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2013年9月24日

 曇。今日も突貫工事。昨日は、夕方に試写会に行ったので、その感想を。

 昨夕、レッド・ドーンという映画を見に行った(試写会)。場所は、東京都中野区の中野ZEROホール(JRなど中野駅近く)。時間は、19時開演であった(入場開始は30分前から)。映画の概要は、ある日北朝鮮軍がアメリカに侵攻して占領し、主人公を中心とするゲリラ軍(レジスタンス)が反撃するという内容である。

 その前に、一度行きたいと思っていた「ふくみみ餃子館」に行ってきた(晩御飯)。テレビで以前見ていたので、実に興味津々であった。大振りのギョウザ5個とライス、味噌汁で380円(福神漬けとらっきょは食べ放題)!実は、ここの売りは「ご飯お代わりし放題」である。しかし、諸般の事情から、本年4月でやめてしまったらしい(採算が取れないのだろう)。残念!ここはギョウザのタレも3種類用意されていて、本当にうまかった。また、機会があれば行ってみたい。駅から近いので、皆さんも行ってみてください。

 本題に戻ろう。肝心の映画の感想であるが、製作した人には大変申し訳ないのであるが、イマイチであった。理由を簡単に列挙すると、次のようになろう。

・北朝鮮がアメリカに侵攻する大義やなり名分なりがわからない。両国の国家代表も出てこない。どうもロシアとの共同作戦だったらしい。
・ゲリラ戦の展開はよくわかるのだが、アメリカ全土がどうなっていたのか、状況が把握できない。
・できる兄とダメな弟の葛藤はわかるのだが、短期間であのダメ弟がなぜあんなに立派な人間になるのか理解できない。
・最後のほうで、北朝鮮の特殊無線を奪って反撃に出るという場面があり、実際に多大な犠牲を払って奪うのであるが、肝心の特殊無線を活用したシーンがまったくない(そのままラストに突入する・・・)。

 結局は全体的に説明不足で、涙、感動といった心揺さぶられるところが皆無であって、ただひたすらゲリラ戦を見ている感じだった(迫力はあった)。図らずも隣のおじさんが映画が終わると「時間のムダだったな・・・」と囁いたが、まさしくそのとおりで、暇つぶしにもならなかった。残念!

 少し忘れていましたが、講談社のPR誌『本』最新号に「ハダカの官兵衛」というエッセイを書いています。おそらく大きな書店に行けば、無料でいただけると思いますので、関心のある方はお読みいただけると幸いです。

 今度、テレビで「ディパーテッド」を放映するらしい。特別な場合(ノーカット放送)を除くと、映画をテレビで放映する場合は、カットすることが多い。テレビの時間枠は2時間であるが、CMや前後の紹介を除くと、正味で90分くらいだろう。もともと90分の映画であれば問題ないが、これより長いとカットせざるを得ない。ときとして、カット部分が多くなり、わけがわからなくなることもしばしばある。ちなみに「ディパーテッド」は2時間34分の映画。そうなると約1時間もカットするのか??? タダで見ることができるものの、そのあたりが問題である。ちなみに「ディパーテッド」のDVDは、先日350円で入手した。値段を間違えたのであろうか???

 9月23日(月)の京都新聞に拙著『黒田官兵衛・長政の野望 ―もう一つの関ヶ原―』(角川選書・角川学芸出版)の紹介が載りました! 京都の方、ぜひ同紙をご覧ください!
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『本』

講談社の『本』に掲載されたものですね。
あれが、官兵衛の正直なエッセンスです。

ハダカの官兵衛

面白いですよ
プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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