2016年2月19日 ともにがんばろう+福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館編『朝倉氏五代の発給文書』
おはようございます。今朝も相変わらず寒いですが、日中は暖かくなるようですね。今日もがんばりましょう。
ここ数日来、いろいろな人と話をしておりました。今や歴史研究などを取り巻く環境は厳しくなっています。少子化により、中学や高校の先生になるのも難しく、大学でも早くから教養課程の解体や実学志向により、歴史関係を教える専任教員になるのがかなり難しくなっています。博物館、資料館の職員も同様です。非常勤ですらなるのが困難で、なっても当然期限があります。非常に厳しい状況です。
地方の学会、研究会も会員数の減少、高齢化。そして、それらに伴う財政悪化(会費収入減、未納会費など)により、今後の運営が危ぶまれているところが多いとうかがっています。
気になるのが協力し合うというよりも、レア・ケースかもしれませんが、足の引っ張り合いをしあうことです。誰かが成功すれば、悔し紛れに誹謗中傷と罵倒を繰り返すなどです。それは失敗した人やうまくいかない人に対してもですから、虚しいものです。ストレス発散になるかもしれませんが、何ら問題の解決にならず、場合によっては人間関係を悪化させ、事態を悪くするばかりです。
毎度のことながら、みんなで協力することが重要だと思っています。足の引っ張り合いなど言語道断です。私が共著で本を出版すると、「気に入らない」と言って大騒ぎする人がいますが、共著で本を出版することにより、執筆者にいろいろとチャンスが巡ってきたら(原稿依頼や講演依頼)、それで成功だと思っています(もちろん本の売れ行きが一番重要ですが)。
ということで、協力体制を呼び掛けたいと思います。あまりメリットはありませんが、客員研究員になりたい方はぜひご連絡をください(一定の条件はあります)。詳細はこちら。
今日は、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館編『朝倉氏五代の発給文書』を紹介しましょう。
越前朝倉氏の史料に関しては、『福井県史』資料編に収録されています(ただし、同書は品切れ。ネットで閲覧できる)。また、多くの福井県内の自治体史の史料編にも収録されています。本書は、朝倉氏当主の発給文書を集成したもので、『福井県史』資料編刊行後に見つかった史料も収録されています。
近年、『戦国遺文』(東京堂出版)から史料集が刊行されていますが、自治体でも同様の動きがあります(以前紹介した宇野氏の史料集も同じ)。値段も安いので、大変ありがたいことです。
ただ、問題がないわけではありません。あくまで当主の発給文書に限定されているので、前後の事情を知るには、やはり『福井県史』資料編などで当該史料を探し出し、前後の史料を確認する必要があります。そうしないと、よく事情がわかりませんからね。私もかつて「越前国朝倉氏発給文書の「裏書」について」『皇學館論叢』253号(2010)という論文を書きました。
残念なことに、同書はすでに品切れのようです。こうした書籍が刊行されたら、一も二もなく購入することが重要です。最近は売れ残りを減らすため、部数をかなり絞っているので・・・。
さあ、今日もがんばりましょう!
追記1 昼食はきつねそば
昼食は、きつねそばでした。卵とワカメなどを入れました。
追記2 マンションに落書き
マンションの至るところに落書きがあったのでめちゃくちゃ驚いたが、よく考えると大規模修繕のためのチェックだった。さっき下の階の人に話すと、同じことを言っていた。
追記3 食べすぎだよ
テレ東の録画した番組を見た。毎度の体重180kg超えの二人のディレクターがめちゃくちゃ食べる企画。食べる量はキロ単位。とにかくすごい。焼き肉は焼いては食い、焼いては食いで口も箸も止まらない。たまご掛けご飯は、丼鉢に5・6個の卵を入れて食べる。卵でご飯も液体状になってしまったので、食べるというより飲む。そこに味噌汁をかけるので、もう飲み物だ。卵に醤油をたっぷりかけていたが、高血圧は大丈夫なのか? また糖尿病は大丈夫なのか? 毎日の食費はどうなっているのだろうか? 疑問ばかりだ。オレなら死んじゃうなと・・・。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
ここ数日来、いろいろな人と話をしておりました。今や歴史研究などを取り巻く環境は厳しくなっています。少子化により、中学や高校の先生になるのも難しく、大学でも早くから教養課程の解体や実学志向により、歴史関係を教える専任教員になるのがかなり難しくなっています。博物館、資料館の職員も同様です。非常勤ですらなるのが困難で、なっても当然期限があります。非常に厳しい状況です。
地方の学会、研究会も会員数の減少、高齢化。そして、それらに伴う財政悪化(会費収入減、未納会費など)により、今後の運営が危ぶまれているところが多いとうかがっています。
気になるのが協力し合うというよりも、レア・ケースかもしれませんが、足の引っ張り合いをしあうことです。誰かが成功すれば、悔し紛れに誹謗中傷と罵倒を繰り返すなどです。それは失敗した人やうまくいかない人に対してもですから、虚しいものです。ストレス発散になるかもしれませんが、何ら問題の解決にならず、場合によっては人間関係を悪化させ、事態を悪くするばかりです。
毎度のことながら、みんなで協力することが重要だと思っています。足の引っ張り合いなど言語道断です。私が共著で本を出版すると、「気に入らない」と言って大騒ぎする人がいますが、共著で本を出版することにより、執筆者にいろいろとチャンスが巡ってきたら(原稿依頼や講演依頼)、それで成功だと思っています(もちろん本の売れ行きが一番重要ですが)。
ということで、協力体制を呼び掛けたいと思います。あまりメリットはありませんが、客員研究員になりたい方はぜひご連絡をください(一定の条件はあります)。詳細はこちら。
今日は、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館編『朝倉氏五代の発給文書』を紹介しましょう。
越前朝倉氏の史料に関しては、『福井県史』資料編に収録されています(ただし、同書は品切れ。ネットで閲覧できる)。また、多くの福井県内の自治体史の史料編にも収録されています。本書は、朝倉氏当主の発給文書を集成したもので、『福井県史』資料編刊行後に見つかった史料も収録されています。
近年、『戦国遺文』(東京堂出版)から史料集が刊行されていますが、自治体でも同様の動きがあります(以前紹介した宇野氏の史料集も同じ)。値段も安いので、大変ありがたいことです。
ただ、問題がないわけではありません。あくまで当主の発給文書に限定されているので、前後の事情を知るには、やはり『福井県史』資料編などで当該史料を探し出し、前後の史料を確認する必要があります。そうしないと、よく事情がわかりませんからね。私もかつて「越前国朝倉氏発給文書の「裏書」について」『皇學館論叢』253号(2010)という論文を書きました。
残念なことに、同書はすでに品切れのようです。こうした書籍が刊行されたら、一も二もなく購入することが重要です。最近は売れ残りを減らすため、部数をかなり絞っているので・・・。
さあ、今日もがんばりましょう!
追記1 昼食はきつねそば
昼食は、きつねそばでした。卵とワカメなどを入れました。
追記2 マンションに落書き
マンションの至るところに落書きがあったのでめちゃくちゃ驚いたが、よく考えると大規模修繕のためのチェックだった。さっき下の階の人に話すと、同じことを言っていた。
追記3 食べすぎだよ
テレ東の録画した番組を見た。毎度の体重180kg超えの二人のディレクターがめちゃくちゃ食べる企画。食べる量はキロ単位。とにかくすごい。焼き肉は焼いては食い、焼いては食いで口も箸も止まらない。たまご掛けご飯は、丼鉢に5・6個の卵を入れて食べる。卵でご飯も液体状になってしまったので、食べるというより飲む。そこに味噌汁をかけるので、もう飲み物だ。卵に醤油をたっぷりかけていたが、高血圧は大丈夫なのか? また糖尿病は大丈夫なのか? 毎日の食費はどうなっているのだろうか? 疑問ばかりだ。オレなら死んじゃうなと・・・。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
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