2014年9月29日 うなってしまったこと
晴れ。秋らしい良い天気だ。
最近、NHKの特集番組を見て、思わずうなってしまった。
一つは、子供の貧困。
母子家庭などの理由で貧困に陥っており、食事代に事欠く家庭が多いようだ。気の毒なのが、子供。一日中腹をすかせているという。考えてみると子供の頃は、食事時になると腹が減るということはあったが、常時腹が減っているということは無かった。親に感謝しなくては・・・。とにかく、一日3食の食事を摂ることが困難で、給食頼みだという。
家でもカップラーメンなどが多く、野菜や肉などでバランスよく食事を摂るのが難しいらしい。生活保護をということになっても、地方だと車を手放す必要があるなど(先祖伝来の家なども)、そうは簡単にいかないようだ。また、多感な年頃なので、食事に加えてゲーム、スマホなどの話題についていけず、登校拒否になることもあるとか。
もう一つは、老人の貧困。
年金月6万数千円では、暮せないので、誠に生活が苦しい。食事はもちろんのこと、病院にもかかれない。電気・ガスが止められたりすることもある。それゆえ、近くの公民館で過ごす老人もいた。そもそも国民年金は親子の同居を前提にしており、その小遣い程度の位置付けではじまったらしい(要は同居の子が親を助ける)。それにしても、ゴミ屋敷で得体の知れないものを食っている老人を見て、思わず落涙した。
しかし、他人事ではない。
最近、「『軍師官兵衛』が終わったらどうするのですか?」とよく聞かれる。裏返しに言えば、「『軍師官兵衛』が終わったら、生活が破綻するのではないですか?」と聞いているのである。
そのようなことなので、来年も引き続き書籍でも、雑誌原稿でも、講演でも何でもしますので、ぜひお仕事をお願いします。少々無理そうでも、いちおう聞いてください。ただ、法律に触れることは、ご遠慮ください。
ところで、昨日の読売新聞の読書面に拙著『謎とき東北の関ヶ原 上杉景勝と伊達政宗』光文社新書が紹介されたらしいのですが、誰かご覧になりましたか?
最近、NHKの特集番組を見て、思わずうなってしまった。
一つは、子供の貧困。
母子家庭などの理由で貧困に陥っており、食事代に事欠く家庭が多いようだ。気の毒なのが、子供。一日中腹をすかせているという。考えてみると子供の頃は、食事時になると腹が減るということはあったが、常時腹が減っているということは無かった。親に感謝しなくては・・・。とにかく、一日3食の食事を摂ることが困難で、給食頼みだという。
家でもカップラーメンなどが多く、野菜や肉などでバランスよく食事を摂るのが難しいらしい。生活保護をということになっても、地方だと車を手放す必要があるなど(先祖伝来の家なども)、そうは簡単にいかないようだ。また、多感な年頃なので、食事に加えてゲーム、スマホなどの話題についていけず、登校拒否になることもあるとか。
もう一つは、老人の貧困。
年金月6万数千円では、暮せないので、誠に生活が苦しい。食事はもちろんのこと、病院にもかかれない。電気・ガスが止められたりすることもある。それゆえ、近くの公民館で過ごす老人もいた。そもそも国民年金は親子の同居を前提にしており、その小遣い程度の位置付けではじまったらしい(要は同居の子が親を助ける)。それにしても、ゴミ屋敷で得体の知れないものを食っている老人を見て、思わず落涙した。
しかし、他人事ではない。
最近、「『軍師官兵衛』が終わったらどうするのですか?」とよく聞かれる。裏返しに言えば、「『軍師官兵衛』が終わったら、生活が破綻するのではないですか?」と聞いているのである。
そのようなことなので、来年も引き続き書籍でも、雑誌原稿でも、講演でも何でもしますので、ぜひお仕事をお願いします。少々無理そうでも、いちおう聞いてください。ただ、法律に触れることは、ご遠慮ください。
ところで、昨日の読売新聞の読書面に拙著『謎とき東北の関ヶ原 上杉景勝と伊達政宗』光文社新書が紹介されたらしいのですが、誰かご覧になりましたか?
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