2016年3月18日 失言、言論封鎖+兵庫県立歴史博物館編刊『古文書が語る播磨の中世』

 おはようございます。今朝も暖かいですね。良い天気です。午後から少しだけ出掛けまする。

 それにしても、連日の失言に呆れます。言いたいことは理解できなくもないのですが、言い方に気を付けなくてはなりません。政治家などはマスコミなどから注視されているので、「言葉尻をとらえられた」などと釈明する前に、自分の発言内容を第三者に見てもらうなどの注意が必要かと思います。

 言うまでもないですが、今や性差別やハラスメントがすぐに問題になります。昔はその点がおおらか(というか、意識がなかった)な時代もあったのですが、今やデリケートな問題です。また、最近プライバシーやは個人情報の問題なども相俟って、注意すべきことがあると思います。たぶん、そのうち日常会話なども成り立たなくなるのでしょうね。

 たとえば、「名前は? 生まれは?」などと聞いても、「個人情報ですから教えられません」とか。研究会でも「何を研究しているの?」と尋ねても、「それはプライバシーですから」とか。下手をすれば、「この史料の出典は?」と質問しても、「これは機密情報ですからお答えできません」てな具合になるかもしれません。

 いずれにしても、相手を奮起させようと投げかけた乱暴な言葉が「パワハラ」になり、場を和ませようと「恋人は?」などと聞くと、「セクハラ」になる時代ですので、注意しましょう。まあ、そうした意識を持つことですな。

 今日は、兵庫県立歴史博物館編刊『古文書が語る播磨の中世』を紹介しましょう。

 播磨地方の古文書については、『兵庫県史』史料編に活字化がなされ、非常に便利になりました。ただ、古文書の写真については、紙数の関係もあり、関東に少し載っているだけです。これは、しょうがないことです・・・。もちろん、史料所蔵機関に行けば、写真、影写本など閲覧することはできますがね。

 本書はかつて兵庫県立歴史博物館で展示された同名の企画の図録です。実際、私も姫路まで足を運んで観覧しましたが、今思っても壮観で、こんな企画は今後は難しいように思いました。一点、一点が鮮明な写真によって再現されています。今は赤松関係の文書の写真なども随分手に入れましたが、当時は宝物でございました。

 担当されたのは、現在大手前大学で教授を務める小林基伸先生で、現在、もっとも兵庫県の中世史に通じておられます。ついでに申しますと、赤松氏研究の第一人者といえば、小林先生、野田泰三先生、依藤保先生が「ビッグ・スリー」で、私はずっと後ろを走る補欠ランナーみたいなものです。

 残念ながら、本書は品切れのようです。図書館で閲覧するか、古書店でご購入ください。

 さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。

■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New

   渡邊大門著

   ○本書の構成○

     はじめに
     序  章 若者が活躍した幕末・維新
     第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
     第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
     第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
     第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
     第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
     第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
     終  章 幕末・維新期の若者に学ぶ
     主要参考文献
     おわりに

     B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)

     ※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。


【本書の内容】
 あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。

【購入方法】
 代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。


【振込方法①/銀行振込】
  銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
  口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ

  ※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。

【振込方法②/振替口座】
  口座記号番号:00150-9-587410
  口座名称:株式会社歴史と文化の研究所

※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

bakumatsu hyoushi - コピー_01

 何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secre

Re: 図録

仰せのとおりです。

図録

赤松について明確に考察した論文がついていた記憶があります。
プロフィール

渡邊大門(わたなべ だいもん)

  • Author:渡邊大門(わたなべ だいもん)
  • 1990年3月関西学院大学文学部史学科卒業
    2008年3月佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
    E-Mail:watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■=@)
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
QRコード
QRコード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
216位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史
41位
アクセスランキングを見る>>
リンク
ブログ内検索
RSSフィード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新の記事
無料カウンター