2014年10月14日 昔はむちゃくちゃだった⑩

 台風一過。昨晩は風雨が強かったが、朝起きると何ともなくなっていた。今日は良い天気らしい。被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。

 昔はむちゃくちゃだったは、教育編である。

 われわれのころは子供数が多く、いわゆる「不良」と呼ばれる子供も多かった。小学校では、そんなにいなかったが、おそらく「予備軍」はいたのであろう。肝心なことは、小学生はまだ体も未発達で、教師の言うことをそれなりに聞いていたということである。つまり、小学校の先生は、子供に暴力をふるう必要がなかったのだ。

 ところが、中学生になると著しく成長が始まり、身長が180cmだとか、先生よりも体格が立派になることがある。そんな中学生が暴力をふるいだすと、とても言葉だけでは制しきれない。

 そうなると、暴力には暴力で対抗するしかない、という発想になる。

 ガンジーのような「非暴力主義」では、通用しないのだ。

 暴力は不良生徒だけでなく、普通のおとなしい生徒にもふるわれるようになる。「北斗の拳」ではないが、「恐怖で生徒を服従させようとする」のだ。したがって、生徒を殴る教師は、平気で殴っていた。「北斗の拳」ではないが、教室は「モヒカンA」や「モヒカンB」が少数の村人を支配するような感じになる。まあ、すべての教師が暴力をふるっていたわけではないが。

 バレー部の顧問は、盛んに生徒を殴り倒しており、バレーをしている時間よりも殴っている時間が長かった。殴れば強くなると思っていたのだろう。ほかの教師は誰も止めなかった。

 おそらく、当時は生徒指導の担当者は、暴力で生徒を支配することにより評価を得て、出世の道を歩んでいたのであろう。しかし、今は周知のとおり、暴力は禁止であり、連日報道されているように、生徒に暴力をふるうと、いかなる理由であっても処分の対象になる。

 ただ、日本は法治国家なので、「自力救済」は禁止である。いかに、ひどい生徒であっても、暴力をふるってはならない。ただ、教育の場合は、いろいろと厄介であるが。

 とはいえ、郷里に戻って仄聞したところでは、かつて暴力を振るいまくっていた先生が今や教頭だの校長だのになっているらしい。若い教師にどういう指導をしているのだろうか???

 とにかく昔はむちゃくちゃだったのだ。

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プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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