2015年7月31日 正しい大学の選び方②

 暑すぎて気が変になりそうですな。

 今朝は、BS-TBS「歴史列伝~そして傑作が生まれた~」の収録を自宅でしました。9月の2週目に放映の予定ですので、詳細が決まりましたらご案内いたします。

 ところで、正しい大学の選び方②である。

 やたらと客員教授や特任教授が多いところは止めたほうが良い。

 一般的に客員教授は講義を持つことが少なく、単なる飾りの場合が多い。それゆえ芸能人など、およそ学識が疑わしい人々が客寄せパンダよろしく、名を連ねている場合が少なくない。名前につられて入学すると、ほとんど講義がないので、ガッカリすることも珍しくないのだ。たいていの場合、潰れそうな大学が起死回生で、名義貸しみたいな形でやっていることが多い。

 一般的に特任教授(名称はいろいろ)は、ほとんど非常勤扱いのような形のことろが多い。任期付き教員の場合もあるし、定年退職後、一定期間を教えることが多い。いわば、人件費を抑えるための方策である。こういう形式であると、常時学校にいることが少ないので、相談したいときは困ってしまう(週に2日しか来ないとかの契約になっていることも)。

 要は、あまり実体のないような教員が多いところは、避けるほうが無難ということになろう。ただ、傾向としては、大学教員の非常勤化(任期付きも含め)が進行しており、今後は避けることができないかもしれない。

  について

 誤解があってはいけないのだが、今や誰もが大学の先生になれる時代でもある(まともに頑張っている連中はなれないが)。その場合、がむしゃらに机にしがみついてマジメに勉強している連中よりも、テレビに出て有名な人(芸能人など)とか、実務のほうで業績がある人、などが有利である。なので、論文を書いたことがない人も珍しくない(書いていても雑文のレベル)。腹立たしく思っている人もいると思うが、世の中がそうなっているのでしょうがないのだ。


 追記

 ここ数日、何冊もの本をいただいた。論文集、一般書ともに優れた研究業績の蓄積の上になされており、私なんぞは足元には及ばない。ただの「史料なぞり」とは、格がまったく違うのである。いずれも信頼のできる一次史料を博捜し、十分な史料批判と検討により成り立っており、その論証も鮮やかである。この人たちに共通するのは、非常に人格がすばらしいということだ。この点は見習いたいと思う。

 ところで、書名を挙げたいところであるが、妙な人が騒ぎ立てると、その価値が損なわれる可能性があるので控えておこう(私と付き合っているということだけで、騒ぎ立てる妙な連中がいるので)。
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プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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