2014年5月11・12日 大失態

 今日も晴れ。良い天気だ。それにしても忙しさが激烈で、気が狂いそうであり(すでに狂っている)、連日の突貫工事が続く。このあとも、本の執筆や講演も控えているので、ここががんばりどころ。

 10日の史跡見学会では、大失態を演じてしまった。以下、列挙。

・11時頃にJR柏駅に到着し、食事を済ませて増尾駅まで歩いていったが、途中で迷子になり、30分も遅刻してしまった。まことに申し訳ございませんでした。

・今回の経路では、城のほかに見るべき史跡が乏しく。ひたすら歩く「死の行軍」になってしまった。千葉独特の細い道が続いたため、隣の人との雑談も難しく(1列になるので)、いつもより疲労感が大きかった。

・4つの城をめぐり、うち一つは公有地にあるため、内部での見学が不可能であることは承知をしていたが、もう一つの城も私有地にあるため、見学が叶わなかった。残念無念。

 6月は忙しくなるので、どうなるか思案中です。さあ、「軍師官兵衛」の原稿を見直そう・・・。

 外は風が強く、それはまるで私に対するもののようだ。昼食を済ませると、いつもながらの睡魔との闘いである。誠に情けないが・・・。そして、執筆は牛歩のごとし。

 歴史の本を読まれる方には、いくつかのタイプがあることがわかった。

(1)大河ドラマなどでブームになった人物などについて、いちおうは知識を得たい。がっつり分厚い本よりも、図版が多かったり、文庫などで簡便に読めるものを優先。

(2)歴史に詳しいのであるが、自分の知識を再確認したい方。

(3)同じく歴史に詳しいのであるが、さらに新しい知識を得たいという方。

 (2)の場合、本を読んでいて自分の知っていることが書いていなかったりすると、本の著者が無知なのではないかと手厳しい。(3)については、記述が平板でこれまでのものと内容が変わらないと、同じく本の著者が無知なのではないかと手厳しい。ただ、(2)については、紙幅の関係もあって、すべて触れることが不可能である点を考慮いただきたいものだ。

 結論からいえば、読者すべてが歴史に詳しいわけではない。私の感覚からすれば、新書、選書クラスで骨のあるものは、それなりに売り上げに限界がある。むしろ、Q&A方式のものや漫画になっているものや図版の多いものが人気があるようだ。できれば安くて、ささっと読めるやつ。別に歴史の素人が書いても構わない。

 研究者の人は「あんな歴史も知らないような素人が書いて」と怒るが、読む人は玄人が書こうが素人が書こうが知ったことではない。読みやすくておもしろければよいのだ(おもしろさのグレードは別)。たしかに文章の達人は、史料や先行研究を深く詮索することがなくても(歴史研究のトレーニングをしていないので)、読みやすく面白いのは事実である。それが良いのか悪いのか、私にはわからない。

 ただ、「日本人であるならば、学界の最先端の研究を知っておく必要がある」だとか、「歴史の専門的トレーニングを受けていない素人が歴史の本を書くべきではない」とか、そういうのは極端すぎて同意できない。だいたい、そんなことが実現したら、気持ち悪くて仕方がないだろう。
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渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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