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2015年6月14日 スカッとしない話

 曇り。今日の天気は、1日中スカッとしないようだ。スカッとしないのは、私の頭の中と同じである。今日も朝からフーフー言っており、もはや寿命が来たか(いつも同じことばかりで恐縮であるが)と考えてしまう。

 ところで、この世の中はスカッとしないことが多々ある。私がもっとも驚いたのは、安保法制の議論である。少なくとも法案を通したい自民・公明の両党は、「合憲だ!」という参考人を招致すべきだった。なぜ違憲を主張する参考人を呼んだのだろうか??? 調べたらすぐ分かるだろうというレベルの稚拙な話である。あまりのお粗末さに辟易とした。もう、あとはしどろもどろでめちゃくちゃである。むろん私は反対だ。

 年金の話も釈然としない。そもそも情報管理がめちゃくちゃで、その後の対応も後手に回るどころか、最悪の対応であった。そして、早速といっては気の毒であるが、情報流失がらみの犯罪が勃発した。しかももっと驚いたのが、ただでさえ年金の原資は少ないのに、一連の事態の対応に数十億円のお金がかかることだ。もうめちゃくちゃだ。

 めちゃくちゃといえば、新国立競技場である。最初の案で建築するのは不可能とのことであるが、修正案でも2600億円という莫大な費用がかかるので、もはやどうしようもないようだ(今朝のニュース)。その費用負担をめぐって、国と東京都がもめている。東京都のほうでも安易に負担に応じると、行政訴訟のリスクを負うらしい。そんなに面倒なものであれば、オリンピックなど止めてしまったらどうだろうと思うのだが。当初のアマチュアリズムの精神は崩壊し、ただの金儲けだからね(開催国は儲からない)。

 同列なのがFIFAの問題だ。サッカーのワールドカップといえば、4年に1回のオリンピックと並ぶ世界的な祭典であるが、開催国が賄賂で決まることが明らかになったようだ。そういう話を聞くと、非常にガッカリとしてしまう。

 とにかく新聞やテレビの報道を見ても、殺人事件、事故、詐欺など暗い話が多い。教員や福祉関係者の暴力事件や性犯罪も跡を絶たない。あとは、芸能人の痴話話しくらいである。いずれにしても、釈然としない暗い話題が多く、少しは快事というべきか明るい話題がほしいものだ。私も明るい話題(人を元気にするような)の本を書きたい・・・。

追伸 別にいいじゃないか

 毎日新聞を読んでいると、スウェーデン王子がモデルと結婚したとのことであったが、そのモデルがトップレスになったことがあったので、周囲から猛反対があったという。「別にいいじゃないか。本人たちが納得しているのなら」ということになろう。トップレスだろうがアダルトビデオだろうが、当人たちには幸せになる権利はあるのだ(なれるかどうかは、わからないが・・・)。
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Re: 参考人

苦肉の策ということだったのでしょうが、やはりお粗末な印象を受けましたね。
私も参考人に呼ばれたいものです。

例の会、またやりますか?

参考人

参考人は今後の仕事に差し支へることを忖度して断る人も多いとのこと。
人がゐなくなつた場合は政府に厳しいことをいふ、次善以降の人を呼ぶこともあると青山氏はいつてゐました。
青山氏は次善の人として呼ばれたことがあるさうです。

Re: 動けん合憲

合憲という学者は、3人くらいしかいないようですね・・・。
いずれにしても、やりすぎはいけません。

ギブスをつけた委員長は地元選出の方で、事務所が近くにあります。
まさか、こんなことで大活躍とは!
「コント赤信号」もびっくりと思いました(苦笑)。

動けん合憲

合憲という学者はいっぱいいると言って、じゃあ名前を挙げてと言われて探したらあまり多くいなかった。苦し紛れに「数じゃない」…漫才か?
もみくちゃにされた委員長がすぐに首にギプスをつけて現れた…コントか?

Re: 参考人は役所が呼ぶらしい

なるほど、役所も抵抗しているわけですね・・・。
そういえば、役人は時の政権に反対するときは、総理でもはめるといいますからね。
引退したH山もはめられたとか・・・。

参考人は役所が呼ぶらしい

青山繁春氏によれば国会の参考人といふものは政党が推薦といふものの政党は何もせず官僚が選定するのださうです。なんといふことか。
担当の船田元は誰を呼んだかその場に出るまで知らなかつたさうです。

つまり今回の選定は役所に嵌められたといふことで、役所には支那の手先になつてゐる者が紛れ込んでゐるのでせう。かうして日本の国防再編の時間稼ぎをするわけです。

ということですね

白峰先生のご研究によると、まったくの事実無根とのこと。罪深い話です・・・。

メッケルの話

司馬さんの小説ネタが、事実と混同されたんでしたか?

画像が

メインなもので、紙幅がかなり限られておりました(泣)。仕方がありませぬ。また、機会がありましたら、ぜひ。

芸術新潮

改めて拝読、著作と動向の大変分かりやすい解説でしたが、谷口編著の内容に踏み込みが今一つだったかな。
プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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