2016年3月25日 奨学金問題+『東浅井郡志』第4巻
おはようございます。今日はいい天気ですが、相変わらず気温は低く、月曜日まではやや寒い天気が続くようですね。今日はうれしいことに給料日です。
ここ数日、奨学金の返済方法のことが話題になっています。ご承知のとおり、日本学生機構の奨学金は給付ではなく、貸与です。借りたら返さないといけません。学部だけでは260万円くらいが平均らしいですが、もっと借りることも可能です。学部から大学院博士後期課程まで借りると、1000万円以上になることも珍しくありません。
問題は卒業(中退、修了)後です。中には借りたのではなく、もらったのだと思っている人もいます。職がないと返すのが大変です。あっても給与によっては、やはり大変です。奨学金の返済が大変なので、結婚をあきらめる人がいるとも聞きます。何のための奨学金かわかりませんね。
返さないと大変なことになります。延滞遅延金がかなり高額です(民法の規定通り)。一括返済を求められます。本人が払えないと、保証人(たいていが親)のところへ行きます。下手に叔父さんや叔母さんがなっていると、そっちにいきます。それゆえ自己破産すらできない状況にあります。
大学の授業料は高いです。文系なら、月に7~8万円くらい払っているのでしょう。下宿している人は、さらに家賃や食費が重くのしかかります。教職員の待遇がかなりいい大学もあります。節約にも限界があります。
どうすればいいのでしょうか。分野にもよるのですが、普通の文系大学なら、通信制の大学を勧めます。ただ、勉強は一人でするので大変ですが。3年次で通学制の大学に編入学すればよいのです。多少単位の面で不利な面もありますが、お金の節約になります。おカネのない人は、真剣に考える価値があります。
今日は、『東浅井郡志』第4巻を紹介しましょう。
滋賀県と言えば中世文書の宝庫のような印象がありますが、『滋賀県史』史料編のようなまとまった史料集はありません。『菅浦文書』や『今堀日吉神社文書集成』のように単体で刊行されていますが、特に前者は7~8万円ほどするので、よほど金銭に余裕がないと購入が難しいです。また、県下の市町村史も史料編がないところが多いです。
『東浅井郡志』は約100年前に刊行された地方誌ですが、未だに本文編、史料編とも高く評価がなされています。浅井氏や六角氏の研究では、今でも使われている史料集です(六角氏については史料集が出た)。ただ、こちらも入手困難な史料集で、もはや古書でしか購入することができません。
戎光祥出版から第4巻だけ出ており、新古書で格安で買いました(今も売っているか不明)。1~3巻まではかつての勤務先で1冊100円で買いました。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
ここ数日、奨学金の返済方法のことが話題になっています。ご承知のとおり、日本学生機構の奨学金は給付ではなく、貸与です。借りたら返さないといけません。学部だけでは260万円くらいが平均らしいですが、もっと借りることも可能です。学部から大学院博士後期課程まで借りると、1000万円以上になることも珍しくありません。
問題は卒業(中退、修了)後です。中には借りたのではなく、もらったのだと思っている人もいます。職がないと返すのが大変です。あっても給与によっては、やはり大変です。奨学金の返済が大変なので、結婚をあきらめる人がいるとも聞きます。何のための奨学金かわかりませんね。
返さないと大変なことになります。延滞遅延金がかなり高額です(民法の規定通り)。一括返済を求められます。本人が払えないと、保証人(たいていが親)のところへ行きます。下手に叔父さんや叔母さんがなっていると、そっちにいきます。それゆえ自己破産すらできない状況にあります。
大学の授業料は高いです。文系なら、月に7~8万円くらい払っているのでしょう。下宿している人は、さらに家賃や食費が重くのしかかります。教職員の待遇がかなりいい大学もあります。節約にも限界があります。
どうすればいいのでしょうか。分野にもよるのですが、普通の文系大学なら、通信制の大学を勧めます。ただ、勉強は一人でするので大変ですが。3年次で通学制の大学に編入学すればよいのです。多少単位の面で不利な面もありますが、お金の節約になります。おカネのない人は、真剣に考える価値があります。
今日は、『東浅井郡志』第4巻を紹介しましょう。
滋賀県と言えば中世文書の宝庫のような印象がありますが、『滋賀県史』史料編のようなまとまった史料集はありません。『菅浦文書』や『今堀日吉神社文書集成』のように単体で刊行されていますが、特に前者は7~8万円ほどするので、よほど金銭に余裕がないと購入が難しいです。また、県下の市町村史も史料編がないところが多いです。
『東浅井郡志』は約100年前に刊行された地方誌ですが、未だに本文編、史料編とも高く評価がなされています。浅井氏や六角氏の研究では、今でも使われている史料集です(六角氏については史料集が出た)。ただ、こちらも入手困難な史料集で、もはや古書でしか購入することができません。
戎光祥出版から第4巻だけ出ており、新古書で格安で買いました(今も売っているか不明)。1~3巻まではかつての勤務先で1冊100円で買いました。
さて、連日で恐縮ですが、弊社刊行物のご案内です。
■『幕末・維新に学ぶ 英傑はいかに困難を乗り越えたか』(好評発売中!)New
渡邊大門著
○本書の構成○
はじめに
序 章 若者が活躍した幕末・維新
第一章 坂本龍馬 ―実践から学ぶ―
第二章 陸奥宗光 ―再チャレンジの成功―
第三章 大久保利通 ―信念を貫く重要さ―
第四章 河井継之助 ―抵抗勢力と既得権益の打破―
第五章 勝海舟 ―超人的な努力―
第六章 橋本左内 ―天才の悲哀―
終 章 幕末・維新期の若者に学ぶ
主要参考文献
おわりに
B6判 総ページ数・188頁 定価1,500円+税(計1,620円)
※本書は『「アラサー」が変えた幕末―時代を動かした若き志士たち―』マイコミ新書(2009)を増補・改題したものです。
【本書の内容】
あの幕末維新期の英傑は、なぜ成功したのか。教科書などでは、その生涯がごく簡単にしか取り上げられない幕末維新期の著名人たち。彼らの多くは強力なバックもなく、身分は低く無名の存在であった。そして、彼らの成功の陰には、度重なる試行錯誤と失敗があった! 本書では著名な6人の人物を取り上げ、単なる成功譚ではなく、むしろ試行錯誤と失敗に焦点を当てて叙述を試みた。政治的、経済的、社会的に混迷を深める中で、彼らはいかにして活路を見出したのだろうか。現代に生きる人の大きなヒントになる1冊です。
【購入方法】
代金1,620円を下記の口座のいずれかにお振り込みください。送料は無料です。
【振込方法①/銀行振込】
銀行口座:ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0587410
口座名義:株式会社歴史と文化の研究所 【カナ】 カ)レキシトブンカノケンキュウショ
※振り込まれましたら、送付先住所を明記してメール<watanabe.daimon■peach.plala.or.jp(■は@)>をください。
【振込方法②/振替口座】
口座記号番号:00150-9-587410
口座名称:株式会社歴史と文化の研究所
※図書館等の機関で、見積書、納品書等が必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。

何卒ご購読のほどお願い申し上げます。
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