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2014年11月23・24日 文庫と新書の刊行準備

 晴れ。相変わらずドタバタとしており、落ち着かないところ。体の節々が痛く、ヘロヘロな状態であるが、これは仕方がないどころか。とにかくがんばるしかない。

 来年1月に文庫と新書が刊行されるので、準備を進めている。ありがたいことに、作業の工程が微妙にずれているので、大いに助かっている。一般書を書くときに心掛けているのは、わかりやすく書くこと。これは、編集者の方も同じ意見。自分でわかっていても、読んだ方にとって「意味不明」なことがある。そういうときは、もちろん手直しする。場合によっては、順番を入れ替えたり、不要な文章を削除することもある。

 ほかにも注意点がある。

・人名、地名などの固有名詞にルビをできるだけ振る。
・地名には、現在の市町村名を付ける。
・専門用語などを使うときは、ごく簡単に説明をする(長すぎると読者への負担が大きい)。
・同じく人が登場したら、簡単に説明する(~の家臣とか)。
・必要最小限になるが、理解を促すための地図や系図などをつける。
・史料は現代語訳・意訳する。
・参考文献をつける。

 こんなところであろうか。まあ、当たり前かもしれない・・・。校正者、校閲者、編集者の方には大感謝である。

 ちなみに、書籍のタイトルは、こちらから案を提示することもあるが、基本的には出版社で決める。幸いにして、センスあるものばかりで、ありがたいところだ。タイトルの決定権については、営業担当の影響力が大きいと聞く。やはり先頭に立って売り込むので、強い発言権があるとのこと。ま、いろいろですな。

 ところで、私なども気を付けているのが、告知の時期。だいたい出版社のHPに掲載されると、自分のブログやHPに書くようにしている。いちおう新製品の情報なので、私ごときであってもトップ・シークレットである。出版社のHPにタイトル、価格情報が掲載されれば、それで最終決定である。最近は早く掲載される傾向にあるようだ。

 以前、十数名の共著の形で出版する予定の本を企画したところ、噂を聞いた人が盛んに誹謗中傷する内容をSNSに書き込んでいた。まだ企画段階で出版されていないこともあり、そういうことは大変迷惑なので、お止めいただきたいものだ。本人は面白いかもしれないが、事前に情報が漏れたので、本当に不愉快で困っている。SNSは、世界中に情報発信されているからね。内輪話と次元が違う。

 今日は休みだったのか!? 知らなかったよ。休みが多すぎるんじゃない???
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プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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