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2016年12月23・24日 来年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」批評(洋泉社web)を担当することになりました

 おはようございます。あと1週間でおしまいですね。早いものです。

 さて、前回のブログでは来年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」批評(洋泉社web)について未定としておりましたが、先日ご依頼があって担当することになりました。誠にありがたいことでございます。厚くお礼を申し上げます。

 本年の大河ドラマ「真田丸」批評(洋泉社web)では、熱烈な「真田丸ファン」(と申しますか実質的には「三谷幸喜ファン」)に随分と苦しめられました(苦笑)。おもしろいのかおもしろくないのかは当人が決めることですが、なかなか難しいことです。

 ところで、ご承知のとおり、テレビ界からは都合の悪い評論家などが次々と姿を消していきました。大学教授や弁護士などが出演するようになり、身にも毒にもならないコメントでおしまいです。MXの「女子会ニュース」はおもしろいのですが、どこまで本当なのかわかりません。MXが最後の牙城になりましょう。

 ちなみにMXの「5時に夢中」は、「よくあんなの流せるな」と感じるくらいおもしろいです(というか、ヤバイ)。コメンテーターもかなりやばいです。

 ちなみに、学会誌などは別として、小説、映画などのエンタメに関する、新聞や雑誌の批評もほとんどアテになりません。理由は3つほど考えられます。

1 そもそも宣伝のために書いてもらっている。批評する側はスポンサーからゼニをもらっているので、酷評できない。

2 最初からひどい作品はあえて取り上げない。

3 批評する側も短い紙数で意を尽くせないので、ほどほどにしておく。

 感覚的には、1が多いでしょうか。でも彼らには生活があるので、それを厳しく言うことはできません。要は見る側がどう思うかであって、そもそもが激論するほどの問題ではないでしょうね。まあ、そんなものです。

 DVDのレンタル屋にいくと、いかにもその作品がおもしろいというようなポップがかかれていますが、とんでもない駄作(たぶん店員は見ていない)を「おもしろい」と書いていることがあるので要注意です。でも、彼らにも生活があるので、仕方がないのです。
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Re: 祝!大河批評続投(笑)

いつもありがとうございます。
続投が決まって安堵いたしました。

ここ数年、大河はホームドラマが進行し、昨年はドタバタ喜劇でございました。
仰せのとおり、重厚で見応えのあるものを期待していますが、非常に難しいのでしょうね。

まあ、楽しみにしておきましょう。

祝!大河批評続投(笑)

洋泉社に大門先生続投メールを送る前に決まって良かったです(笑)
大河ドラマには毎年期待してるのですが、最近は重厚な見応えのある
中身とは言い難いのが残念です。
いっそのこと全編説得力のあるフィクションで良いのではないかなとも・・。
見てる側が気恥ずかしくなる演出だけは勘弁してもらいたいです。
何はともあれ来年も楽しみができて嬉しいです。
大門先生はちなみに来年の大河にはどんなことを期待していますか?

プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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