献欄も充実しているので、もっと勉強したくなったら、それらの本や論文を読めばさらに勉強になる。実は、密かに専門家も読んでいる優れものということができよう・・・。自画自賛になってごめんね・・・。

 とはいいながらも、執筆者はどなたもその分野の一線で活躍されているばかりなので(わたしだけ最後尾・・・)、ぜひ書店で見かけられたら、手に取っていただけると幸いである。改めて執筆者の皆様、ありがとうございました。どうぞ、よろしゅうに・・・。

2015年6月23日 新しいパソコンが来ました!

 晴れ。暑いようだが、風は冷たい。午後からは雨とか。先日の日曜日、自治会の方と一杯飲んだ。話をうかがうと、私の父くらいの年齢の方たちであるが、非常に若々しい。どうやってコミュニティーを作るべきか真剣に考えておられ、「さすが!」と思った。人間関係が希薄で、ともすればすぐに狂乱状態に陥る人(要は犯罪に走るということ)が多い昨今、円滑な人間関係を築くコミュニティー作りが必要なようだ。

 さて、今朝方、ようやく新しいパソコンが届きました。今までのパソコンは黒色でしたが、今回はスタイリッシュな白色です。男性的というよりも女性的なので、養子ではなく「新妻」ということにしましょう。名前は「大子」でいいでしょう。今度は、離婚とか死別とかしないように、大事にいたわってやりたいと思います(たぶん、そうはいかないでしょうが)。午後からセットアップしたいと思います。ということで新婚ほやほやですので、よろしくお願いします。

 昨日、友人からメールをいただいた。内容は『史学雑誌 回顧と展望』の件で、拙著1冊(『戦国・織豊期 赤松氏の権力構造』岩田書院)と拙稿1編(「天正年間における蜂須賀氏の阿波支配」『皇學館論叢』278号)が紹介されていたとのお知らせであった。誠にありがたいことである。ただ、最近は面倒くさくなったので、史学会に抜き刷りを送らなくなった。若い方はどんどん送って、掲載をお願いすべきであろう。前にも申し上げたが、載らなかったといって悲観することもないし、激しい恨みを抱く必要はない。そんなことで心に怨念を抱き、狂乱状態に陥ることはよろしくない。

 怨念といえば、以前、ある方が情報を教えてくれた。それは誠につまらないことであるが、ある歴史作家と歴史小説家が私の本を取り上げ、ツイッターで盛んに罵倒しているというものであった。最近はそういうのを見ると、いい年の大人が空しい努力をしているだけなので、腹が立つというよりも情けなくなる。言うまでもないが、そんなことをしても何ら問題は解決しない。後ろ向きの努力は結実しないどころか、犯罪の温床になりかねない。前向きな努力をお願いしたいところだ。

 ところで、amazonで確認すると、拙著『【猛】列伝 真田幸村と大坂の陣』KKロングセラーズ・ロング新書発売日は、6月28日(日)とのことです。でも、もう店頭には並んでいるのかな???

毎度ながら、お願いがございまする。

 『年報赤松氏研究』『十六世紀史論叢』

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追伸 忙殺

 午後から花嫁(新しいパソコン)がやってきたので、セットアップに忙殺される。ウイルスソフトをはじめ、新しいソフトウエアのインストール。データの移行などなど。まるまる半日以上を使ってしまった。合間にいろいろあるので対応。ただ、インターネットのブックマークについては、徐々に思い出しながら復活させるしかないだろう。

 ところで、新婚早々ながら、早くも花嫁(パソコン)を酷使し、ブラック企業の様相を呈している。タコ部屋に入れて、有無を言わさず強制労働に従事させ、逆らおうものなら激しい暴力で抑え込むという具合だ。こんなところに嫁に来たから仕方がない。逃げるか、それとも早死にするか・・・。ごめんね。ということで・・・。

2015年6月20~22日 『【猛】列伝 真田幸村と大坂の陣』(KKロングセラーズ)の刊行

 晴れ。それにしても微妙に寒い。明日には、養子(新しいパソコン)がやって来る。楽しみにしておこう!

 ところで本日ですが、

 『【猛】列伝 真田幸村と大坂の陣』(KKロングセラーズ、定価900円・税別)

 が刊行されました。内容は真田氏と大坂の陣に関する50の質問を自分で設定し、それに対して自分で答えるというものです。冒頭には理解しやすくするため、大坂の陣の流れをさらりと追っています。1項目について、4ページ以内で説明をしていますので、あまり読むのに負担にならないと思います。取り上げているトピックスの割合は、真田氏が60%(30問)、大坂の陣が40%(20問)になります。マニアックな豊臣方の牢人たちの解説にも力を入れています。

 このスタイルは、2年前に刊行した拙著『誰も書かなかった 黒田官兵衛の謎』(中経の文庫)とほぼ同じになります(冒頭のサマリーが加わった)。かなりわかりやすいので、初心者向けといえましょう。もちろん中級以上の方にとっても、知らない情報はあると思います。書店でお見かけになりましたら、ぜひ手に取ってください。

 そして、

 「津山藩成立期の基礎的研究」『皇學館論叢』283号(2015)

 も刊行されました。主として、慶長・元和期の津山藩(森忠政の治世期)を検討したものです。大坂の陣と津山藩に関しては除外しており、別稿で詳しく論じる予定です。いつもの駄作ってやつですな・・・。

 てなことで、今日もがんばりましょう! 夜明けは近い!?

【重要】メールアドレスを教えてください!

 実はパソコンが崩壊したので、またまた皆様のメールアドレス(パソコンのほう)が消滅してしまいました。そこで、ご迷惑でしょうが、皆さんのメールアドレスをご教示いただけると幸いです。今は、plalaのwebメールに移行したので、よほどのことがない限り、このようなことはなくなると思います。よろしくお願い申し上げます。

2015年6月16~19日 身内に不幸がありました

 小雨。昨日もそうでしたが、今日も寒いですね。どうか体調管理にお気を付けくださいませ・・・。

 今週の月曜日(15日)ですが、ブログを書いた直後に身内が亡くなりました。身内というのは、ここ4・5年ほど私が愛用していたパソコンのことです。私は「中門」と名付けておりました。月曜日の午前中に急に苦しみだし、突如として画面が真っ暗になりました。その後、セーフ・モードで立ち上げ、完治と思いましたが(スキャンディスクなど治療を施した)、結局、同じ症状が再びあらわれました。

 そこで、急いで病院(修理屋さん)に急患として運び込みましたが、約1時間程度の治療の結果、ハードディスクの崩壊という病名で亡くなりました。幸いにして、毎度バックアップは取っていたので、少なくとも当方は大事に至りませんでした。現在、小型のノートパソコンで急場をしのいでいますが、養子(新しいパソコン)は来週の23日にやって来る予定です。

 考えてみると、「中門」のおかげで数々の迷作(?)を生み出すことができました(中には腹が立って夜も眠れなかった人もいたそうですが)。亡くなった原因を考えてみると、2013~14年にわたって黒田官兵衛の原稿を大量に書いたからかもしれません。いうなれば、私の「ブラック的な体質」が「中門」を死に追いやったのかもしれません。いわゆる過労死といえましょう。次の養子は、いたわってやりたいのですが、呑気なことはいってられません。今、「中門」の遺体はビニールのプチプチで覆われていますが、法律に沿って葬る予定です。

 ただ、この間、自分で「中門」を何とかしようと奔走し、治療に出かけたりしたので、かなりの時間的なロスが生じました。小型のノート型パソコンも使いづらく、データのコピーもろもろなど悪戦苦闘し、右往左往しております。本来のやるべき作業がすべてストップした感じです。これから巻き返しをしなくてはなりません。

 ところで、養子を迎えたときに、多大な出費を要しました。私を気の毒だと思う方は、直接私の口座に香典を振り込んでいただいてもいいのですが、そうもいかないと思います(私は詐欺グループじゃないからね)。可能であれば、私の本を新刊書店(古書店でもブック・オフでもなく)でご購読いただけると幸いです。

 また、出版社各位におかれましては、養子を迎える費用を捻出すべく、仕事を与えていただけると幸いです。しょせんは額に汗して稼がないと、ロクなことはありませぬ。お悔やみの言葉がございましたら、コメント欄にどうぞ。

毎度ながら、お願いがございまする。

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追伸1 最近の映画について

【その1】
 どうでもいいことだが、一つ書いておこう。テレ東の「午後のロードショー」は玉石混交であるが、あの名作「アルマゲドン」を模したタイトルの映画には辟易とする(原題はそうなっておらず、邦題で変えたようだ)。「アルマゲドン」を冠した映画はたくさんあるが、今までロクな映画を見たことがない。非常に低レベルでおもしろくないので、いいかげんに止めてほしいものだ。

【その2】
 DVDを借りるとき、当然パッケージを見るのであるが、非常に紛らわしいことがある。「あのアカデミー賞主演男優賞の俳優が・・・」などと書いていると、「あれ、この映画はアカデミー賞を受賞したのかな?」と思ってしまう。実は、そうでないことが多い。要は、「アカデミー賞主演男優賞の俳優が主演している」とか、「アカデミー賞監督賞の監督がメガホンをとった」だけで、その映画が受賞したわけではないことが多い。紛らわしいので止めてくれ。

追伸2 もしも

 養子(新しいパソコン)を迎えたので、莫大な出費を強いられたのは先述のとおりである。しかし、もしも私が「本が安く買える積み立て図書券がある」とか、「大出版社の社員しか受けられない秘密の積立金がある」とか、「私のファンクラブに入会すると、月々●●円の積み立てで年利8%が保証される」とか妙なことを言いだしたら、迷わず警察に相談してください。

追伸3 この間のお礼

 この間、拙著『こんなに面白いとは思わなかった! 関ヶ原の戦い』光文社・知恵の森文庫の書評が『世界日報』様に、拙著『真田幸村と真田丸 大坂の陣の虚像と実像』河出ブックスの書評が『聖教新聞』様にそれぞれ掲載されました! この場を借りて、厚くお礼を申し上げます。ほかの新聞社様もよろしくお願い申し上げます。

2015年6月15日 燃えるような暑さ

 晴れ。というかほぼ猛暑に近い。なんという暑さか!ただ、明日は雨らしいのだが・・・。ところで、報道によると、野村宏伸さんが15歳年下の女性と結婚するとか。世の中は不条理であるとしか言いようがないが、お幸せにとしか言いようがない・・・。

 ところで、いろいろと勉強をしていると、若い人も年寄も何かと焦りがちである。若い人は「早く業績を出したい!」し、年寄は「業績を形にして残したい!」と考えがちである。おれもそうだ! 近いうちに消えるしね。ごく自然な考え方である。ただ、一方で焦りは禁物と言えるのかもしれない。学生の頃は、わずか2,000字や4,000字くらいのレポートを書くのに相当苦しむ。ましてや、卒業論文、修士論文などは苦行荒行の世界である。

 ただ、そうしたことをクリアすると、文章を書くこと自体はさほど苦にならなくなる。長いものは難しくても、「小ネタ」で「業績稼ぎ」が可能になってくる(10枚程度の研究ノートとか)。また、比較的安易なネタで、その場しのぎも可能である(おれのことか?)。しかし、そうしたことを繰り返していると、確実に力は落ちていく。特に、若い方は壮大なテーマとまでは言わないが、じっくりと困難なテーマに取り組むべきであろう。

 同時に、よくいわれるのが論文集刊行の敷居が低くなってきたことである。博士号取得のタイミングが早くなったこともあり、30歳前後で論文集を持つことも珍しくなくなった。それはそれですばらしいことだ。一方、最近必要があって読んだ論文集の中には、自治体史に執筆されたものが含まれているものもある。それはそれでよいのだろうか? また、きわめて短いページ数のものも増えてきたように思える。もはやそれが良いのか悪いのか、私にはわからない。

 ともあれ老体に鞭を打ち、自縄自縛の日々である。「やればできる」と信じてがんばるしかない・・・。

追伸 毎度ながら、お願いがございまする。

 『年報赤松氏研究』『十六世紀史論叢』

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2015年6月14日 スカッとしない話

 曇り。今日の天気は、1日中スカッとしないようだ。スカッとしないのは、私の頭の中と同じである。今日も朝からフーフー言っており、もはや寿命が来たか(いつも同じことばかりで恐縮であるが)と考えてしまう。

 ところで、この世の中はスカッとしないことが多々ある。私がもっとも驚いたのは、安保法制の議論である。少なくとも法案を通したい自民・公明の両党は、「合憲だ!」という参考人を招致すべきだった。なぜ違憲を主張する参考人を呼んだのだろうか??? 調べたらすぐ分かるだろうというレベルの稚拙な話である。あまりのお粗末さに辟易とした。もう、あとはしどろもどろでめちゃくちゃである。むろん私は反対だ。

 年金の話も釈然としない。そもそも情報管理がめちゃくちゃで、その後の対応も後手に回るどころか、最悪の対応であった。そして、早速といっては気の毒であるが、情報流失がらみの犯罪が勃発した。しかももっと驚いたのが、ただでさえ年金の原資は少ないのに、一連の事態の対応に数十億円のお金がかかることだ。もうめちゃくちゃだ。

 めちゃくちゃといえば、新国立競技場である。最初の案で建築するのは不可能とのことであるが、修正案でも2600億円という莫大な費用がかかるので、もはやどうしようもないようだ(今朝のニュース)。その費用負担をめぐって、国と東京都がもめている。東京都のほうでも安易に負担に応じると、行政訴訟のリスクを負うらしい。そんなに面倒なものであれば、オリンピックなど止めてしまったらどうだろうと思うのだが。当初のアマチュアリズムの精神は崩壊し、ただの金儲けだからね(開催国は儲からない)。

 同列なのがFIFAの問題だ。サッカーのワールドカップといえば、4年に1回のオリンピックと並ぶ世界的な祭典であるが、開催国が賄賂で決まることが明らかになったようだ。そういう話を聞くと、非常にガッカリとしてしまう。

 とにかく新聞やテレビの報道を見ても、殺人事件、事故、詐欺など暗い話が多い。教員や福祉関係者の暴力事件や性犯罪も跡を絶たない。あとは、芸能人の痴話話しくらいである。いずれにしても、釈然としない暗い話題が多く、少しは快事というべきか明るい話題がほしいものだ。私も明るい話題(人を元気にするような)の本を書きたい・・・。

追伸 別にいいじゃないか

 毎日新聞を読んでいると、スウェーデン王子がモデルと結婚したとのことであったが、そのモデルがトップレスになったことがあったので、周囲から猛反対があったという。「別にいいじゃないか。本人たちが納得しているのなら」ということになろう。トップレスだろうがアダルトビデオだろうが、当人たちには幸せになる権利はあるのだ(なれるかどうかは、わからないが・・・)。

2015年6月12・13日 貧乏臭い話

 晴れているが、少しムシムシする。暑くなると作業効率が悪くなる。そもそも体温調節機能が崩壊しているので、どうしようもないというのが実感でもある。何とか暑い夏を乗り切りたいものである。

 ところで、たまに外食をする。息抜きになる。ただし、残念ながら、高いところへは行かない。また、自分で簡単に作れるのものは、まず頼むことはない。そうした料理を挙げておこう。

1 うどん・そば

 うどん・そばは、冷凍ものも充実しており、麺つゆがあれば簡単に作れるので、外で食べることは少ない。おあげさんや天ぷらはスーパーで買えるので、外食よりも安く食べることができる。貧乏臭い話だが。

2 丼もの

 親子丼は、麺つゆ、卵、タマネギ、鶏肉があれば、実に簡単に作れるので、あまり外食では食べない。鶏肉の代わりに、豚、牛をいれるのもおもしろい。また、トンカツを買って入れれば、カツ丼になる。最近は、厚揚げや豆腐を具材にしていただくなど、バリエーションが増えつつある。貧乏臭い話だが。

3 豚のしょうが焼き

 豚のしょうが焼きは、専用のたれ(100円シップで売っている)、豚肉、タマネギ、付け合せのキャベツがあれば、こちらも簡単にできる。豚の代わりに鶏肉を使っても結構いける。貧乏臭い話だが。

4 そのほかタレを使った料理

 実は、100円ショップにいけば、焼肉のタレのほか、肉にあったさまざまなタレ(味付け調味料)が売っている。これにあった肉や野菜を購入して味付けすれば、いとも簡単に料理が完成する。貧乏臭い話だが。

5 魚を焼くだけ

 サンマ、サバ、干物などはそれだけで十分味がついているので、焼くだけでOKだ。ちなみに、アルミホイルを敷いて、トースターで焼いてもOKだ(換気扇は回そう)。また、最近は味噌などに漬け込んだ魚も安く売っている。煮魚にしたければ、専用のタレも売っている。魚は体にいいのでおすすめだ。貧乏臭い話だが。

 ちなみに、米だけは高いのを買うようにしている。やはり日本人は米だなと思う。安い米はくず米みたいなものが多いので、食べるとまずく注意が必要だ。よく食べ放題では安い米を提供しているが、そこには食用油が振りかけており、艶などを出しているらしい。お茶漬けにすると、油が浮いてくる。まあ、それはしょうがない。

 ただ考えてみると、「できる人」はあまり飯を食わない。さっと少量をかきこんで、すぐさま次の仕事に移る。無能な人間は朝起きてから昼飯のことを心配しており、いざ昼飯の時間になると大量に食べる。当然、仕事の効率が上がるわけでもなく、悲惨な結果になる。それが積み重なるのだから恐ろしい。どうやら私は、後者の人間のようだ。

※2015年に書いたもの(依頼原稿お待ちしております)

○一般書
*『真実の戦国時代』柏書房(2015)
『宮本武蔵 謎多き生涯を解く』平凡社新書(2015)
『真田幸村と真田丸 大坂の陣の虚像と実像』河出ブックス(2015)
『戦国史が面白くなる「戦国武将」の秘密』洋泉社・歴史新書(2015)
『こんなに面白いとは思わなかった! 関ヶ原の戦い』光文社・知恵の森文庫(2015)

*は、編著書。

○一般向け
「歴史史料から読み解く「本能寺の変」の真実」『歴史人』No.57(2015)
「関ヶ原合戦研究最前線」『芸術新潮』6月号(2015)
「宗教弾圧、革新的戦術、武田との対立、四国政策転換を検証する」「「一次史料」「二次史料」及び関連書から、新たな信長像を読み解く」「「天下」「朝廷」「全国統一」研究者の諸説を整理する」『歴史街道』4月号(2015)
「毛利氏はいかに中国地方を制覇したか?」『別冊 歴史人』(2015)

○論文みたいなもの
「戦国期の播磨内乱と室町幕府」『十六世紀史論叢』4号(2015)

2015年6月11日 マントレ

 やや曇り。ときどき夏の日差しが届いてくる。夜は雨らしい。今日は夕方に打ち合わせがある。それにしても、スギちゃんが13歳年下の若い娘と結婚するそうだ。おめでとうというしかないが、世の中は不公平であると感じてしまう・・・。

 梅雨に入ったので、少々雨がちである。外を走るのが難しくなった。そこで、生み出されたのが「マントレ」である。正式には、「マンション・トレーニング」という。内容は至って簡単で、1階から9階まで階段を歩いて上り、9階についたら廊下を歩いて隣の階段に向かい、1階まで降りる。それを2棟分行うわけだ。所要時間は30分程度。注意することは、やかましくならないように走らないことだ(後述するとおり、キツイので走れないが)。

 な~んだ、と思うかもしれないが、これがなかなかきつい。ゆっくりと歩くのであるが、30分もすればふくらはぎと太ももがパンパンである。上りもつらいが、下りも結構キツイ。これで少しは痩せるかな???

 痩せるのは難しい。さまざまなダイエットが紹介されるが、基本となるのは、

・バランスのよい食事、
・食事は腹八分目、
・適度な運動、

 ということになろう。端的に言えば、一つのものを食べ続けるとか、ダイエット用のサプリを飲むだけとか、ましてや紐を腰に巻くだけで痩せるはずがない。基本は節制することである。太るのは簡単であるが、痩せるのは難しいという現実がある。テレビや雑誌でやっているのは企画なので、実は必死に食事制限したり、運動したりしているんじゃないの???

 ただ、私が太る原因は十分にわかっている。おおむね以下のとおりである。

・酒。
・定食屋に行くと、「ライス大盛無料(あるいはお代わり無料)」に必ず応じてしまう。
・ラーメンに小ライスをつけてしまう(無料のことも多い)。

 この二つしかない。厚生労働省は、これまでタバコを狙い撃ちにして増税していたが、酒もそのうち入るらしい。いっそのこと、麻薬なみにしてくれないかと思ってしまう。そうなると、飲まなくなるだろうから・・・。

2015年6月10日 パワー全開なるか?

 曇り。やはり入梅したので、以後の一ヵ月はさほど好天には恵まれないのだろう。しかし、梅雨に雨が降らないのは、それはそれで農作物などに悪影響を与えてしまう。難しい問題である。それにしても肉体の衰えは激しく、何とかパワー全開と行きたいところだ。

 昨晩、ある人と電話をしていたが、「難しい問題がいろいろあるな」と痛感する次第である。ただ、結論としては、他人からの誹謗中傷の類(有益な助言、諫言は別として)は、無視するしかしょうがないということだろう。風の便りによると、単著は別として、私が編著(信長本、戦国本)を出したので「腹が立って夜も眠れない」という人がいるという(単著でも同じかもしれないが)。では、なぜ編著を出すのだろうか?

 もっとも大きな理由は、非常勤職の人を中心に依頼している点にある。おこがましいようであるが、なかなか一般書に書く機会もないだろうし、書けば何がしかのお金にはなる。また、書いたことをきっかけにして、書籍の執筆や雑誌への寄稿、あるいは講演の依頼があるかもしれない。何より、その分野の専門家が結集して書けば、一番効率がよい。執筆をお願いして、喜んでいただければそれはそれでうれしい(実際、書くのは苦しいが)。ただ、それだけである。

 風の便りによると、私が編著を出すことにより、彼らを配下に収めようとしているとか言う人がいるが、それは事実無根のバカバカしい話である。私は基本的に家に引き籠っているので、彼らを支配することは不可能であり、そもそも支配欲はない。また、生活に追われているので、そんなことをする暇はない(実際にあったことはなく、メールのやり取りだけの関係の方もいる)。書いていただけるならうれしいし、都合がつかなくて難しければ、また次の機会にということである。ポリシーがあって書きたくないという人がいれば、それはそれで一つの考えなので仕方がない。それだけである。

 今年、関西方面で連続した講演会があるが、そのときも人を紹介させていただいた。主催者の方や講演者の方が喜んでくださったら、それはそれでうれしいということだ。『十六世紀史論叢』のご執筆者の方に講演の依頼があったときも、喜んで連絡をさせていただいた。今後もそうした機会があればと思う。

 なので、謂れのない誹謗中傷はお止めいただき、ご自身の研究に専念いただきたいものである。私だけならいいとしても、ほかの執筆者や講演者が巻き込まれるのは迷惑な話である。

追伸1 こんな事実もありません

 ちなみにであるが、

・私がメチャクチャ儲けているとか、
・私が高級マンションで毎晩美女を侍らせているとか、
・私が毎晩高級クラブで飲み歩いているとか、

 そういう事実もありませんので申し添えます。私の合言葉(あるいは好きな言葉とか思想信条とか)は「激安」です。

追伸2 またまた新聞にご掲載いただいた話

 東京新聞、熊本日日新聞に引き続き、5月31日(日)付の山陽新聞・書評面に拙著『戦国・織豊期 赤松氏の権力構造』岩田書院が紹介された。この場を借りて、厚くお礼を申し上げる次第である。山陽新聞様には、岡山に住んでいる頃から、非常にお世話になった。こちらに来てからも、ちょくちょく拙著を紹介いただいている。ただひたすら感謝するばかりである。引き続きよろしくお願い申し上げます。特に、赤松氏や宮本武蔵と縁が深い兵庫県の神戸新聞社様。

2015年6月9日 とうとう入梅・・・

 外は小雨。風が強く、寒さを感じる次第。昨日のニュースによると、とうとう関東甲信越方面も入梅したとのことである。また、1日おきに暑い日と寒い日が交互に来るとか。体調管理が重要だ。用心用心・・・。

 暇そうに見えるかもしれないが、実は忙しい。やることはたくさんある。やらない(???)あるいはスピードが遅い(???)だけだ。個人的な経験から言えば、「とろい人」はダメである。私もだんだんトロくなってきた。いろいろと言い訳をして(特に、他人のせいにする)できない理由にするのもダメだ。とにかく、故土井たか子さんではないが、「やるっきゃない」ということである。

 今年もそれなりに目標を立ててやって来たが、来年はぜひ論文集を刊行したい。最初は山名氏で1冊と考えていたが、それでは200頁を少し超える程度でボリュームがないので、ここに赤松氏のもの(国衆のこととか)を合体させて『戦国・織豊期 赤松氏・山名氏の研究(仮)』とでも題して刊行したいものだ。今、時間を見ながら、新稿を準備中である。

 昔の大先生は「論文集は生涯で1冊だけで良い」とお考えの方が多く(実際、高名な先生で論文集を刊行していない方も多い)、それはもっともであるが、私のような「無名のカス」は遺言代わりに残しておいてもよいだろう。

 ともあれ、もうオジンなので将来への展望は何もなく、あとは1人で棺桶に入るだけである。それまでは、ひたすらがんばるしかないようだ。今日もがんばろう!

 相変わらずしつこくて恐縮ですが、『年報赤松氏研究』『十六世紀史論叢』のご購読を何卒よろしくお願い申し上げます。在庫は、ダンボールにたくさんございますので・・・。そういえば最近、誰もコメントしてくれないなあ??? マジで死んだと思われているのかしら。これは代筆かと???

追伸 父の日

 もうどうでもいいことで、かつ関係ないのであるが、6月の第3日曜日は「父の日」である。この日は、これも私にとっては関係なく、かつどうでもいい日の一つ「バレンタイン・デー」などと同じく、別に何らかの法的根拠はなく、業界団体が金儲けのために勝手に設けた、まったくもって私的なものである(とまでいう必要はないか:汗)。

 今はどうか知らないが、かつて関西いや特に大阪では、50代以上のおっさんは「そんな服いったいどこで売ってんねん!?」というような色や柄のシャツ(またはズボン)を着用していることが珍しくなかった。本当に、そんな柄のシャツやズボンが売られているところは、未だかつて見たことがない。マジでどこで買っていたのだろうか?

 ところが、今やファスト・ファッション(ユニクロとか)全盛とはいえ、中高年の服も充実しており、そんなオジンを見かけることは少なくなった。父の日でも、シャレた服が贈られるようになった。「昭和は遠くなりにけり」である・・・。

2015年6月2~8日 熊本日日新聞・書評面に載る

 ここ数日、暑さは多少和らいだようで、夜などは特に寒いと感じることがある。数日後には、とうとう梅雨になるそうだが、それは仕方がないところだろう。1週間くらいブログを書かないと、「ついに死んだか?」と思われてしまうが、いちおうは生きているので、ご休心くださいませ(心配している人もいないだろうが)。

 ところで、この1週間だけでもメチャクチャなニュースが数多くあった。中でも年金に関する個人情報のだだ漏れは、その後の対応も含めて最悪な事件であったといえよう。その情報をもとにしたか否かは不明であるが、早速、ハイエナのごとき詐欺師の連中が老人宅に電話をかけまくっているらしい。どうか用心いただきたいものである。

 年金といえば、やはり「消えた年金問題」である。未だ解決していないとのことだ。もう少し遡ってみると、年金保険料や雇用保険料などが宿泊施設などの建設費などに投入され、多大な赤字を計上した上で売り飛ばされ、それが「二束三文」で売却されたことは記憶に新しい。そうした大事件もいつの間にか風化され、誰も責任を取らなかった。ヒドイ話である。

 先のことはわからないが、私がオジンになった頃には「姥捨て山法」などが成立して、70歳以上の老人は原則として、山に捨てられることなどが決定されるかもしれない。先行きは暗いとしか言いようがない。

 さて、東京新聞に引き続き、5月31日(日)付の熊本日日新聞・書評面に拙著『宮本武蔵 謎多き生涯を解く』平凡社新書が紹介された。この場を借りて、厚くお礼を申し上げる次第である。宮本武蔵に関わりのある、兵庫県・岡山県の県紙・神戸新聞と山陽新聞にもぜひ取り上げていただきたいものである。関係者がご覧になっていたら、よろしくお願い申し上げます。もちろん、他の新聞社の方もお願い申し上げます。

 それにしても世相は暗い。今朝のニュースでも、またまた少年による殺人事件が報道されていた。快事はないのかと、いつも考えてばかりの次第・・・。がんばりましょう。

 毎度ながら、お願いがございまする。

 『年報赤松氏研究』『十六世紀史論叢』

 の売れ行きが予想外の厳しさです。マジで困っています。冊子の入ったダンボールを見ると悲しくなります。これでは、せっかくご執筆くださった方が浮かばれません。お願いします。お願いします。ご関心がありましたら、ぜひ上記の2誌をご購読くださいませ。何卒よろしくお願いします。

追伸 マジでお願いします

 上記に『年報赤松氏研究』『十六世紀史論叢』が窮状に陥っている件を書きましたが、これはマジです。通常、最新号が刊行されると、パラパラと2日に1回程度で、申し込みが舞い込んできます。大変ありがたい話です。しかし、なぜかここ1・2年はそうはいきません。理由の一つとして、私が行商に出かけなくなったことが挙げられます。また、理由については書くことにしましょう。

 いずれにしましても、非常に厳しい状況です。それらの刊行物は、読者の皆さまの購読によって支えられています。どうかご購読をお願い申し上げる次第です。よろしくお願いします。

2015年5月30日~6月1日 東京新聞・文化(書評)面「書く人」に載る

 晴れ。ここ数日の暑さには辟易としているが、それにも増して驚くのが大地震や火山の噴火である。被害に遭われた方には、心からお見舞いを申し上げる次第である。当方も地震では大被害はなかったものの、大きな本棚がかなり揺れて、少々ビビッた次第である。正直に申し上げておこう・・・。

 ところで、ご存知の方はすでにお読みになったかもしれないが、5月31日(日)付の東京新聞・文化(書評)面の「書く人」に拙著『宮本武蔵 謎多き生涯を解く』平凡社新書が紹介された。

 ここ。

 これまで東京新聞様には拙著を取り上げていただくことが何度かあり、また書評を書かせていただいたこともあった。「書く人」欄は目標の一つだったので、こんなにうれしいことはなかった。周知のとおり、日本では1年間に8万数千冊の本が刊行されている。その中で、たとえ小さな欄でも書評面に取り上げられることは奇跡に近いのであるが、「書く人」欄は1年間で50名程度にしかないチャンスである。

 東京新聞様には厚くお礼を申し上げ、1人でも多くの方に拙著を手に取っていただければ、こんなにうれしいことはない。この度は、誠にありがとうございました。

追伸1 無名の焼き鳥屋

 近所のスーパー「マルエツ」に名も無き焼き鳥屋さんがある(移動販売?)。屋号とかはなさそうだ。ところで、ここの焼き鳥屋さんがおもしろい。店頭の手書きのポップ(?)には、「あなたが買ってくれないと、潰れてしまいます」と書かれており、屋台の下には「皇室の御用が無い店」と記されている。なかなかユニークだ。でも、正直に言うと、私も似たような心境である。


追伸2 『真実の戦国時代』(柏書房)が好調との由

 先ほど、柏書房の方と電話で話をしていたら、『真実の戦国時代』の初速(出だしの売れ行き)が好調とのことであった。誠にありがたい話である。理由を考えてみると・・・、

・1冊でさまざまな戦国時代の側面を概観でき、しかも最新の成果に基づいている、
・内容が一般向けでわかりやすい、
・参考文献もちゃんと載っている、

などなどであろうか。これから戦国時代の勉強をしたいと考えている方、戦国時代に関心を持ち本を読んでいるが初歩から学び直してみたい方など、多くのニーズに対応しているので、ぜひご一読いただけると幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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