2016年2月9日 宍粟市教育委員会編刊『播磨国宍粟郡広瀬宇野氏の史料と研究』+宮脇康之『名子役の虚構-ケンちゃんの真実』(パラス)
おはようございます。やはり寒いですね。でも、少しだけ暖かいですか・・・。すっかり書き洩らしましたが、先日の研究会で『年報赤松氏研究』3号が品切れになりました。誠にありがとうございました。ちなみに、『年報赤松氏研究』4・5号はまだきっちりと数えていないのですが、おそらく在庫は各40~50冊くらいだと思います。ご入用の方はお急ぎくださいませ。ああ、『十六世紀史論叢』もよろしくお願い申し上げます。
本日は、敬愛大学へ参ります。ところで、今朝の朝日新聞を読んでおりますと、あの引退した市長のことが出ており、今は本業のほかに講演活動などをしているそうです。何と講演料は1回200万円! 秋までいっぱいらしいです! ほかにネットでの講座、有料メルマガなど盛りだくさんだそうで。これも才覚ですなあ。私もこの何分の一かを稼げるようにならないと・・・。
ここしばらく、本の紹介をしております。今日は宍粟市教育委員会編刊『播磨国宍粟郡広瀬宇野氏の史料と研究』です。宍粟郡の宇野氏については、あまり研究がなされていません。この本は宇野氏に関する史料を集成しており、しかも新出史料をも含んでおります。編者の依藤保先生は、この分野の第一人者の先生です。ほかにも有益な論文が多数収録されております。
詳細はこちらで購入方法が確認でき、目次などもPDFで閲覧可能です。いうまでもないですが、このような書籍は早々に売り切れてしまい、品切れになると再刊されません。古書になると高価になって、購入できないことも珍しくありません。ご入用の方はお急ぎくださいませ。
今日はもう1冊紹介しましょう。宮脇康之『名子役の虚構-ケンちゃんの真実』(パラス)です。
この本は、「けんちゃんシリーズ」で人気者だった宮脇康之さんの自伝です。私も子供の頃に見ていましたが、あんなにテレビで活躍する姿を見て、子供ながらうらやましいと思ったことがあります。私と同世代なら、その絶大な人気を覚えているはずです。ただ、たしか彼が中学生くらいになると、変声期に入り、ドスの効いたおっさんみたいな声になって失望したことがあります。子役の宿命ですね。
本書は自身の栄光に触れていますが、反面、家族内の問題や没落する姿を正直に書いています。両親が離婚したこと、人に騙されたこと、金がなくてSMショーに出演したこと、自信過剰で周囲のスタッフがどんどん去っていったことなどを余すところなく正直に書いています。人はこんなに転落するのかと(今は真面目に働いているそうです)。
私が若い頃、ある先生から「ミルや河上肇の自伝を読みなさい」とよく言われましたが、この本もそれら名著に加えていいでしょう。ちなみに、すでに品切れになったようで入手は困難で、運が良ければ図書館で借りることができます。同じ著者の『ケンちゃんの101回信じてよかった』(講談社)もいいですね。こちらも入手が困難です。
では今日はこのへんにしておきましょう。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
本日は、敬愛大学へ参ります。ところで、今朝の朝日新聞を読んでおりますと、あの引退した市長のことが出ており、今は本業のほかに講演活動などをしているそうです。何と講演料は1回200万円! 秋までいっぱいらしいです! ほかにネットでの講座、有料メルマガなど盛りだくさんだそうで。これも才覚ですなあ。私もこの何分の一かを稼げるようにならないと・・・。
ここしばらく、本の紹介をしております。今日は宍粟市教育委員会編刊『播磨国宍粟郡広瀬宇野氏の史料と研究』です。宍粟郡の宇野氏については、あまり研究がなされていません。この本は宇野氏に関する史料を集成しており、しかも新出史料をも含んでおります。編者の依藤保先生は、この分野の第一人者の先生です。ほかにも有益な論文が多数収録されております。
詳細はこちらで購入方法が確認でき、目次などもPDFで閲覧可能です。いうまでもないですが、このような書籍は早々に売り切れてしまい、品切れになると再刊されません。古書になると高価になって、購入できないことも珍しくありません。ご入用の方はお急ぎくださいませ。
今日はもう1冊紹介しましょう。宮脇康之『名子役の虚構-ケンちゃんの真実』(パラス)です。
この本は、「けんちゃんシリーズ」で人気者だった宮脇康之さんの自伝です。私も子供の頃に見ていましたが、あんなにテレビで活躍する姿を見て、子供ながらうらやましいと思ったことがあります。私と同世代なら、その絶大な人気を覚えているはずです。ただ、たしか彼が中学生くらいになると、変声期に入り、ドスの効いたおっさんみたいな声になって失望したことがあります。子役の宿命ですね。
本書は自身の栄光に触れていますが、反面、家族内の問題や没落する姿を正直に書いています。両親が離婚したこと、人に騙されたこと、金がなくてSMショーに出演したこと、自信過剰で周囲のスタッフがどんどん去っていったことなどを余すところなく正直に書いています。人はこんなに転落するのかと(今は真面目に働いているそうです)。
私が若い頃、ある先生から「ミルや河上肇の自伝を読みなさい」とよく言われましたが、この本もそれら名著に加えていいでしょう。ちなみに、すでに品切れになったようで入手は困難で、運が良ければ図書館で借りることができます。同じ著者の『ケンちゃんの101回信じてよかった』(講談社)もいいですね。こちらも入手が困難です。
では今日はこのへんにしておきましょう。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
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