2014年10月24日 本が売れない理由

 晴れ。昨日とはうって変わって快晴だ!

 今、「朝日新聞」の連載記事で、出版社の社長のインタビューが掲載されている。ずばり「本はなぜ売れないのか?(出版不況から抜け出すには?)」。いうまでもないが、本が売れないのはここ二十数年の経済不況が前提であり、人々が本に割く費用や時間が減少したことはいうまでもない。

 そうした記事を読んでいて、私が思ったのは、

・娯楽が増えた。特に、スマホや携帯で楽しめるゲームは、どこでもできる。
・ネットの普及により、コンテンツ(たとえば、旅行、料理など)によっては、本を買う魅力がなくなった。
・同じく辞典的なものや、ちょっとした調べものには、ネットを用いるようになった。
・本の週刊誌化。カレントな話題を取り上げ、さっと読めるが、あとはゴミになって残らない。
・簡単すぎる本と難しい本の格差の激しさ。
・読書時間は、あきらかに年々減っている。

などなど。ほかにもいくらでもある。
わざわざ本を買わなくても、ネットで調べるとわかるし、また難しい本が売れることもあるが、やはり「さっと読める本」が好まれるようだ。
私の分野で言えば、「図解日本史」(同じようなのがたくさん出ている)のように、図版や写真がメインで、文章が添え物くらいがちょうどいいのか、間違いないらしい?

 業界的に言えば、

・雑誌のように、広告収入で収益を上げるモデルが崩壊しつつある。企業はネットなどを利用するなど、広告費を絞ったり、媒体の多様化を進めている。
・思ったほど、電子書籍は伸びていない(しかし、横並び式にやらざるを得ない)。
・コスト意識の欠如(どうしたら制作費をコストカットできるか?)。
・どうやって売るべきか(本屋に並べるだけでは限界?)。
・ブックオフが悪い(売れた本でも、ブックオフなどの新古書店で新品同様のものが半額で手に入る)?
・図書館がベストセラーを買いまくる(ブームが去ると捨てる)。

などがあるようだ。

いろいろと問題があるようだが、私の場合はマジメにコツコツやるしかない。少なくとも、人のせいにしてはいけないと思っている。良い本だったら、売れているんだから。
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プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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