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2013年8月28日

 晴れ。日差しはきつそうだが、涼しいといえば涼しい。今日も突貫工事、明日も突貫工事、死ぬまで突貫工事・・・。死ぬまでがんばらなくてはならない。

 昼。外はギラギラしているのだが、中は意外に涼しい。実は、だんだんと本が増えてきて、大変なことになりつつある。だぶん同業の人は、同じ悩みを抱えていることであろう。この問題を回避するには、購入する本を可能な限り専門分野に限り、ほかは図書館で借りるという選択肢を選ばなくてはならない。そうなると、小説・エッセーなどはとりあえず不可となり、歴史では古代、近現代は優先順位が下がる。不要な本は、いさぎよく処分することも重要になろう。ちなみに本は所蔵者が死ぬと、たいていの場合ゴミになる。

 さきほど、豆腐を買いに行った。その帰りにブックオフに立ち寄ると、岩波の『日本通史』が1冊105円で叩き売りになっていた。迷わず、持っていない巻を購入した(古代の終わりから近世の最初までしか持っていない)。それにしても、これだけの良書が105円なのだから、世も末である。ちなみに、傍らにおいてあったAKB48の写真集は、もっと高かった。学問は虚しい。

 どうでもいいことだが、先日、テレビを見ていて驚いた。それは、あまりのドケチぶり、ということになろうか。金持ちであっても、ボンビーであっても、あまりにドケチすぎると、生活がすさんでくるのではないだろうか??? 私が「ちょっとこれは・・・」と思ったのは、

・風呂の水が極端に少ないので、這いつくばって入る、
・ほとんど毎日、同じ食材で食事を済ませる、
・家のトイレを使うと水代がもったいないので、近所のスーパーや公園に駆け込む、
・丸1日、トイレの水を流さない、
・味噌汁を作る鍋の上にフライパンを置いて、卵焼きを作る、

などなど。

 倹約は美徳である。風呂の水を洗濯や床掃除に使うのは恥ずかしいことではないし、歯磨きや食器洗いで水をジャージャー流すのも良くない。我慢して安いものを買ったり、いろいろと創意工夫をするのも悪くない。私だって、『十六世紀史論叢』を送る際には、専用封筒ではなくリサイクル封筒である。しかし、思ったのは、金持ちほどドケチだということだ。
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やはり

何を残して、何を処分するのか悩ましいですね。
人によっては、「小説命」という方もおられますし。
とにかく不要なものは、処分するのが一番です。

本はいいのですが、論文の抜き刷りは背文字が見えず、整理に苦労します。

フィクションは処分

確かに本は増えて困ります。
もともとフィクションを殆ど読まないし蔵書も少ないので処分する事にしました。
その手のフィクションは大抵図書館にありますから。

今週は三冊処分しました。といつても市立図書館の献本箱に入れるのですが。
いづれも図書館に蔵書がありますが配架を増やすのならどうぞと言ふことで処分を委ねました。

芦田宏直氏によれば一度読んだら用がなくなる推理小説のやうなものは電子化に向いてゐる、持ち続ける意味はないと言つてゐます。大抵のフィクションはそのやうなものでせう。

今は高かつた塩野七生のローマ人の物語を処分するかで悩んでゐます。全く読んでゐませんので。
プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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