2015年8月1日 正しい大学の選び方③

 暑い、暑すぎる。しかも今日から8月! そして、今日は史跡見学会! 今日も頑張ろう!

 ところで、正しい大学の選び方③である。

 昨日も書いたように、最近は誰でも大学の先生になれるようなご時世である。それゆえ、単なる人気取りや実務経験だけで、ほとんど研究らしい研究をしていない先生も少なくない。もとより、研究一筋の先生であっても、研究らしい研究をしていない人も大勢いるが。ということで、少しは先生が研究をしているのか確認したほうがよいだろう。

 大学のHPの研究者要覧などで、研究を業績を確認できるが、小規模校では整っていないこともしばしばである。ただ、小規模校とはいえ、こうした情報を最新のデータで提供しないのは大いに問題である。かつては、「滝川事件」などを引き合いに出し、学問の自由が保証されないからと、情報提供を拒む先生もいたが、もはやそういう時代ではない。

 明確な基準はないのであるが、せめて年に一つくらいは書いていないと失格であろう(内容は問わないとしても)。実は、大学生になって、ゼミに入る頃になると、学生は自分が希望するゼミの先生の研究業績を調べだす。これが不幸の始まりで、授業で偉そうに学生を罵倒しても、先生の研究業績が乏しいことを知ると、立場が逆転する。

 具体的に調べるには、国会図書館の蔵書検索のDBやCiNiiで検索すればよい。しかし、登録されていない雑誌もあるので要注意だが(ほかに外国の雑誌とか)、文系ならば登録された雑誌くらいには書いてほしいものだ。細かいことは言わないが、何かしら学術雑誌に書いていれば、まあOKだろう。

 ついでいえば、学位(この場合は博士)取得の有無も調べたらよいだろう。

 周知のとおり、大学の先生であっても、満足に論文どころか文章が書けない人は少なからず存在する。よく聞くのは、投稿された論文の日本語の意味がまったくわからないということがあることだ。

 そういう意味で、世間的に名の知られた大学には優秀な教員が集まり(もちろんそうでないこともあるが)、知られていない大学にはそうでない教員が集まる傾向にある。

 あくまで参考までに。

  について

 実学的な要素が強く、実習用の教員を置かなけばならない分野(福祉、医療、看護など)では、理論系と実務系の先生の間で暗闘がある。つまり、理論系の先生は「おれたちは大学院にいって専門的な教育を受け、論文を書いて学位もとったが、実務系はロクに研究業績がない実技しか能がない連中だ」とのたまう。一方、実務系の先生は「理論系の先生は頭でっかちで現場を知らず、口先だけだ」とのたまう。まあ、どっちもどっちだが。
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secre

プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
QRコード
QRコード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
816位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
113位
アクセスランキングを見る>>
リンク
ブログ内検索
RSSフィード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新の記事
無料カウンター