2015年3月7日 まだ寒し

 今日から来週いっぱいにかけては、まだ寒いらしい。春はまだなのか(いろいろな意味で・・・)。

 ところで、先日、ある方とメールをやり取りしていて、感じたことを書いておこう。

 世の中には歴史が好きな人が大勢いて、その関心は多様である。系図が好きな人、合戦が好きな人、人物の伝記が好きな人、宗教史が好きな人など・・・・・実にさまざまだ。また、専門研究者もいれば、本を読んだり史跡をめぐったりして楽しむ人もいる。どこまで歴史に関わるかも、またさまざまである。ただ言えることは、「歴史が好きだ」ということが肝心で、上も下もないということだ。

 ちょっと忙しいのと寒いのとで最近はさぼりがちであるが、一番楽しいのは史跡見学会の皆さんと史跡をめぐることだ。素直に純粋な気持ちで、歴史の話をわいわいとすることができる。そこには邪まな心は一切ない。

 こんなことを書くのはほかでもない。最近、歴史をめぐっては(私の受けた被害も含めて)、あまりにイヤな(不愉快な)ことが多すぎることだ(ほかの方もブログに書いていた)。私には何であんなに自己顕示欲が強く、「オレは天才だ!」といわんばかりの言説を垂れ流すのか、よく理解できない。というのも、本当の天才は極めて寡黙だからだ。

 それだけならまだいいが、私はあることがきっかけとなり(それまで幾度もあった)、ある学会を昨年退会した。それ以前から気になっていたのであるが、もうしょうがないなと思った。率直に言うと(ここには具体的な理由を書かないが)、参加しづらくなったからである。

 学会に参加して研究報告を聞くことは、人の意見を聞いたり、レジュメの普段は見ることのない史料を解説いただくなど、大変勉強になる。研究会後の懇親会も楽しいし、いろいろな人と知り合える。「楽しい、勉強になる」ただそれだけなのだが、そういう楽しみもなくなってしまった。

 妙な研究上の縄張り争いや度を越えた非難(誹謗中傷?)が目に付くようになり、それはごく一部かもしれないが、健全さを失いつつあるように思うのは私だけだろうか???

 「歴史っておもしろいね! 楽しいね!」というのが原点ではないのだろうか??? それを忘れて、「勝つとか負けるとか」の低レベルな争いになると、間違いなく歴史学は堕落する(おいらが言うような話ではないが)。
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Re: No title

たいへんご無沙汰しております。
お元気そうで何よりです。
春が来れば、ぜひ開催したいです。

春を待ちましょう。

No title

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史跡見学会
ぜひ少しの時間でもやりたいですね
私も最近両親の介護であまり家が空けられませんが
時間がなければ1時間でも2時間でもいいです
たのしみにおまちしています
プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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