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2014年7月4日 自家製の重曹水

 雨。気温も低くかなり寒い。窓を開けると、風邪をひきそうになる・・・。

 掃除のときに便利なのが、重曹水だ。重曹は100円ショップで売っている。作り方は簡単で、200ccの水に重曹を小さじ1杯入れて、よく振るだけ。同じく100円ショップで霧吹きを買えば便利である。だいたい重曹は激安だし、自然のものなので、人体への影響はまったくない。用途は実に多様である。

・キッチン、洗面台回りの掃除。
・テーブル、家具、冷蔵庫などの家電の掃除。
・トイレの掃除(便座や床の部分)。
・お風呂の掃除。

 非常に便利で格安なので(200ccで10円もしないと思う)、ぜひお試しいただきたい。

 重曹には、もう一つ裏技がある。カッターシャツ(最近着なくなった)などの襟まわりの汚れは、重曹に酸素系漂白剤(塩素系不可)を適量混ぜてペースト状にし、直接襟に塗りこんで放置すると、驚くほどきれいに汚れが落ちる(その前に液体洗剤を塗りこむのを試すほうがよい)。もちろん、シャツの素材をよく確認してから行なうこと。

 ちなみに便器の掃除は、いろいろな洗剤があるが、昔ながらの「サンポール」が一番よい。「1も2もなくサンポール」とはよく言ったものだ。酸の汚れには、やはり酸が効く(アルカリ性の洗剤は、はっきりいってダメだ)。便器内の汚れがひどい場合は、朝、サンポール1本を便器内に投入しておけば、夜帰ってきたときには信じがたいほど汚れがなくなっている。もう少し言えば、毎日、朝起きてトイレに行ったとき、ブラシで便器内をこするだけでも有効である。ぜひ試して欲しい。

 昨日、日本企業のブラック化について書いたが、かつての企業には、そんなことはなかった。私の父もそうであったが、残業をして超過勤務手当を支給され、それを当て込んで住宅ローンの返済や教育費に充てていた。そして、そうしたことが回る時代でもあった。しかし、時が流れ企業のブラック化が進むと、労務管理もへったくれもなく、そもそも残業代を払うという考えがなくなった。そもそも成果主義が導入されると、「残業するヤツは無能なヤツ」とのレッテルが貼られるので、残業代を請求することが難しくなった。

 しかし、今でも優良企業では、タイム・カード(またはパソコンのオン・オフなど)による出勤・退勤の管理が行なわれ、適正な労務管理や残業代の支払いが行なわれていることを付記しておこう。ただ、私が前に勤めていた職場では、どう考えても月に100時間以上の残業をしているはずなのだが、20時間くらいしか申告していないようだった。今はわからないが、成果主義なので余計に申告できないのかも。

 先日の報道によると、●●電機に勤めていたアルバイト男性が正社員に登用されると、すぐにフロア長(管理職)に就き、心労と過労で自殺したとのことであった。痛ましい事件である。外食産業などのサービス業は、入社間もなく管理職になるが(店長とか)、それが名目になり残業代が支給されなくなる。そして、会社はここぞとばかりに業務を押し付ける。月間200時間の残業など、いったいどうなっているのだろうか。恐ろしいことである。

 そうなると不満の捌け口は、必然的にパワハラとセクハラへと向かっていく。どっちに転んでも、誠に痛ましい話である。

 今や日本でも、「残業代なし」という働き方が導入されようとしている。「日本総ブラック化」とでもいえようか。誠に恐ろしいことである。

 ところで、ブラック化といえば私も負けてはいないのだが、自殺する時間すらないのが現状で、あの世でも原稿依頼があるのかもしれないと思うと、辟易とするところでもある。でも、ぜひ遠慮なく原稿を依頼してください。よろしくお願いします。本当は忙しい振りをしている暇人です。
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プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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