2016年4月8日 客員研究員の赤坂恒明さんが講演をします。
客員研究員の赤坂恒明さんが講演をします。下記のとおりですが、詳細は後日発表とのことですので、こちらに注意してください。
1 西アジアにおけるモンゴル帝国 イル汗国の歴史
2016年4月8日開講 4月15日 4月22日 5月6日 5月13日 5月20日 5月27日 6月3日 6月10日 6月17日
金曜日13:00~14:30
早稲田大学8号館412教室
目標
モンゴル帝国時代におけるイラン地域を中心とする西アジア史を学ぶことにより、西アジアにおけるモンゴルの軍事・政治活動の様態とイスラーム化をめぐる諸問題、遊牧民と定住民の関係を理解することができるようになることを目標とします。
概要
本講義では、モンゴル帝国のイラン支配の歴史を概観します。西アジアのモンゴル政権、イル汗国は、モンゴル帝国を構成した他の諸政権とは異なる過程のもとに成立し、複雑な内部構造を持っておりましたが、これが大モンゴル帝国の国家構造そのものと密接に関わっていたことを明らかにします。また、モンゴルはイスラームの歴史・文化にも大きな影響を与えました。これら、イランを中心とする西アジアにおけるモンゴルの諸活動を、世界史の中に位置付けることを試みます。
2 トルコ系諸民族の歴史と文化 ユーラシア史を動かした人々とその末裔たち
2016年9月28日開講 全10回
水曜日10:40~12:10
早稲田大学8号館412教室
目標
ユーラシアに広く分布するトルコ系諸民族(テュルク)── トルコ、アゼルバイジャン、トルクメン、ウズベク、ウイグル、カザフ、キルギス、タタール、トゥバ、サハ等 ── の歴史と文化を、全体的に把握して理解できるようになること。また、世界史上におけるテュルクの活動の歴史的意義を知ること。
概要
トルコ系諸民族(テュルク)はトルコ共和国の他、イラン、コーカサス、中央アジア、ヴォルガ=ウラル地域、シベリア等に分布しておりますが、過去にはモンゴル、インド、エジプト、東欧でも活躍し、世界史に大きな影響を与えました。本講義ではテュルクの歴史・文化に関する基礎事項を取り上げますが、その過程で、実はテュルクである著名人、例えば外人タレント第一号ロイ・ジェームス、テニス選手サフィン、サフィナ兄妹、ボクシング世界王者勇利アルバチャコフ氏(現ロシア連邦ケメロヴォ州議会議員)等についても適宜紹介したいと思います。
3 チンギス・ハン伝の虚と実
2016年12月17日(土)14~16時
埼玉県蕨市「わらび学びあいカレッジ」
概要
父を失った少年テムジン(のちのチンギス・ハン)が艱難辛苦の末、モンゴル高原を統一したという物語は、井上靖の小説『蒼き狼』の題材にもなり、世に広く知られております。しかし、原典史料の比較・検討から明らかにされたチンギス・ハンの前半生に関する史実は、従来の通説的な叙述とは大きく異なります。本講座では、モンゴル帝国の建国をめぐる諸問題を史料に則して分かりやすく説明し、歴史研究の面白さをお伝えしたいと思っております。
1 西アジアにおけるモンゴル帝国 イル汗国の歴史
2016年4月8日開講 4月15日 4月22日 5月6日 5月13日 5月20日 5月27日 6月3日 6月10日 6月17日
金曜日13:00~14:30
早稲田大学8号館412教室
目標
モンゴル帝国時代におけるイラン地域を中心とする西アジア史を学ぶことにより、西アジアにおけるモンゴルの軍事・政治活動の様態とイスラーム化をめぐる諸問題、遊牧民と定住民の関係を理解することができるようになることを目標とします。
概要
本講義では、モンゴル帝国のイラン支配の歴史を概観します。西アジアのモンゴル政権、イル汗国は、モンゴル帝国を構成した他の諸政権とは異なる過程のもとに成立し、複雑な内部構造を持っておりましたが、これが大モンゴル帝国の国家構造そのものと密接に関わっていたことを明らかにします。また、モンゴルはイスラームの歴史・文化にも大きな影響を与えました。これら、イランを中心とする西アジアにおけるモンゴルの諸活動を、世界史の中に位置付けることを試みます。
2 トルコ系諸民族の歴史と文化 ユーラシア史を動かした人々とその末裔たち
2016年9月28日開講 全10回
水曜日10:40~12:10
早稲田大学8号館412教室
目標
ユーラシアに広く分布するトルコ系諸民族(テュルク)── トルコ、アゼルバイジャン、トルクメン、ウズベク、ウイグル、カザフ、キルギス、タタール、トゥバ、サハ等 ── の歴史と文化を、全体的に把握して理解できるようになること。また、世界史上におけるテュルクの活動の歴史的意義を知ること。
概要
トルコ系諸民族(テュルク)はトルコ共和国の他、イラン、コーカサス、中央アジア、ヴォルガ=ウラル地域、シベリア等に分布しておりますが、過去にはモンゴル、インド、エジプト、東欧でも活躍し、世界史に大きな影響を与えました。本講義ではテュルクの歴史・文化に関する基礎事項を取り上げますが、その過程で、実はテュルクである著名人、例えば外人タレント第一号ロイ・ジェームス、テニス選手サフィン、サフィナ兄妹、ボクシング世界王者勇利アルバチャコフ氏(現ロシア連邦ケメロヴォ州議会議員)等についても適宜紹介したいと思います。
3 チンギス・ハン伝の虚と実
2016年12月17日(土)14~16時
埼玉県蕨市「わらび学びあいカレッジ」
概要
父を失った少年テムジン(のちのチンギス・ハン)が艱難辛苦の末、モンゴル高原を統一したという物語は、井上靖の小説『蒼き狼』の題材にもなり、世に広く知られております。しかし、原典史料の比較・検討から明らかにされたチンギス・ハンの前半生に関する史実は、従来の通説的な叙述とは大きく異なります。本講座では、モンゴル帝国の建国をめぐる諸問題を史料に則して分かりやすく説明し、歴史研究の面白さをお伝えしたいと思っております。
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