2016年3月6・7日 やはり大河ドラマ「真田丸」は辛口+高坂好『中世播磨と赤松氏』臨川書店
遅ようございます。昨日と今日の午前中はバタバタしておりまして、書く機会を逸してしまいました。ということで、午後になりました。何卒お許しくださいませ。
昨日も今朝も非常に暖かく、驚くばかりです。昨日は、某研究会に出席しておりました。若い人の発表も拝聴いたしました。繰り返しになりますが、私は人に追い越されるばかりで、逆に追い越すことはありません。これも世のならいですが、できるだけ抜かされないように努力する所存です。抜く努力は難しいですが。
昨日は大河ドラマ「真田丸」の放映日でした。楽しみにしている方も多いでしょう。本日、同ドラマの批評を書きあげ、洋泉社様に送信いたしました。結論からいうと、辛口です。詳細な理由は「批評」に譲りますが、今一つ見応えがありません。クリアしなくてはならない課題があるように思っています。心なしか、視聴率も右肩下がりです・・・。
今日は、高坂好『中世播磨と赤松氏』臨川書店を紹介しましょう。
同書は、中世播磨史と赤松氏研究で名高い高坂好先生の遺構集です。収録された論文は、表題の赤松氏に関するもので、かつて『兵庫史学』などに執筆されたものです。レジュメなどの配布資料なども収録されています。
1960~1970年代の赤松氏研究は、主に高坂先生と水野恭一郎先生がリードしていました。また、岸田裕之氏の画期的な研究も公表されています。共通していることは、軍記物語などの二次史料を極力排し、一次史料に基づき執筆していることです。これは特筆すべきことではなく、歴史研究の常識と言えましょう。それゆえ、特に嘉吉の乱の記述などは、高坂先生の一連の論文によって明らかにされたことが多いといえます。
残念ながら同書は品切れ・絶版で、入手しがたい本です。図書館や古書店で探すしか手がないようです。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
昨日も今朝も非常に暖かく、驚くばかりです。昨日は、某研究会に出席しておりました。若い人の発表も拝聴いたしました。繰り返しになりますが、私は人に追い越されるばかりで、逆に追い越すことはありません。これも世のならいですが、できるだけ抜かされないように努力する所存です。抜く努力は難しいですが。
昨日は大河ドラマ「真田丸」の放映日でした。楽しみにしている方も多いでしょう。本日、同ドラマの批評を書きあげ、洋泉社様に送信いたしました。結論からいうと、辛口です。詳細な理由は「批評」に譲りますが、今一つ見応えがありません。クリアしなくてはならない課題があるように思っています。心なしか、視聴率も右肩下がりです・・・。
今日は、高坂好『中世播磨と赤松氏』臨川書店を紹介しましょう。
同書は、中世播磨史と赤松氏研究で名高い高坂好先生の遺構集です。収録された論文は、表題の赤松氏に関するもので、かつて『兵庫史学』などに執筆されたものです。レジュメなどの配布資料なども収録されています。
1960~1970年代の赤松氏研究は、主に高坂先生と水野恭一郎先生がリードしていました。また、岸田裕之氏の画期的な研究も公表されています。共通していることは、軍記物語などの二次史料を極力排し、一次史料に基づき執筆していることです。これは特筆すべきことではなく、歴史研究の常識と言えましょう。それゆえ、特に嘉吉の乱の記述などは、高坂先生の一連の論文によって明らかにされたことが多いといえます。
残念ながら同書は品切れ・絶版で、入手しがたい本です。図書館や古書店で探すしか手がないようです。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
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