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2013年11月24日

 快晴。秋晴れ。今日くらいは、散歩にでも出たいところであるが、そんなことは自殺行為である。黙々と、淡々と仕事を進めていくしかない。午前中もがさがさと仕事を終えて、ほっと一息つくと、校正が2件舞い込んできた。忙しいということは、大変ありがたいことである(涙。もちろん感謝の)。

 ところで、物書きの仕事は、大きく分けて2つある。一つは本(単行本、新書、文庫など)を書くこと、一つは雑誌などに寄稿することである。そのほかに、講演、監修などの仕事がある。いうまでもないが、本は書くのには時間がかかるので、少しずつ進めるしかない。一方、雑誌への寄稿は、数枚からせいぜい30枚程度なので、瞬発力の仕事でもある。本を書くことと、雑誌に寄稿することで、生活が成り立つということになろう。当然、入金も雑誌が早く、本は遅いということになる。生々しい話だが・・・。

 理想的なのは、毎日少しずつ本を書きながら、合間に依頼を受けて雑誌の原稿を書くということである。ところが、そうは問屋が下ろさない。雑誌からの執筆依頼がないので、延々と本を書くしかないときもあれば、雑誌からの原稿依頼が多くなって、本の執筆をストップせざるを得ないこともある。今は、明らかに後者の状態。なかなか自分の都合のようにいかないのは、どの仕事でも同じであろう。

 では、超人気者になって、本や雑誌からの原稿依頼が殺到すれば、いったいどうすればよいのか? それは、ありていに言うと、人に書いてもらうということになる。実際に、儲かっている作家の中には、会社を起こしてスタッフ・ライターを雇い書いてもらって、自分はその原稿チェックや「これは!」という原稿しか書かないという人もいると聞いたことがある。そうなると、自宅ではなく事務所を構え、入金も多いので経理担当者なども雇うのであろう。

 まあ、オイラの場合は、入金確認で悲鳴をあげるほど入金はない。
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よい本です

奇をてらわず、オーソドックスで良い本です。
文芸面に光が当たっていて良いですね。

諏訪官兵衛

まだ途中ですが、あそこだと余計な事ぬきにスタンダードに書ける感じです。
プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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