2015年5月15~19日 車谷長吉さん訃報
今朝は雨。午後からは徐々に止むらしいが・・・。もはや多忙さもピークに達しており、明日、明後日と打ち合わせなどがある。忙しいことは大変ありがたいことである・・・。
今日も急遽依頼のあった原稿書きや台本チェック、そして某誌に投稿した論文(「戦国・織豊期の兵庫津について」)の校正をすることになり、また引き続き著作などの原稿書きがある。とにかく暢気にはしていられないので、お仕事の依頼は大歓迎です。何なりとお申し付けください。よろしくお願い申し上げます。
16日(土)は史跡見学会で、いつもながらIさんのお世話になった。白山駅を起点にして、主に日本の近代文学を築いた人々の史跡を巡った。碑のみが残るケースが多かったが、場所柄は当時の趣を感じさせることが多く、大変おもしろかった。最近は古写真を見るのが好きになり、今と昔を比較するのもおもしろい。ちなみに、市川市でも市制80周年を記念して、写真集が刊行されている。次回もまた何か企画したいと考えている。
ただ16日(土)は急にできた用事のため、恒例の飲み会をキャンセルしてしまったため、大変申し訳ないことになってしまった。翌17日(日)は所用で横浜に行き、山下公園や赤レンガ倉庫などを見た。今生の良い思いでになった。中華街には初めて行ったが、あまりの人の多さに驚いた。「時間無制限食べ放題1,680円」の店が多かった。やはり、本八幡の「一品香」が最高だろう。
とはいいつつも、ここ数日には驚きのニュースが多かった。簡易宿泊所の火事には驚いたが、またまた少年による殺人事件があり、暗澹たる気持ちになった。さらに「大阪都構想」も断念に追い込まれ、某政党の存亡が懸念されている。彼の任期が切れる年末には、空中分解してしまうのだろうか??? 私にも日本困民党の設立チャンスがあるのか???
新国立競技場の問題もクローズアップされた。とにかく工事費が高騰しており、開閉式の屋根の部分が見送られ、一部は仮設スタンドでしのぐという。昔のオリンピックは「国威掲揚」の目的で開催され、また「儲かる(=ビジネスとして成立する)」といわれたが、近年はそうでもないことが明らかになった。もうオリンピックのために新しい施設を次々と建てるのは、ヤメにしたほうがよいだろう・・・。カネを使うなら、貧困対策や社会保障である。100mを9秒台で走るのは、もはや金持ちの道楽であり、自己責任でやって欲しいものだ。
そんな中で驚いたのが、車谷長吉氏の訃報である。私は彼の熱心な読者の一人であり、これまでの作品をほとんど読んできた。同郷でもある(彼は姫路市、私は三木市)。ご存知の方も多いと思うが、彼の経歴は複雑であり、40代後半に小説が注目されるまでは、料理屋の下働きをしていた。また、かなりの晩婚である(奥さんは詩人)。小説だけではなく、随筆も面白い。
奇行でも注目され、基本的に風呂には入らない、社会の窓(=ズボンのチャック)は閉めないというポリシーがあるようだ。ただ、どこまで本当なのかわからない。晩年は精神的な疾患で苦しんだ。最近は新作がなかったので、どうしているのかと思っていたが、誠に残念なことになった。ご冥福をお祈りしたい。なお、彼の著作集が刊行されているので、そちらをご覧いただけると幸いである。
とは言いながらも他人事ではなく、もはや私も終焉を迎えつつある。人様の迷惑にならないように、ひっそりと死にたいものである。孤独死は避けられないが・・・。
追伸1 なぜだ!?
最近、年の差婚がブームのようである。ハンマー投げの室伏選手、野球のラミレス選手など一回り(12歳差)も年が違ったカップルが次々と誕生している。カトちゃんに至っては、おじいさんと孫クラスの年の差だ。なぜなんだろうか???と考えてみたが、わからないまま生涯を終えるのだろう。私の場合は年なので、介護要員になってしまうのだろうか??? 年齢が近いと老々介護になってしまうな、と。
本日、『十六世紀史論叢』を発送しました。
追伸2 やはり厳しい
『十六世紀史論叢』は大変ありがたいことに、一度に4冊の注文があった。同じ号なので、仲間でまとめて注文したと思う。また、史跡見学会の仲間もご購入いただいた。誠にありがとうございました。厚くお礼を申し上げまする。「同情するなら買ってくれ!」と恐ろしいことは言わないが、ご関心のある方はぜひご購読ください。とはいえ、厳しいことには変わりがなく、「マッチ売りの少女」ならぬ「雑誌売りのおっさん」という状況である。
今日も急遽依頼のあった原稿書きや台本チェック、そして某誌に投稿した論文(「戦国・織豊期の兵庫津について」)の校正をすることになり、また引き続き著作などの原稿書きがある。とにかく暢気にはしていられないので、お仕事の依頼は大歓迎です。何なりとお申し付けください。よろしくお願い申し上げます。
16日(土)は史跡見学会で、いつもながらIさんのお世話になった。白山駅を起点にして、主に日本の近代文学を築いた人々の史跡を巡った。碑のみが残るケースが多かったが、場所柄は当時の趣を感じさせることが多く、大変おもしろかった。最近は古写真を見るのが好きになり、今と昔を比較するのもおもしろい。ちなみに、市川市でも市制80周年を記念して、写真集が刊行されている。次回もまた何か企画したいと考えている。
ただ16日(土)は急にできた用事のため、恒例の飲み会をキャンセルしてしまったため、大変申し訳ないことになってしまった。翌17日(日)は所用で横浜に行き、山下公園や赤レンガ倉庫などを見た。今生の良い思いでになった。中華街には初めて行ったが、あまりの人の多さに驚いた。「時間無制限食べ放題1,680円」の店が多かった。やはり、本八幡の「一品香」が最高だろう。
とはいいつつも、ここ数日には驚きのニュースが多かった。簡易宿泊所の火事には驚いたが、またまた少年による殺人事件があり、暗澹たる気持ちになった。さらに「大阪都構想」も断念に追い込まれ、某政党の存亡が懸念されている。彼の任期が切れる年末には、空中分解してしまうのだろうか??? 私にも日本困民党の設立チャンスがあるのか???
新国立競技場の問題もクローズアップされた。とにかく工事費が高騰しており、開閉式の屋根の部分が見送られ、一部は仮設スタンドでしのぐという。昔のオリンピックは「国威掲揚」の目的で開催され、また「儲かる(=ビジネスとして成立する)」といわれたが、近年はそうでもないことが明らかになった。もうオリンピックのために新しい施設を次々と建てるのは、ヤメにしたほうがよいだろう・・・。カネを使うなら、貧困対策や社会保障である。100mを9秒台で走るのは、もはや金持ちの道楽であり、自己責任でやって欲しいものだ。
そんな中で驚いたのが、車谷長吉氏の訃報である。私は彼の熱心な読者の一人であり、これまでの作品をほとんど読んできた。同郷でもある(彼は姫路市、私は三木市)。ご存知の方も多いと思うが、彼の経歴は複雑であり、40代後半に小説が注目されるまでは、料理屋の下働きをしていた。また、かなりの晩婚である(奥さんは詩人)。小説だけではなく、随筆も面白い。
奇行でも注目され、基本的に風呂には入らない、社会の窓(=ズボンのチャック)は閉めないというポリシーがあるようだ。ただ、どこまで本当なのかわからない。晩年は精神的な疾患で苦しんだ。最近は新作がなかったので、どうしているのかと思っていたが、誠に残念なことになった。ご冥福をお祈りしたい。なお、彼の著作集が刊行されているので、そちらをご覧いただけると幸いである。
とは言いながらも他人事ではなく、もはや私も終焉を迎えつつある。人様の迷惑にならないように、ひっそりと死にたいものである。孤独死は避けられないが・・・。
追伸1 なぜだ!?
最近、年の差婚がブームのようである。ハンマー投げの室伏選手、野球のラミレス選手など一回り(12歳差)も年が違ったカップルが次々と誕生している。カトちゃんに至っては、おじいさんと孫クラスの年の差だ。なぜなんだろうか???と考えてみたが、わからないまま生涯を終えるのだろう。私の場合は年なので、介護要員になってしまうのだろうか??? 年齢が近いと老々介護になってしまうな、と。
本日、『十六世紀史論叢』を発送しました。
追伸2 やはり厳しい
『十六世紀史論叢』は大変ありがたいことに、一度に4冊の注文があった。同じ号なので、仲間でまとめて注文したと思う。また、史跡見学会の仲間もご購入いただいた。誠にありがとうございました。厚くお礼を申し上げまする。「同情するなら買ってくれ!」と恐ろしいことは言わないが、ご関心のある方はぜひご購読ください。とはいえ、厳しいことには変わりがなく、「マッチ売りの少女」ならぬ「雑誌売りのおっさん」という状況である。
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