2016年3月10日 政務調査活動費、診療報酬+名古屋市立博物館編『豊臣秀吉文書集』吉川弘文館
おはようございます。雨こそやみましたが、また冬に逆戻りですね。春が恋しいものです。
それにしても、連日の政務調査活動費の疑惑には驚かされます。
一つ目は、1年のうち270日を車で各地を訪問し、年間走行距離が約6万キロという地方議員がいました。1日に200km以上走行している計算になるそうです。長距離トラックやバスの運転手も真っ青です。オンブズマンの人が調べて明らかになったのですが、調べないことには誰も指摘できないので、誠に恐ろしいことです。この議員はテレビの取材から逃げ回っていたので、やましいところがあったように思います。
二つ目は、大学院の学費を政務調査活動費で賄っていた二人の議員です。今、係争中とのことですが、常識で考えると、一般企業とは違うので、なんでそんなことが許されるのかと疑問に思えます。行方を見守りましょう。
それにしてももっと驚くのは、診療報酬の疑惑です。容疑者は1日で900万円をホストクラブで使ったこともあるとの報道でしたが、経営していたクリニックは閉鎖していたようです。やはり、身の丈に合った生活が重要ですね。われわれが支払っている保険料が適正に使われないのは、誠に残念な話です。
今日は、名古屋市立博物館編『豊臣秀吉文書集』吉川弘文館を紹介しましょう。
周知のとおり、織田信長、徳川家康については、史料集が刊行されています。しかし、3人の「天下人」の一人である豊臣秀吉は未だ史料集がなく、文書の発給目録などがあったにすぎません。それも入手が困難なものでした。この度、秀吉個人の文書集が刊行されたことは、誠に喜ばしいことです。
現在まで2巻刊行されていますが、誠に今日深い史料が多く、私個人としては播磨を中心にした西国関係に強い関心を持っています。未見のものもございました。大変ありがたいことです。
やはり著名人の史料集なので、1冊8,000円(税別)と破格の値段です。近年、史料集は2万円近くするものも珍しくないので、「安い」と言えるかもしれません(本音は高いと思いますが、ほかとの比較として)。
いかに安く、ある程度部数を刷ったとはいえ、こうした史料集は品切れになるのが早いです。早めに買いましょう。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
それにしても、連日の政務調査活動費の疑惑には驚かされます。
一つ目は、1年のうち270日を車で各地を訪問し、年間走行距離が約6万キロという地方議員がいました。1日に200km以上走行している計算になるそうです。長距離トラックやバスの運転手も真っ青です。オンブズマンの人が調べて明らかになったのですが、調べないことには誰も指摘できないので、誠に恐ろしいことです。この議員はテレビの取材から逃げ回っていたので、やましいところがあったように思います。
二つ目は、大学院の学費を政務調査活動費で賄っていた二人の議員です。今、係争中とのことですが、常識で考えると、一般企業とは違うので、なんでそんなことが許されるのかと疑問に思えます。行方を見守りましょう。
それにしてももっと驚くのは、診療報酬の疑惑です。容疑者は1日で900万円をホストクラブで使ったこともあるとの報道でしたが、経営していたクリニックは閉鎖していたようです。やはり、身の丈に合った生活が重要ですね。われわれが支払っている保険料が適正に使われないのは、誠に残念な話です。
今日は、名古屋市立博物館編『豊臣秀吉文書集』吉川弘文館を紹介しましょう。
周知のとおり、織田信長、徳川家康については、史料集が刊行されています。しかし、3人の「天下人」の一人である豊臣秀吉は未だ史料集がなく、文書の発給目録などがあったにすぎません。それも入手が困難なものでした。この度、秀吉個人の文書集が刊行されたことは、誠に喜ばしいことです。
現在まで2巻刊行されていますが、誠に今日深い史料が多く、私個人としては播磨を中心にした西国関係に強い関心を持っています。未見のものもございました。大変ありがたいことです。
やはり著名人の史料集なので、1冊8,000円(税別)と破格の値段です。近年、史料集は2万円近くするものも珍しくないので、「安い」と言えるかもしれません(本音は高いと思いますが、ほかとの比較として)。
いかに安く、ある程度部数を刷ったとはいえ、こうした史料集は品切れになるのが早いです。早めに買いましょう。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
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