2016年2月25日 寒いでんな+『出雲尼子氏史料集』(広瀬町教育委員会)
おはようございます。今朝も寒いですね。今日は給料日ですが、あっという間のことです。自分で自分に給料を振り込むのが、単なる個人事業と法人との違いです。
今日は、『出雲尼子氏史料集』(広瀬町教育委員会)を紹介しましょう。
毛利氏が登場する前、中国地方を席巻していたのは尼子氏でした。ただ、『島根県史』は戦前と戦後にわたって2度も刊行されたのですが、正直なところ史料編はよろしくありません。また、中世関係の史料集はいくつか出ているのですが、個別に買い集めるのが大変です。最近では『大社町史』史料編が充実しておりましたが、もはや入手は困難です。
ということで刊行されたのがこの史料集です。尼子氏の文書を網羅しており、非常に便利です。ただ、活字はワードを使って作成したのか、ちょっと不細工なところがあります。おそらく地元の印刷業者に落札させたことと(あまり技術力がない)、ワードの原稿をそのまま使用したのが原因でしょう。
朝倉氏の史料集のところでも申しましたが、これだけでは不足しており、前後の状況を知るには、もとの史料集に当たる必要があります。また、近年では『萩藩譜録』に大量の未翻刻の尼子氏関係史料があるとの指摘があります。こうして尼子氏の研究がさらに進むことを期待したいところです。
同書は残念なことに、もはや品切れのようです。古書店に出るのを辛抱強く待つか、図書館で閲覧してください。
追記1 昼食は親子丼
昼食は特製親子丼です。自分で作ると安いものです。味は薄いと思います。高血圧なので。
追記2 ツイッターとフェイスブックは不評?
ツイッターとフェイスブックは単なる情報発信に徹し、無用なトラブルを避けるため、いらんこと(おもしろいこと、刺激的なこと)は一切書いていません。だから不評なのかなあ? 可能だったら見てください。フォローも大歓迎です。こちらとこちら。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
今日は、『出雲尼子氏史料集』(広瀬町教育委員会)を紹介しましょう。
毛利氏が登場する前、中国地方を席巻していたのは尼子氏でした。ただ、『島根県史』は戦前と戦後にわたって2度も刊行されたのですが、正直なところ史料編はよろしくありません。また、中世関係の史料集はいくつか出ているのですが、個別に買い集めるのが大変です。最近では『大社町史』史料編が充実しておりましたが、もはや入手は困難です。
ということで刊行されたのがこの史料集です。尼子氏の文書を網羅しており、非常に便利です。ただ、活字はワードを使って作成したのか、ちょっと不細工なところがあります。おそらく地元の印刷業者に落札させたことと(あまり技術力がない)、ワードの原稿をそのまま使用したのが原因でしょう。
朝倉氏の史料集のところでも申しましたが、これだけでは不足しており、前後の状況を知るには、もとの史料集に当たる必要があります。また、近年では『萩藩譜録』に大量の未翻刻の尼子氏関係史料があるとの指摘があります。こうして尼子氏の研究がさらに進むことを期待したいところです。
同書は残念なことに、もはや品切れのようです。古書店に出るのを辛抱強く待つか、図書館で閲覧してください。
追記1 昼食は親子丼
昼食は特製親子丼です。自分で作ると安いものです。味は薄いと思います。高血圧なので。
追記2 ツイッターとフェイスブックは不評?
ツイッターとフェイスブックは単なる情報発信に徹し、無用なトラブルを避けるため、いらんこと(おもしろいこと、刺激的なこと)は一切書いていません。だから不評なのかなあ? 可能だったら見てください。フォローも大歓迎です。こちらとこちら。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
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