2016年8月6日~8日 大変な時代

 昨日は日中でも涼しく、また今朝もいい風が入ってきます。湿度は低めですね。

 ところで、過日ですが、ある新聞のコラムを読んでおり、なるほどと思うことがありました。最近は「ゲス不倫」なる言葉が流行しており、次々と芸能人の実態(不倫とか)が暴かれております。ある人気女性タレントもそうですが、ついに休業に追い込まれてしまいました。

 冷静になって考えてみると、そういうことが明らかになり、これまでのその女性タレントのイメージが大きくダウンした感は否めませんが、私たちが何かの不利益を被ったわけではありません。不倫相手の男性の奥さんは、非常に気の毒な気がしましたが。そして、周知のとおり、何となくその女性タレントは謝罪に追い込まれ、その謝罪方法がダメだとか、評論家が解説をするようになります。こうした現象が異常ではないかというわけです。

 あるスポーツ選手は未婚で子供を産みましたが、相手の男性のことは名前などが公表されませんでした。これも別に私たちが何かの不利益を被ったわけではありません。しかし、だんだん報道はエスカレートし、未婚で子供を産むのはおかしい、相手の男性の正体を明かすべきだという論調になっていきます。ついには、未婚で子供を産んだことについてどう思うか、アンケートを取ろうということになりましたが、さすがにそれは反対意見もあり、沙汰止みになりましたが・・・。

 上記の件は、個人的なことなので、私はなんとも思いません。しかし、世間を煽り立てて、何とか謝罪に追い込もうとするのはいかがなものかという記事だったと思います。まさしく仰せのとおりで、謝ってもらっても、どうしようもないのですが・・・。それにしても、こういうことが起きるたびに、心理学者やクレーマー対応研究家が登場するので、それで飯を食っている人は潤うのでしょうが。

 とはいえ、次のようなケースはどうなのでしょうか。

 もう古い話になりますが、耳が聞こえないながらも、作曲活動をして注目を浴びた人がおりました。しかし、実際はそうではなく、曲はすべて他人に書かせておりました。その背後には、障害と戦うという壮大なドラマがあり、テレビや本でも盛んに取り上げられていたので、私たちは信じたわけです(私もテレビを見て、本も読みました)。

 つまり、この場合は曲が良いということに加え、作曲者の凄まじい生き方、苦闘の歴史と相俟って、私たちに感動を与えて、CDを買っていたのですから、「騙された」ということになりましょう。こっちは、被害を受けたような印象を受けます。

 もう一つは最近ですが、某人気コメンテーターが海外の名門大学を卒業しておらず、それだけでなく経歴などに大きな疑問点があることがばれました。こっちもコメントが良ければいいじゃない、という人がいるかもしれませんが、コメントの根拠として「海外の有名大学出身者の言葉」ということがあったので、みんな腹立たしく思ったのでしょう(騙された、と)。やはり、騙されたなあ、という感じがいたしますね。

 とはいえ、芸能人などの有名人は人気商売ですから、いろいろと大変なのでしょうが、あまりに個人的なことで追及の手が伸びるというのは、いささか不健全ですね。
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プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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