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2013年11月30日

 快晴。今日は史跡見学会。良い日和になったので楽しみ。参加者は15名程度の予定。

 ところで、歴史の勉強をやろうと思うならば、何を差し置いても買わなくてはならないのが、『日本国語大辞典』である。言葉の意味を調べる必須アイテム。現在、第2版が出ているので、そちらが良いに決まっているが、貧乏ならば初版でもよい。今なら全巻セットで1万円もしない(古書の場合)。余裕があれば、『日葡辞書』は欲しい。もっと余裕があれば、『時代別国語大辞典 室町時代編』も欲しいが、こちらは高嶺の花である・・・(セットで20万円前後する)。あと、『大漢和辞典』もあったらベストだ(こちらは日本の用例の豊富な新版がよい)。

 私は論文や本を書くのに非常に手間取るのであるが、それは盛んに『日本国語大辞典』を引くからである。アホなので物覚えが悪く、何度も何度も引く。ゆえに時間がかかる。そのまま熟語で掲載されていればベストであるが、そうでないことも多い。「●×」という熟語が載っていない場合、まず「●」の意味を調べ、次に「×」の意味を調べて、改めて意味を考える。「アホじゃないか」と思われるかもしれないが、そうするしかない。

 しかし、それでも間違える。やはり、オイラは「バカ」だと思う。

 では、参加者のみなさん。今日はよろしくお願い申し上げます。
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中国系

もともと『大漢和』は、東京文理大・の方が中心となり、中国古典の用例が豊富だったようです。
その後、日本の漢文の用例をということで、要望に応えたようです。
でも、『大漢和』は使わなくなりましたねえ。

No title

『大漢和辞典』は、新版には日本の用例が多いのですね。参考になりました。ありがとうございます。
プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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