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2014年11月6日 やや回復

 晴れ。体は回復傾向。もう年ですけん、無理はできまへんな。とにかく、シコシコと原稿執筆に勤しむ。「北斗の拳」でいうならば、回復したラオウが、腕試しにコウリュウ(リュウケンの同門)と戦うようなものですな。

 私と同じくらいの年の人に聞くと、「なにげに疲れて、気力が湧いてこない」という人が少なくない。別に酒を飲みまくっているとか、飯を食いまくっていなくても、何となくダメなときがあるのだ(もちろん病気でなくても)。「怠け病」あるいは性根が入っていないのか不明であるが、そういう年頃でもあるようだ???

 いずれにしても、あーだ、こーだと言っている暇はなく、とにかくがんばるしかない・・・。

 私の母校(2つ)が、周年事業をしており、「寄付を」ということであった。しかし、周知のとおり、寄付してほしいのはこちらのほうで、ごめんなさいとしか申し上げようがない。ちなみに、両校とも財政状況は極めて良好で、教職員の給与水準も、民間の上場企業をはるかに超えている。したがって、お金が必要だったら、教職員の給与水準を民間企業の水準に下げればよいだけの話である。

 問題は在学生で、ボンビーな人である。絶対に寄付をしなくてはいけないのだろうか? 答えは「ノー」である。寄付はあくまで任意のものであり、文部科学省もその旨の周知を徹底するように、各校に厳命している。

 また、「寄付をしないと、子供が不利な扱いをされるのでは?」と思われる親御さんもいると思うが、そんなことはありえない。寄付状況を成績に反映させるとかは絶対にないし、だいたいそんな暇な大学はないはずだ(そんな大学があったら、さっさとやめたほうがよい)。なので、ご自分の生活を犠牲にする必要はない。

 別に「寄付するな」と言っているのではない。したい人は、好きなだけやったらよい。止めはしない。もちろんボンビーな人も「借金してでも寄附したい」という人がいれば、それも自由である。


 映画が好きなので、よく見るのであるが、最近の近未来もののトレンドの一つとして、「ボンビー人 対 金持ち」という構図がある。一握りの大金持ちが豪華な生活を送り、多数のボンビー人が悲惨な極貧生活を送るというものである。そして、ボンビー人が一致団結して、金持ちに対抗するというストーリーだ。最初はおもしろかったが、似たようなストーリーが多いので、だんだん食傷気味になったが・・・。

 実は、日本でも貧富の格差が進行しているが、新しい派遣法が成立すると、いよいよその格差はいっそう拡大することになる。一握りの正社員が富を握り、派遣社員に転落した人は、死ぬまでボンビーということになろう。なので、既得権益で正社員にとっては、ラッキーということになろう。
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プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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