2013年10月29日

 曇り。だが、午後から雨になるらしい。夕方から打ち合わせ。今日は早く起きたので、朝食後に散髪をした。すかっとした。丸坊主なので、これから寒くなるのだが・・・。

 もう10月も終わりかけ。今年は、一つの目標を達成できなかった。それは、論文集を出すこと。全部で700~800頁程度の分量になるのであるが、忙しさにかまけて遅れ遅れになり、ついにダメになった。来年こそと期するところがあるものの、私が揶揄してきた「書く書く詐欺」または「口論文」の類に該当し、誠に情けない。別に700~800頁程度にこだわらず分割すればよいのだが、それはそれで面倒なので・・・。

 ついでにいえば、今年は3つ(11月初旬に出る分含めて)しか論文らしきものが書けなかった。残りは時間がなく、もうちょっと「ツメ」がというところであるが、「ツメ」がなどと言い訳をするのも、怠け者の手法である。忙しいのはみんな同じなので、何とかがんばりたいところだ。実に反省点が多いといえる・・・。さあ、今日も突貫工事。いけるところまでがんばろう。

 というのも、実は受験を意識する高校生の頃、先輩や同級生の中で、やたらと大学のこと(偏差値とか)や参考書に詳しい人がいた。詳しいので、いろんな人に「あの大学はダメだ」とか「この参考書はいい」などと評論するのであるが、肝心の勉強はまったくできなかった。「なんじゃこれ???」という感じである。「大学評論家」「参考書評論家」というところであろう。

 歴史の勉強をしていても、同じようなことがある。ある人はやたらと「私の師匠は●●先生です」とか「(有名な研究者の)●●先生とは親しくしています」と自慢し、かと思えば懇親会で「(有名な研究者の)●●先生の研究はでたらめ」だとか若手研究者のこきおろしに必死になる。「ええっ、オタクそんなに偉いの???」と思いきや、発言する当人はまったく論文を書かない。書いても大したことがない。聞けば書いているのだが、「ツメがあと一歩だ」という。ツメがどうのこうのいいながら、もう何年も経つ・・・。同時になぜかこういう人は学界事情(よい話ではなくスキャンダルじみた話)に詳しく、そういうくだらないことを知っていることに自らの存在感を見出している。

 あるとき、ある人とそんな話になり、「そんな暇があったら論文書けよな」という結論に至った。誠に至言である。いくら有名な先生の弟子であっても、いくら有名な先生と親しくても、いくら他の研究者の悪口を言っても、いくら優秀な若手研究者をこき下ろしても、いくら学界事情に詳しくても、自身が優秀であることの証明にはならない。地味でもいいので、コツコツ論文を書いたり、研究報告をすることだ。
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プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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