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2015年11月1日 拙稿「真田信尹の諜報」『歴史街道』12月号が刊行されました

 今日から11月ですね。あまりの早さに驚くばかりです。昨日は体調が悪かったのですが、今日はマシながらもさほどよくありません。精神が弛んでいたのですかね。昨日の遅れを挽回しなくてはいけません。本日は某研究会があるのですが、残念ながら参加できません(そのうち永久追放されるかも)。

 そういえば、今年も牡蠣の季節がやってきました。牡蠣にはいろいろと食べ方がありますが、何と言ってもカキフライが一番です。今年も可能な限り、やよい軒のカキフライ定食をいただきたいと思います。あとの残り少ない人生の中で、何回カキフライ定食が食べられるのかと思うと、つい切なくなってしまいます。

 昨日、拙稿「真田信尹の諜報」『歴史街道』12月号が送られてきました。最初、号全体が真田氏の特集と思っていたのですが、実際は第二次世界大戦後における北方での日本とソ連との戦いがメイン・テーマ(こちらも、おもしろい!)で、私の書いたものは単発の読み物になっています。来月くらいから、「真田丸」も盛り上がってくるでしょう。

 昨日は、またあるベテラン研究者の先生から本を送っていただきました(例のごとく無用なトラブルを避けるため、お名前は控えさせていただきます)。先生は私の亡父と同じ年の生まれで、以前からお世話になっています。来年、75歳になられますが、衰えない探求心と猛烈な執筆力には、ただ頭が下がるばかりです。見習わなくては・・・。

 執筆で思い出したのですが、先日、ポール・J.シルヴィア著『できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか』(講談社)を拝読しました。個人的には、「やる人は言わなくてもやる」という考えがあるのですが、この本を読むと思い当たるふしはいくつもあります。たとえば、「できない理由を挙げて書かない」というのは、もっとも大きなものでしょう。

 「ああ、研究用の個室があればなあ」とか「ああ、新しいパソコンがあったらなあ」とか、書かない(書けない)理由はいくつでも思いつくものです。しかし、書く人はそれらを克服し、地道にコツコツがんばっているのです。「あと少し、ツメが」とか「あの史料(あるいは論文)を見ていないので」とか、書かない理由はいくらでも思いつきますね。方法は人によりさまざまですが、いずれにしても「自分流」を確立し、年に一つ、二つは論文を書きたいものです。

 ちなみにですが、論文に限らず、普通の仕事も「できる人」に回ってきます。一言で言うと、できる人に頼めば、一定水準以上の仕上がりが期待できるからです。ところが、下手な人に頼むと、締め切りを守らなかったり、思っていたものと違っていたり、クオリティーが低く、それどころか無用な揉め事を引き起こすことすらあります。ああ、「できる男」にならなくては・・・。

 ということで、今日もがんばりましょう!

 追記 『十六世紀史論叢』5号の在庫状況

 『十六世紀史論叢』5号の在庫状況ですが、本日、購入希望の連絡がありましたので、実質的に残り21冊になりました。しつこいようですが、重版はしません。在庫がなくなったら終わりです。ご入用の方はお急ぎください。
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プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
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